「臨場感のある音声でゲームを楽しみたい」
SONYから発売された「INZONE Buds」は、イヤホンを装着するだけでまるでゲームの中に入り込んだかのような没入感のある体験が可能。
世界的に人気のあるプロeスポーツチーム「Fnatic」が監修を務めており、プロも認めるゲーム用のイヤホンになっています。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想を元に「INZONE Buds」の解説しています。
SONY「INZONE Buds(インゾーンバッツ)」の特徴は?
「INZONE Buds」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 定位感がはっきりしているので、敵の位置を把握しやすい
- ゲームの中にいるような没入感ある体験ができる
- 軽い装着感で長時間のプレーでも耳が痛くなりにくい
- 最長12時間使えるので頻繁に充電する必要がない
- ワイヤレス充電は非対応
- iPhoneでは使えない
遅延を懸念して、有線のイヤホンやヘッドホンを使っているにとにも「INZONE Buds」はおすすめできます。
無線なのでコードが絡むこともない
スポンサーリンク
タップできる目次
「SONY INZONE Buds」のレビュー
「INZONE Buds」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
INZONE Budsの外観と使い方
「INZONE Buds」のイヤホンが収納されている充電ケースの表面は、サラサラとした手触りでマット加工が施されています。
ケースの背面には、USB Type-Cの充電用ポートが配置されています。
落ち着いた質感には高級感を感じる
充電ケースの中には、イヤホン本体とパソコンやゲーム機器と接続するためのドングルが収納されています。
ドングルはUSB Type-CなのでパソコンやPS5、Nintendo Switchなどにも取付けて使用することができます。
いろいろな機器に繋いで、遅延なくゲームが楽しめる
「INZONE Buds」のイヤホンは質感の異なる素材を組合わせており、マットな質感と光沢感のある側面は高級感を感じます。
本体を見てみると、左右が分かりやすいように「R」と「L」がわかりやすく表記されています。
イヤーピースは、S/M/Lの3種類が同梱されている
「INZONE Buds」のカラーバリエーションは、ブラック/ホワイトの2種類です。
個人的にはもう少しカラーバリエーションがほしかった
INZONE Budsの操作方法
イヤホンの側面にはタッチセンサーが配置されています。
軽くタップすることで、音量の調整やマイクのミュートオンオフなどを操作することができます。
タッチセンサーの感度は良好
軽いフィット感で長時間の使用しても疲れにく
「INZONE Buds」は、SONY独自の「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」を採用しています。
快適な装着感を実現できるように設計されていて、イヤホンを点で支えるのではなく面で支えるようにデザインされているので、耳への負担を最小限に抑えています。
実際に装着した感覚としては、軽い着け心地ながらしっかりとフィットしてくれるので、長時間のプレイでも疲れにくいように感じました。
ヘッドフォンの場合は、2時間くらいすると耳や頭の部分が痛くなることがありましたが、「INZONE Buds」ではそういった疲れは出ませんでした。
快適な装着感でゲームに集中できる
ゲームの世界に入り込んだような没入感を体験できる
「INZONE Buds」には、SONYの最新イヤホン「WF-1000XM5」と同じ8.4mmのドライバーユニットを搭載しています。
そのため、音声の表現が豊かで、迫力のある爆発音や微細な足音まで幅広い音を再現でき、まるでゲームの中に入り込んだような没入体験ができます。
さらに、立体音響にも対応しているので、7.1chサウンド表現された臨場感あふれる音声でゲームをプレイすることが可能。
音の方角が認識しやすい様に音場が調整されていたり、解像感の高さも相まってゲーム内の敵の位置を正確に把握しやすくなっています。
また、パーソナライズ機能も搭載しており、専用のアプリを使うことでイヤホンを装着している人の耳にあったサウンドに調整することもできる。
ゲーム向けのサウンドに最適化されている
立体音響サウンド効果を体感できるデモ動画が用意されていたので、イヤホンかヘッドホンを装着して体感してみてください。
ワイヤレスイヤホンでゲームをする時に気になるのが遅延だと思いますが、「INZONE Buds」は最大0.03秒(30ms)の遅延に抑えられています。
一般的に人間が遅延を感じるのは、0.12秒以上だと言われていますので、「INZONE Buds」であれば遅延を感じることなくゲームをプレイすることができます。
ノイズキャンセリングで周囲の雑音をカット
「INZONE Buds」は、周囲のノイズをカットするノイズキャンセリング機能が搭載されています。
そのため、ゲームに集中したい時や小さい音も聞き逃したくない時に便利な機能です。
空調やテレビの音などをカットしてくれる
また、周囲の環境音を聞きながらゲームをしたい時には、外音取込モードを活用しましょう。
イヤホンをしていても周りの音が聞こえるようになるので、インターホンや家族の声をしっかりと反応できます。
通話性能も優秀
「INZONE Buds」には、通話専用のマイクが搭載されています。
複数人でプレイするゲームでは、仲間と会話をしながらプレイをすることもあると思いますが、そういった場面でもあなたの声をクリアに届けることができます。
装着者の声と周囲のノイズを分離するアルゴリズムを搭載しているので、雑音を除去してあなたの声だけをクリアに抽出してくれます。
スマホでもイヤホンとして使用できるのか?
「INZONE Buds」はBluetooth接続して使用しますが、対応しているコーデックがLE Audioのみになります。
そのため、LE Audioに対応したスマホであれば接続することが可能です。
ちなみに、付属のUSB Type-Cのドングルを差込めるスマホであれば使えますし、iPadなどの端末にも接続することができます。
ドングルを使用せずに使えるスマホは限られていますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2023/10/27 |
販売価格 | 29,700円(税込) |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | LE Audio |
ドライバー | 8.4mm |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大12時間 収納ケース込み:最大24時間 |
充電時間 | 約2時間 |
マイク | 〇 |
カラーバリエーション | ブラック ホワイト |
低遅延 | ○ |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「INZONE Buds」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「INZONE Buds」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 没入感のある音声でゲームを楽しみたい方
- 長時間プレイしていても疲れにくい装着感のイヤホンをお探しの方
- 通話品質の高いイヤホンをお探しの方
- 遅延を感じないワイヤレスイヤホンをお探しの方
- 音楽メインで楽しみたい方
- ワイヤレス充電ができるイヤホンをお探しの方
スポンサーリンク
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。