1万円以下で購入できるワイヤレスイヤホンを探しているものの、音質やノイズキャンセリング性能に妥協したくない方は多いのではないでしょうか。
Soundcore P42iは、Ankerの人気モデル「Soundcore P40i」の後継として登場した完全ワイヤレスイヤホンです。
実際に使ってみると、力強い低音を残しながらボーカルが聞き取りやすくなり、ノイズキャンセリングや装着感も前モデルから改善されていました。
本記事では、Soundcore P42iを自費で購入し、iPhone 17と組み合わせて1週間使用した感想を簡潔に紹介します。
音質の詳しい評価やノイズキャンセリングの検証結果、P40iとの細かな違いについては、以下のnoteで詳しく紹介しています。
Soundcore P42iを実際に使った結論

Soundcore P42iを1週間使って感じたのは、音質・ノイズキャンセリング・装着感のバランスがよく、1万円以下では完成度の高いイヤホンだということです。
Ankerらしい力強い低音を楽しめる一方で、P40iよりもボーカルが埋もれにくく、全体のバランスが整っています。
さらに、イヤホン本体の小型化や装着検出機能の追加など、毎日の使いやすさに関わる部分も改善されました。
- 迫力のある低音を楽しめる
- ボーカルが低音に埋もれにくい
- 電車の走行音をしっかり軽減できる
- 小型・軽量で装着しやすい
- 専用アプリの機能が充実している
- P40iのスマホスタンド機能が廃止された
- 外音取り込みは上位モデルほど自然ではない
- iPhoneではLDACを利用できない

1万円以下で選ぶなら、かなりバランスのよいイヤホンだよ
Soundcore P42iの検証条件

今回はメーカーから製品提供を受けるのではなく、Soundcore P42iを自費で購入しました。
- 使用期間:1週間
- 使用端末:iPhone 17
- 使用場所:室内、通勤電車、駅構内、繁華街
- 主な用途:音楽、動画、移動中の使用
静かな室内だけでなく、電車や駅構内など、イヤホンの性能差が分かりやすい環境でも試しています。
なお、iPhone 17はLDACに対応していないため、今回はAAC接続で音質を確認しました。
迫力と聞きやすさを両立した音質

Soundcore P42iの音質は、低音と高音を少し強調した「弱ドンシャリ」です。
11mmのダイナミックドライバーを搭載しており、キックやベースにはしっかりとした力強さがあります。
低音は深いところまで沈み込みますが、輪郭がぼやけにくく、音楽をテンポよく楽しめるサウンドです。
特に、次のようなジャンルとの相性が良好でした。
- EDM
- ヒップホップ
- ロック
- J-POP
P40iは低音の強さが魅力である一方、楽曲によっては歌声が少し遠く感じられることがありました。
P42iでは中音域のバランスが見直され、ボーカルが低音に埋もれにくくなっています。
高音も適度に明るく、シンバルや弦楽器の音を確認しやすい印象です。耳に刺さるような刺激も強くありません。

低音の迫力だけでなく、歌声も聞き取りやすくなったよ
iPhoneでも音質を十分に楽しめる
Soundcore P42iは、高音質コーデックのLDACに対応しています。
ただし、iPhoneはLDACに対応していないため、iPhone 17との接続ではAACを使用します。
実際にAACで聴いても、P42iの力強い低音と聞き取りやすいボーカルは十分に楽しめました。
iPhoneでLDACを利用できないからといって、P42iの魅力が大きく損なわれるわけではありません。
電車で効果を感じたノイズキャンセリング

Soundcore P42iは、周囲の環境やイヤホンの装着状態に合わせて効果を調整する「ウルトラノイズキャンセリング 3.5」に対応しています。
通勤電車で使用すると、車両が走行するときの低く響く音がしっかりと軽減されました。
周囲の騒音が小さくなるため、音量を必要以上に上げなくても音楽や動画を楽しめます。
室内では、エアコンのように一定して続く音に対して効果を感じやすく、自宅で作業へ集中したいときにも役立ちました。
人の声やアナウンスはある程度聞こえる
ノイズキャンセリングを使っても、周囲の音が完全に聞こえなくなるわけではありません。
電車の走行音やエアコンの音には強い一方で、人の話し声や駅のアナウンスはある程度残ります。
これはP42iだけの欠点ではなく、ノイズキャンセリングイヤホン全般に見られる特徴です。
周囲の騒音を完全に消す機能ではなく、気になる環境音を抑えて音楽へ集中しやすくする機能と考えれば、十分に実用的です。
小型・軽量で長時間使いやすい

Soundcore P42iは、イヤホンから軸が伸びたスティック型を採用しています。
イヤホン本体はP40iよりも約14%小型化され、片耳の重さも約4.4gに抑えられています。
実際に装着してみると耳へ収まりやすく、P40iよりも圧迫感が少なくなりました。
通勤電車や室内で長時間使用しても、イヤホンの重さはそれほど気になりません。
イヤーチップはXXS・XS・S・M・Lの5サイズが付属しています。一般的なイヤーチップでは大きいと感じる方も、自分の耳に合うサイズを見つけやすいでしょう。
イヤーチップが耳に合っていないと、装着感だけでなく、低音やノイズキャンセリングの効果も弱くなります。購入後は複数のサイズを試してみましょう。
装着検出機能が追加された
P42iには、P40iにはなかった装着検出機能が搭載されています。
イヤホンを耳から外すと音楽が自動的に停止し、再び装着すると再生されます。
店舗で店員から話しかけられたときや、駅でアナウンスを確認したいときにも便利でした。
専用アプリで自分好みに調整できる
Soundcore P42iは、無料のSoundcoreアプリに対応しています。
アプリで利用できる主な機能は、次のとおりです。
- ノイズキャンセリングの切り替え
- 外音取り込みの設定
- イコライザーの変更
- HearIDによる音質調整
- タッチ操作の割り当て
- 装着検出の設定
- マルチポイント接続の設定
- ファームウェアの更新
- イヤホンを探す機能
初期設定の低音が強いと感じる場合は、イコライザーを使って低音を抑えられます。
反対に、ボーカルをさらに強調するような調整も可能です。
イヤホン本体のタッチ操作には、再生・停止、曲送り、音量調整、ノイズキャンセリングの切り替えなどを割り当てられます。
購入後は初期設定のまま使うのではなく、自分が操作しやすい割り当てへ変更するのがおすすめです。
P40iから買い替える価値はある?
Soundcore P42iは、P40iの力強い音を引き継ぎながら、音のバランスや装着感を改善したモデルです。
主な違いは、次のとおりです。
- P42iはLDACに対応
- P42iはイヤホン本体が約14%小型化
- P42iは装着検出機能に対応
- P42iはボーカルが低音に埋もれにくい
- P42iはノイズキャンセリング性能が向上
- P42iは外音取り込みが自然になった
- P40iにあったスマホスタンド機能は廃止
P40iの音質や装着感に不満がなく、充電ケースのスマホスタンド機能を頻繁に使っている方は、急いで買い替える必要はありません。
一方、P40iの低音は気に入っているものの、ボーカルの聞き取りやすさや装着感を改善したい方には、P42iへの買い替えを検討する価値があります。
Soundcore P42iはどんな人におすすめ?
Soundcore P42iをおすすめできる人と、おすすめしにくい人をまとめました。
- 1万円以下で多機能なイヤホンを探している人
- 迫力のある低音を楽しみたい人
- 通勤や通学でノイズキャンセリングを使いたい人
- 小型で装着しやすいイヤホンを探している人
- アプリで音質や操作方法を変更したい人
- P40iのスマホスタンド機能を重視する人
- 外音取り込みの自然さを最優先する人
- 音の細かな表現力や解像感を最優先する人
まとめ|P42iは1万円以下でバランスのよいイヤホン
Soundcore P42iは、音質、ノイズキャンセリング、装着感、アプリ機能のバランスが取れたワイヤレスイヤホンです。
特に魅力に感じたのは、次の4点です。
- 力強さと聞きやすさを両立した音質
- 電車の走行音に効果的なノイズキャンセリング
- 小型・軽量で長時間使いやすい装着感
- 音質や操作方法を変更できる専用アプリ
高価格帯のイヤホンに迫るほどの解像感や外音取り込み性能ではありませんが、1万円以下のモデルとして大きな弱点は見当たりません。
予算を抑えながら、普段使いに必要な機能がそろったイヤホンを選びたい方には、Soundcore P42iがおすすめです。
本記事ではP42iの特徴を簡潔に紹介しました。
音質の詳細やマイクテスト、P40iとの違いについては、noteの実機レビューで詳しく紹介しています。
















家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。