「優秀なノイキャンを搭載したイヤホンをお手頃な価格で手に入れたい」
ワイヤレスイヤホンで次々とヒット商品を生み出しているAnkerから、コスパに優れた最強モデル「Soundcore P40i」が発売されました。
販売価格は7,990円ですが、キャンペーン期間中なら20％のポイント還元が受けられるので、実質６千円台で「Soundcore P40i」を購入できます。
キャンペーンは、Anker公式サイトないしAmazonで行われているので、気になる方は早めにチェックしてみて下さい。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Soundcore P40i」の解説しています。
Anker「Soundcore P40i」の特徴は？
「Soundcore P40i」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 重低音が楽しめるパワフルサウンド
- 安定した装着感で耳の小さな方にもフィット
- 優秀なノイズキャンセリング機能
- ２台同時に接続できるマルチポイントに対応していて便利に使える
- 自動着脱検知機能が搭載されていない
- 外音取込機能がいまいち
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Anker「Soundcore P40i」のレビュー
「Soundcore P40i」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
Soundcore P40iの外観と使い方
最近流行っている環境に配慮したパッケージを採用していますが、届いた時には凹みや汚れはなくとてもきれいな状態。
イヤホン以外の同梱物は、保証書・説明書・充電用ケーブル（Type-C）・交換用イヤーピースが入っていました。
イヤーピースは、XS・S・M・L・XLとサイズ別に５種類用意されており、耳穴の大きさや装着感に合わせて選択することが可能。
Mサイズのイヤーピースは初めからイヤホンに付いている
イヤホンを取り出してみると、思っていたよりもコンパクトで、手のひらにすっぽりと収まるサイズ感。
充電ケースのサイズは、5.8×5.3×3.0cmの正方形に近い形で、厚みも少ないのでポケットに入れても邪魔になりにくい。
ケースの表面はサラッとしており指紋も付きにくい
充電ケースを開けるとイヤホンが登場、イヤホンのステム部分が掴みやすいので取り出しやすく、装着もスムーズに行えました。
また、充電ケースの前面にはLEDライトが配置されており、光り方でバッテリー残量を教えてくれます。
LEDランプが短くなってきたり赤色に光ったら充電のサイン
この充電器には赤丸部分のように立ち上げる部品が付いており、充電ケース自体がスマホスタンドとして機能してくれます。
iPhone 13miniを立てかけてみましたが思ったよりも安定感があり、イヤホンを使いながら動画を楽しむことができました。
イヤホン本体を充電ケースから取り出すとこんな感じ、
イヤホンの側面部分にはロゴが配置されていますが、タッチセンサーになっておりタップすることで操作を行えます。
スマートフォンを取り出すことなく、イヤホンから操作を行えるのでとても便利です。
- 再生・停止：右を２回クリック
- 曲送り：左を２回クリック
- モードの切替：どちらかを２秒長押し
初期設定ではシンプルな操作のみ割振られていますが、アプリを使えば音量の上げ下げなど自分好みにカスタマイズ可能
タッチセンサーの部分に突起があるので操作しやすい
Ankerらしいパワフルなサウンドが楽しめる
「Soundcore P40i」は、ドンシャリ傾向の音質で、重低音の強いパワフルなサウンドを楽しむことができます。
弦楽器の類の音を自然に伸ばすことは苦手ですが、エレキギターやシンセサイザーなどの音を掻き鳴らすのは得意。
そのため、相性の良い楽曲としては、ロックやEDM、K-POPなどノリの良い楽曲を気持ちよく鳴らしてくれます。
一つ前のモデルである「Soundcore Life P3」よりも明らかに音質が良く、解像感が上がっていることが分かります。
価格に見合った音質に仕上がっている
また、アプリを使えば音質を自由に調整することができるので、好きな曲を好みの音質で聞くことができます。
ライブ映像や映画などを臨場感たっぷりに楽しめる３Dオーディオ機能を搭載しているのも嬉しいポイントです。
優秀なノイズキャンセリング機能
「Soundcore P40i」には、周囲の環境音を軽減するノイズキャンセリング機能が搭載されています。
Ankerの最上位機種と同じ性能のノイズキャンセリング2.0を搭載しており、周囲のノイズをほとんどカットしてくれます。
また、周囲のノイズの大きさによって自動でノイズキャンセリングレベルが調整されるので、耳の詰まった感覚もほとんど感じません。
コスパに優れている
安定した装着感かつ疲れにくい
「Soundcore P40i」のイヤーピースは、耳穴にフィットする楕円形を採用、スティック型の形状と相まって安定した装着感を得られます。
イヤホン自体もコンパクトで耳に収まりやすく、かつ交換用のイヤーピースが５サイズ同梱されているので、耳の小さな方や女性の方にも使いやすいと思います。
また、イヤホンの重量は片耳でわずか５gとなっており、長時間音楽を聞いていても疲れにくくなっています。
前のモデルより14%も小さくなっている
カラーバリエーションが豊富
ちなみに、カラーバリエーションはオフホワイト・パープル・ネイビー・ブラックの４種類。
個人的には高級感のあるオフホワイトが好み
バッテリー周りが非常に優秀
「Soundcore P40i」はコンパクトな本体なのに、イヤホン単体で最大10時間・充電ケースを併用すると最大60時間も使用することができます。
また、10分の充電で最大５時間使える急速充電にも対応しており、万が一バッテリーが無くなっていてもわずかな時間で使い始めることができます。
Ankerは、バッテリーも手掛けているメーカーなので、バッテリー周りは他社のメーカーよりも優れている。
頻繁に充電する必要がない
通話性能は非常に優秀
「Soundcore P40i」には、通話用のマイクが搭載されています。
通話中に気になる周囲のノイズをカットしてくれる機能を搭載しているので、通話相手にクリアな音声を伝えてくれます。
交通量の多い道路で通話テストを行いましたが、会話が途切れることなくスムーズにコミュニケーションを行うことができました。
また、イヤホンを使用して１時間ほどWEB会議を行いましたが、接続が途切れることもなく相手にもしっかり声が届いているようでした。
仕事でも使えるレベルの通話品質
２台同時接続のマルチポイント機能を搭載
「Soundcore P40i」は、マルチポイント機能を搭載しているので、２台同時に接続することができます。
デバイス間の切替もスムーズに行えるので、ストレスなくイヤホンを使うことができます。
一度使うと手放せない機能
マルチポイント機能が活躍する場面としては、タブレットとスマホやパソコンとスマホなど、複数のデバイスを切替えて使う方におすすめです。
イヤホンを使ってパソコンで動画を見ているときに、スマホに着信があってもイヤホンを外さずに接続を切替えられるので、そのままの状態で通話を開始することが可能。
使用しているデバイスをイヤホンが認識してくれる
アプリでカスタマイズが自在に行える
「Soundcore P40i」には、専用アプリが用意されています。
イヤホンの性能を最大限に引き出すためにもダウンロードすることをおすすめします。
- イコライザー設定（音質調整）
- バッテリー残量の確認
- イヤホン操作の確認
- マルチポイント
- 3Dオーディオ機能
- ゲーミングモード
- ファームウエアのアップデート
音質調整も細かく行える
よくある質問
「Soundcore P40i」のよくある質問についてまとめてみました。
Soundcore P40iは遅延が気になる？
「Soundcore P40i」は、ゲーミングモード（低遅延）を搭載しています。
動画やゲームで遅延が気になる方は、ゲーミングモードを活用することで遅延を最小限に抑えることが可能です。
通常の状態でも特に遅延は感じなかった
Soundcore P40iの音漏れは？
「Soundcore P40i」は、カナル型イヤホンなので構造的に音漏れが起こりにくくなっています。
とはいえ、人が密集している場所で大音量で音楽を流すと音漏れの原因になるので、音量には注意が必要です。
Anker Soundcore P40iのペアリング方法は？
Soundcore P40iのペアリング方法は非常に簡単です。
充電ケースを開ける
充電ケースにあるボタンを長押しする
接続したいデバイスのBluetooth設定をオンにする
一覧の中に、「Soundcore P40i」が表示されるので選択すれば接続完了
２回目以降は自動で接続される
Anker Soundcore P40iはマルチポイントを搭載している？
「Soundcore P40i」は、マルチポイントを搭載しており、最大２台のデバイスと同時に接続することが可能です。
スマホとPCなど同時に２台接続できるので、PCで音楽を聞いている時に着信があっても、イヤホンをしたままスマホで通話を開始することができます。
切替えもスムーズに行える
Anker Soundcore P40iのアップデートはどうする？
「Soundcore P40i」には専用のアプリが用意されています。
アプリ内からファームウエアのアップデートを行うことができます。
不具合の解消や新しい機能に対応したりと、使い勝手が大幅に改善することもあるので、定期的にアップデートすることをおすすめします。
アプリは無料でダウンロードできる
Anker Soundcore P40iのコーデックは？
「Soundcore P40i」の対応コーデックは、SBC/AACとなります。
高音質コーデックには対応していませんが、iPhoneやAndroidでも問題なく使用することができます。
AACに対応しているので、iPhoneと相性が良い
スペック・価格の一覧表
| 発売日 | 2024/4/9 |
| 販売価格 | 7,990円（税込） |
| 充電方式 | USB Type-C ワイヤレス充電 |
| コーデック | SBC/AAC |
| 防水性能 | IPX5 |
| 連続再生時間 | 最大12時間 （充電ケースを併用すると最大60時間） |
| 充電時間 | 3時間 |
| ドライバー | 11mm |
| マイク | 〇 |
| カラーバリエーション | ブラック パープル オフホワイト ネイビー |
| 重さ | イヤホン片耳：5g 充電ケース込：58g |
| マルチポイント | 〇 |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「Soundcore P40i」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「Soundcore P40i」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- コスパの良いノイキャン付きのイヤホンをお探しの方
- ライブ音源や映画を臨場感のある音声で楽しみたい方
- バッテリー持ちの良いイヤホンをお探しの方
- 通話性能の高いワイヤレスイヤホンをお探しの方
- 繊細な表現のできる高音質なイヤホンをお探しの方
- 自動装着検出の機能を搭載したイヤホンをお探しの方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。