【セルフチェック】イヤホンの音漏れの原因は?対策や音漏れが起こりにくいイヤホンもご紹介

「音漏れしながらも平然と音楽を聞いているような人にはなりたくない」

公共の場所でイヤホンを使うときに「音漏れ」が気になる方も多いはずです。

音漏れが起こる原因はいくつかあげられますが、対策を行うことで防止することも可能。

この記事では、イヤホンを使用する時の音漏れの原因と対策について解説しています。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

イヤホンから音漏れが起こる理由と対策

どうしてイヤホンから音漏れが発生するのでしょうか?考えられる原因と3つの対策について解説します。

1.適切な音量で聞いているか?

イヤホンで音楽を聞くときの音量が大きすぎるとその分音漏れが起こりやすくなります。

適切な音量の目安は、周囲の音がかすかに聞こえるぐらいの音量と言われています。

ロックやダンスミュージックなどのノリの良い曲を大きな音量で聞きたくなる気持ちは分かりますが、耳が悪くなることもあるので要注意です。

また、地下鉄やカフェなど周囲の音が気になって音量を上げているなら、ノイズキャンセリング機能の付いたイヤホンの使用をおすすめします。

雑音をカットしてくれるので、音量を下げてもしっかりと音楽を聞くことができます。

ノイキャンは耳の保護にもおすすめ

2.装着方法は合っているか?

イヤホンの装着方法を間違えていると、イヤホンと耳の間に隙間ができるので音漏れが発生しやすくなります。

筆者はオーディオを販売しているという職業柄、街ですれ違う人のイヤホンを無意識で見てしまうのですが、結構な頻度で間違っている人を見かけます。

特にワイヤレスイヤホンだと正解が分かりずらいこともあるので、説明書などを確認した方がいいでしょう。

左右を逆に付けている人も結構いる

3.イヤホンの形状

ワイヤレスイヤホンで代表的なAppleのAirPodsシリーズを例にして説明します。

写真の左側のAirPods(第3世代)は、インナーイヤー型と言われており耳穴とイヤホンの間に隙間ができやすい形状です。

一方、写真の右側のAirPods Pro 2は、イヤホンの先端にシリコンが付いており(カナル型)、耳穴を塞ぐように装着できるため、遮音性が高いことが特徴。

イヤホンの形状によって音漏れが起こりやすくなるので、気になる方はカナル型のイヤホンをご検討ください。

耳穴を塞ぐのが苦手な方もいらっしゃるかと思いますので、オープン型なのに音漏れが起こりにくいイヤホンをこちらの記事で紹介しています。

イヤホンの音漏れをセルフチェックする方法

イヤホンで音漏れが起こる原因を対策しても、実際にどの程度の音量で周りに聞こえているか気になりますよね?

そんな時は、以下の方法で音漏れがどの程度起こっているかチェックしてみてください。

音の出る部分を指で押さえる

イヤホンの赤丸部分を指で押さえることで、疑似的に音漏れをチェックすることができます。

抑え具合や音量を調整しながら、どの程度の距離であれば音漏れが気になるのかをセルフチェックしてみてください。

30cm程度耳から離して音漏れが気にならなければ、電車やバスで使用しても周囲に聞こえることはありません。

ボイスレコーダーを活用

最近のスマホには、ボイスレコーダーの機能が付いているので、イヤホンを装着して音声を流してどの程度音漏れが起こっているのかを確認できます。

この場合も、耳から30cm程度スマホを離した位置で録音をして、音が気にならなければ電車やバスで使用しても問題ないでしょう。

イヤホンを動かしてみてフィット感の違いによる音漏れのテストもできます。

ここまですれば完璧

音漏れが起こりにくいイヤホンをご紹介

音漏れが起こりにくいイヤホンは、イヤホン先端にシリコンが付いているカナル型イヤホンです。

その中でも音漏れが起こりにくいイヤホンとして「AirPods Pro 2」がおすすめです。

ノイズキャンセリング機能を搭載しているので、いつもの音量より下げても満足感を下げずに音楽を楽しむことができます

インナーイヤー型とカナル型の比較を行った記事があるので、気になる方はチェックしてみてください。

カナル型のイヤホンのほとんどは、シリコン製のイヤーピースを採用していますが、まれにウレタン製のイヤーピースを採用しているイヤホンもあります。

ウレタン製のイヤーピースは、体温に反応してやわらかくなる性質があるので、耳穴の形状に合わせてぴったりとフィットしてくれます。

その分、遮音性が高くなり音漏れが起こりにくくなります。

SONYの「WF-1000XM5」は、ウレタン製のイヤーピースを搭載しているだけでなく、世界一位のノイキャン性能も搭載しています。

SONYの「WF-1000XM5」のイヤホンを詳しくレビューした記事もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

有線のイヤホンで音楽を聞きたい場合も、カナル型のイヤホンがおすすめです。

本体がコンパクトでフィット感の高いイヤホンをご紹介します。

パイオニア RAYZ Plus Lightning-Powered ノイズキャンセリングイヤホン グラファイト SE-LTC5R-S
Pioneer

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