「Soundcore P30iの性能や使い勝手が気になる」
Ankerイヤホンのラインナップで、ノイキャン付き最安モデル「Soundcore 30i」が発売されました。
販売価格は5,990円となっており、ノイキャン以外にもマルチポイント・3Dオーディオ・アプリによるカスタマイズ・最大45時間使えるロングバッテリーなど機能が充実。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Soundcore P30i」の解説しています。
ちなみに、現時点ではアンカーの公式サイトと楽天のみで販売されています。
公式サイトで登録して購入を行えば保証期間が24ヶ月になるので、せっかく購入するなら公式サイトがおすすめです。
このイヤホンの特徴をサクッと動画で確認したい方はこちらをご覧ください。
Anker「Soundcore P30i」の特徴は?
「Soundcore P30i」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 価格に対してノイズキャンセリングの性能が高い
- 機能が充実、コスパに優れている
- イヤホンが軽量なので耳が疲れにくい
- 2台同時に接続できるマルチポイントも使える
- イヤホンを耳から外しても自動で一時停止にならない
- ワイヤレスの充電に対応していない
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Anker「Soundcore P30i」のレビュー
「Soundcore P30i」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
Soundcore P30iの外観と使い方
いつも通りAnkerらしい環境に配慮したシンプルなパッケージ、凹みや汚れも無く綺麗な状態で届きました。
同梱物は、イヤホン本体・保証書・説明書・充電用ケーブル(Type-C)・交換用イヤーピース、コンセント充電用のACアダプタは入っていません。
イヤホンには傷防止のセロハンが巻かれている
イヤーピースは、S・M・Lとサイズ別に3種類用意されており、耳穴の大きさや装着感に合わせて選択することが可能。
Mサイズのイヤーピースは初めからイヤホンに付いている
パッケージから充電ケースを取り出してみると、想像していたよりもコンパクト。
充電ケースのサイズは、5.7 x 4.9 x 2.9cmの正方形に近い形で、厚みも少ないのでポケットに入れても邪魔になりにくい。
ケースの表面はサラッとしており指紋も付きにくい
充電ケースよりも一回り小さなイヤホンが収納されていて、イヤホン同士に距離があるので掴みやすく取り出しやすかったです。
また、充電ケースの前面にはLEDライトが配置されていて、バッテリーが減ってくると赤色に光って充電のタイミングを知らせてくれます。
LEDランプが短くなってきたり赤色に光ったら充電のサイン
この充電ケースの背面部分(青丸部分)は開閉できるようになっていて、スマホスタンドとして使うことができます。
カバンやリュックに入れて充電ケースを持ち運んでいる時でも、勝手に開閉しないようにカチッと爪が引っ掛かるようになってます。
iPhone 13を立て掛けて使用してみましたが、安定感がありスマホリングが無くても動画や映画を快適に楽しむことができました。
個人的にはそこまで気になりませんでしたが、人によってはヒンジ部分の強度が心配な方はいるかもしれません。
イヤホンは掴む部分が短いショートスティックタイプを採用、イヤホンを装着していても目立ちにくく自然な見た目になります。
また、イヤホンの側面にはタッチセンサーが配置されいるので、
スマートフォンを取り出すことなく、イヤホンから操作を行えるのでとても便利です。
- 再生・停止:右を2回クリック
- 曲送り:左を2回クリック
- モードの切替:どちらかを2秒長押し
初期設定ではシンプルな操作のみ割振られていますが、アプリを使えば音量の上げ下げなど自分好みにカスタマイズ可能
タッチセンサーの感度も良好
想像以上のノイズキャンセリング性能
「Soundcore P30i」には、周りの雑音をカットするノイズキャンセリング機能が搭載されています。
ノイキャンの性能も高く、モードをオンにすると明らかに周囲のノイズが抑えられているのが分かります。
バスや飛行機内で発生する低音を中心にノイズをカットしてくれ、移動中も静かな環境で音楽や動画を楽しめます。
また、ノイキャンが強いと感じる方は、アプリを使って手動でノイキャンレベルを調整することも可能です。
このイヤホンの最大の特徴はノイキャン性能の高さ
パワフルな低音が楽しめる
「Soundcore P30i」は、重低音が強めのパワフルなサウンドを楽しむことが可能。
このイヤホンは、弦楽器の類の音を自然に伸ばすことは苦手ですが、エレキギターやシンセサイザーなどの音を掻き鳴らすのは得意のように感じました。
そのため、ロックやダンスミュージックなど、ノリのいい楽曲と相性がいいように思いました。
5千円台で買えるイヤホンと考えると十分な音質
重低音が苦手な方はアプリを使って音質の調整を簡単に行う事ができます。
ライブ映像や映画などを臨場感たっぷりに楽しめる3Dオーディオ機能を搭載しているのも嬉しいポイントです。
装着感は軽く疲れにくいイヤホン
「Soundcore P30i」は片耳約4.3gと軽いため長時間イヤホンをしていても疲れにくくなっています。
イヤホン自体もコンパクトなので、小さな耳や女性の方にもおすすめできるイヤホンです。
交換用のイヤーピースが3サイズ同梱されており、あなたの耳のサイズに合わせて調整が行えます。
ワイヤレスイヤホンの平均的な重さよりも軽い設計
カラーバリエーションが豊富
カラーバリエーションは、ブラック・ブルー・ホワイト・ピンク・グリーンの5種類。
ブラック以外は2トーンの配色で個性的、人とは違うデザインのイヤホンを探していた方にもおすすめです。
個人的には高級感のあるブラックが好み
最大45時間使えるバッテリー性能
「Soundcore P30i」は軽量かつコンパクトなのに、イヤホン単体で最大10時間・充電ケースを併用すると最大45時間も使用することができます。
短時間で急いで充電する急速充電にも対応していて、10分の充電で最大2時間使用することも可能。
Ankerは、バッテリーも手掛けているメーカーなので、バッテリー周りは他社のメーカーよりも優れている。
頻繁に充電する必要がない
クリアに伝わる通話性能
「Soundcore P30i」には、通話用のマイクが搭載されています。
そのため、イヤホンをした状態で通話をすることができ、電話が掛かってきてもイヤホンから通話を開始する事ができます。
室内で通話品質のテストを行いましたが、音声もクリアに聞き取れるため、通話だけで無くウェブ会議でも使える性能です。
また、周囲が騒がしい時にはAIを活用して周りの雑音をカットしてくれる機能も搭載しています。
実際に音声を録音してみたので、通話品質が気になる方はチェックしてみてください。
仕事でも使えるレベルの通話品質
2台同時接続のマルチポイント機能を搭載
「Soundcore P30i」は、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能を搭載しています。
デバイス間の切替もスムーズに行えるので、ストレスなくイヤホンを使うことができます。
一度使うと手放せない機能
例えば、マルチポイント機能が活躍する場面としては、イヤホンを使ってパソコンで動画を見ているときに、スマホに着信があった時などに便利。
手動で接続を切り替える必要はなく、スマホで通話を開始したら自動で接続が切り替わるようになっています。
使用しているデバイスをイヤホンが認識してくれる
アプリでカスタマイズが自在に行える
「Soundcore P30i」には、専用アプリが用意されています。
イヤホンの性能を最大限に引き出すためにもダウンロードすることをおすすめします。
- イコライザー設定(音質調整)
- バッテリー残量の確認
- イヤホン操作の確認
- マルチポイント
- 3Dオーディオのオンオフ
- ファームウエアのアップデート
音質調整も細かく行える
よくある質問
「Soundcore P30i」のよくある質問についてまとめてみました。
Soundcore P30iは遅延が気になる?
「Soundcore P30i」は、ゲーミングモード(低遅延)は搭載していません。
しかし、iPhone13でYoutubeを見て遅延の確認をしてみましたが、気になるような遅延は感じませんでした。
本格的なゲームや、動画編集など少しの遅延も気になるような場面で使うなら「」の方がおすすめです。
日常使いでは問題なく使える
Soundcore P30iの音漏れは?
「Soundcore P30i」は、カナル型イヤホンなので構造的に音漏れが起こりにくくなっています。
とはいえ、人が密集している場所で大音量で音楽を流すと音漏れの原因になるので、音量には注意が必要です。
Anker Soundcore P30iのペアリング方法は?
Soundcore P30iのペアリング方法は非常に簡単です。
充電ケースを開ける
イヤホンを充電ケースから取り出す
接続したいデバイスのBluetooth設定をオンにする
一覧の中に、「Soundcore P30i」が表示されるので選択すれば接続完了
2回目以降は自動で接続される
Anker Soundcore P30iはマルチポイントを搭載している?
「Soundcore P30i」は、マルチポイントを搭載しており、最大2台のデバイスと同時に接続することが可能です。
スマホとPCなど同時に2台接続できるので、PCで音楽を聞いている時に着信があっても、イヤホンをしたままスマホで通話を開始することができます。
切替えもスムーズに行える
Anker Soundcore P30iのアップデートはどうする?
「Soundcore P30i」には専用のアプリが用意されています。
アプリ内からファームウエアのアップデートを行うことができます。
不具合の解消や新しい機能に対応したりと、使い勝手が大幅に改善することもあるので、定期的にアップデートすることをおすすめします。
アプリは無料でダウンロードできる
Anker Soundcore P30iのコーデックは?
「Soundcore P30i」の対応コーデックは、SBC/AACとなります。
高音質コーデックには対応していませんが、iPhoneやAndroidでも問題なく使用することができます。
AACに対応しているので、iPhoneと相性が良い
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2024/6/20 |
販売価格 | 5,990円(税込) |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC/AAC |
防水性能 | IP54 |
連続再生時間 | 最大10時間 (充電ケースを併用すると最大45時間) |
充電時間 | 3時間 |
マイク | 〇 |
カラーバリエーション | ブラック ブルー ホワイト ピンク グリーン |
重さ | イヤホン片耳:4.3g 充電ケース込:52.8g |
マルチポイント | 〇 |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「Soundcore P30i」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「Soundcore P30i」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 手頃な値段で買える強いノイキャン搭載のイヤホンをお探しの方
- 長時間使用していても疲れにくいイヤホンをお探しの方
- バッテリー持ちの良いイヤホンをお探しの方
- マルチポイント搭載のイヤホンをお探しの方
- 繊細な表現のできる高音質なイヤホンをお探しの方
- ワイヤレスで充電できるイヤホンをお探しの方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。