「AirPodsを購入したが保証は必要？」、「AppleCare+のサービス内容がよく分からない」
AirPodsシリーズのイヤホンには、購入後１年間のハードウエア保証と90日間のテクニカルサポートがついてきます。
そのため、通常利用の範囲内の故障であれば１年間保証を受けられます。
ただし、紛失や落下による故障などは保証適応外になるため、注意が必要です。
この記事では、アップルケアの保証内容の解説と、どんな人にアップルケアがおすすめなのかを解説しています。
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こんな方には「AppleCare+」がおすすめ
筆者は、家電量販電のオーディオコーナーに勤務していることもあり、お客様からイヤホンの悩みを多く聞いてきました。
AirPodsに関しても紛失や故障などについて相談を受けることがあり、そういった経験から「AppleCare+」への加入をおすすめしたい方についてまとめました。
- 今までにイヤホンを無くしたことのある方
- 毎日使用したり、長時間使用する方
- ストラップやカラビナが付いた収納ケースを併用しない方
- 今までに洗濯機でイヤホンを洗ったことがある方
- 一週間に数回しか使用しない方
- イヤホン使用後は、しっかりと充電ケースに収納する方
AppleCare+は紛失にも対応している
AppleCare+の保証内容は？
AppleCare+の保証内容は以下のようになっております。
- メーカー保証が２年間有効になる
- 落下などの衝撃を与えてしまった故障でも適応される
- 紛失してしまっても安価で新品が購入できる
- バッテリーが消耗しても交換が可能
- エクスプレス交換が使えるのでイヤホンが使えない期間を最小限にできる
それぞれの保証内容について詳しく解説していきます。
AirPodsを紛失・水没しまった場合の修理費用
AirPodsは、ワイヤレスイヤホンの中でもコンパクトで軽量なイヤホンです。
ズボンに入れっぱなしにして洗濯をしてしまったり、どこかに置き忘れることもあります。
そんな時に「AppleCare+」に加入している場合とそうでない時の修理費用について比較してみました。
| モデル | 保証対象 | AppleCare+未加入 | AppleCare+加入 |
|---|---|---|---|
| AirPods | イヤホン本体 | 9,000～10,800円 | 3,700円 |
| 充電ケース | |||
| AirPods Pro | イヤホン本体 | 14,400円 | |
| 充電ケース |
「AppleCare+」に入っていると、3,700円を支払うことで新品に交換が可能です。
しかも、保証対象の２年間であれば回数を気にすることなく新品への交換が可能になっています。
紛失や水没を繰り返している方をよく見かける
左が水没したAirPods pro第１世代。
— Pal (@Pal9k) October 15, 2023
右が本日お迎えしたAirpods Pro第２世代。
見た目はほぼおんなじ。
空間オーディオとノイズキャンセリングが強化されて、あと単体で音量調整できるようになったのが便利なところ。
でもまぁ、ぱっと見、おんなじ。 pic.twitter.com/GSOQ6LvBek
三日前に水没させたairpods proを完全放置で乾かしているんだが、そろそろ良かろうという事でケースに戻して動作確認したいけど、もし動かなくなっていた時が怖すぎて確認する勇気すら湧かないヘタレが俺
— どんぐり (@Donguriko2828) October 9, 2023
三日前に水没させたairpods proを完全放置で乾かしているんだが、そろそろ良かろうという事でケースに戻して動作確認したいけど、もし動かなくなっていた時が怖すぎて確認する勇気すら湧かないヘタレが俺
— どんぐり (@Donguriko2828) October 9, 2023
万が一、AirPodsを水没させてしまったときは、絶対に通電をしてはいけません。
水没や紛失時の対処法について過去の記事でまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
バッテリーの交換は無償で行ってくれる
「AppleCare+」に入っていれば、バッテリーが消耗してきても無償で交換してくれます。
バッテリー消耗の基準は、最大容量が本来の80％を下回った場合です。
iPhoneなどのデバイスから容量の確認はできないので、使用時間を計って計算するしかありません。
| モデル | 対象 | 最大再生時間 |
|---|---|---|
| AirPods（第3世代） | 本体 | 6時間 |
| ケース | 30時間 | |
| AirPods（第2世代） | 本体 | 5時間 |
| ケース | 24時間 | |
| AirPods Pro（第1世代） | 本体 | 4.5時間 |
| ケース | 24時間 | |
| AirPods Pro（第2世代） | 本体 | 6時間 |
| ケース | 30時間 |
イヤホンは日常的に使うアイテムなので、使用時間が減ってきたら感覚的にわかります。
そういったタイミングで上記の時間と比較して、バッテリーの消耗具合を確認してみてください。
イヤホンの使用頻度が高いとバッテリーの消耗も速いので、ガンガン使いたいなら「AppleCare+」に入っている方がお得
ちなみに、ワイヤレスイヤホンの寿命は２～３年程度と言われています。バッテリーを長持ちさせる方法や使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
AppleCare+の費用は？
「AppleCare+」に加入することで安心してAirPodsを使うことはできますが、保証の加入費用が高額であれば入会する意味が薄れてきます。
AirPodsシリーズの「AppleCare+」加入費用は、4,600円となっています。※AirPods Maxは7,800円
そのため、紛失や水没してしまった場合は、総額8,300円（AppleCare+:4,600円+交換費用:3,700円）で新品のイヤホンに交換できます。
「AirPods Pro」の場合は、「AppleCare+」未加入なら同じ交換でも14,400円も支払う必要があります。
「AppleCare+」のコスパは高い
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。