AmpliTank K688をレビュー!FIFINEのダイナミックポットキャストマイクを使ってみた

コスパの高いダイナミックマイクを探している

FIFINEはマイクを中心にオーディオ機器を多数取り扱っているメーカーで、2015年に参入してきてからシェアを拡大している注目のメーカーです。

今回レビューする「AmpliTank K688」はFIFINEの最上位の製品で、豊富な機能と高い音質ながら手に取りやすい価格(1万円前後)で販売されています。

この記事では、マイクの使い勝手を分かりやすく解説しており、実際に録音した音声も用意しているので、音質や機能が気になる方はチェックしてみてください。

このマイクの特徴をサクッと確認したい方は動画をチェックしてみて!

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

「AmpliTank K688」はどんな人におすすめ?

このマイクは以下のような人向けの製品だと思いました。

こんな方におすすめ
  • 本格的なマイクを初めて使われる方
  • パソコンに気軽に繋げて良い音で録音がしたい方
  • 手頃な価格で性能の高いマイクを探している方
  • 配信やチャットで使えるマイクが欲しい方
  • USB・XLR接続の両方ができるマイクを探している方

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口コミを調査してみた

「AmpliTank K688」の口コミをネットショッピングサイトやSNSで調査してみました。

レビューの多くは音質の高さと価格の安さを評価しているコメントが多い印象。

「AmpliTank K688」のレビュー

「AmpliTank K688」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。

マイクの同梱物とデザイン

FIFINEの製品はいくつか持っていますが、今回もしっかりとした梱包でパッケージも綺麗な状態で届きました。

フタを開けると説明書と分厚い目のクッションがあり、クッションを取り出すとマイクが登場しました。

同梱物には、説明書・ケーブル・変換アダプターが入っています。

マイクスタンドは別売り

マイクアームに取り付けるとこんな感じで、シックでシンプルなデザイン。

マイクの周りにはショックマウント構造が採用されていて、マイクに伝わる振動や衝撃を低減してくれます。

ショックマウント周辺部は金属製なので頑丈かつ無骨さを感じます。

高級感とプロの機材って感じ

使い勝手も良し

「AmpliTank K688」にはマイクに求められる機能が一通り搭載されています。

搭載している機能は、ミュート・音量調節・ゲイン調節・2種類の接続方法など、一万円のマイクとしては文句の付けようがありません。

マイクの上部には、タッチセンサー式のミュートボタンがあり、タッチすると遅延なく瞬時にミュートモードに切り替えてくれます。

タッチセンサーなので操作しても音が気にならない

マイクの背面に接続端子が配置されており、USB Type-CとXLRケーブルがあります。

これらは同時に接続することが可能なので、オーディオインターフェイスを使用すれば2台のパソコンでマイクを使うことができます。

用途によって使い分けることもできる

他にも音量調節・ゲイン調節・イヤホンジャックがあり、USB Type-Cで接続している時にだけ調整が可能。

マイクスタンドへの取り付けも簡単

マイクには、5/8”→3/8”変換アダプターが同梱されているので、マイクアームに合わせて取り付けられます。

取り付けはマイクをねじ込むだけなので、道具を使わずに行うことができます

USB接続でも高音質

ここまでご説明した通りこのマイクは、USB Type-CとXLRケーブルで接続が可能です。

USB Type-CよりもXLRケーブルで接続した方が音質は良くなりますが、ちょっとした動画や配信などで使うならUSB Type-Cでも十分な音質になっています。

USB Type-Cならパソコンへ直接接続することができ、各ボタンの操作もマイクで行えるので利便性が高いです。

逆に、音質にこだわりたい方やホワイトノイズを極力抑えたい方はXLRケーブルで接続して、機能の底上げを行うことも可能。

▼USB Type-Cで録音したサンプルがあるので、気になる方はチェックしてみてください。

この音質ならテレワークwebミーティングだけでなく配信や動画用の音声としても十分使えるのではないでしょうか。

▼タイピングしながらUSB Type-Cで録音したサンプルはこちらをチェック。

キーボードとマイクの距離は30cmほど離れており、割と力強くタイピングしていますが、声はくっきりと聞こえていると思います。

ちなみに、「AmpliTank K688」はダイナミックマイクになっており、マイク周辺の音声を拾うのが得意なマイクです。

そのため周囲のノイズを拾いづらくオールマイティーに使うことができます。

ちなみに、コンデンサーマイクは感度が高くノイズを拾いやすい性質がありますが、静かな環境で使えば繊細な表現のできるマイクになっています。

同社でもコンデンサーマイクを取り扱っているので、気になる方はチェックしてみてください。

スペック・価格の一覧表

AmpliTank K688のスペックについて表にまとめました。

販売価格10,049円(税込)
最小周波数70 Hz
電源電源コード式
S/N比75dB
周波数範囲70Hz-15KHz
周波数応答15 KHz
製品型番AmpliTank K688
AmpliTank K688のスペック表

まとめ・おさらい

この記事では、「AmpliTank K688」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。

最後に、このマイクの良い点と残念な点をまとめてみました。残念な点に関してはややこじつけ感がありますが、それだけ欠点の少ない製品だと思います。

良い点
  • USB接続でも十分な音質
  • 価格の割に機能が充実している
  • USB・XLR接続の使い分けができる
  • イヤホンジャックを搭載している
残念な点
  • マイクスタンドが必要
  • アプリによるカスタマイズができない

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