「コスパの高いワイヤレスイヤホンを探している」
「EarFun」は、約５年前に設立されたメーカーで、次世代のワイヤレスオーディオ機器を製造することを目標として誕生しました。
ワイヤレスイヤホンが多機能化する中、リーズナブルな価格設定かつ高品質な機能を搭載したイヤホンを次々と発表しているメーカーで注目を集めています。
今回はそんな「EarFun」から、新作ワイヤレスイヤホン「Free Pro 3」が発売されました。
機能面では、マルチポイント・高音質コーデック・ノイズキャンセリングなど充実した機能を搭載していますが、実力はどうなのでしょうか？
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Free Pro 3」の解説しています。
EarFun「Free Pro 3」の特徴は？
「Free Pro 3」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 高音質コーデックを搭載
- 防水性能が高く、ジムやランニングでも使える
- ２台同時に接続できるマルチポイントに対応していて便利に使える
- 専用アプリに対応しており、カスタマイズ性も高い
- 自動装着検出センサー非搭載
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EarFun「Free Pro 3」の評判・口コミは？
SNSやショッピングサイトでの「Free Pro 3」の評判や口コミを調査してみました。
earfunから昨日発売された、ワイヤレスイヤホンのEarFun Free Pro 3が届いた！
— 恭介 (@kyousuke1992) October 31, 2023
クレジットカードの半分の小ささなのに、ノイズキャンセルと外部音取込にaptX adaptiveにも対応！(LE Audioにも対応予定)
個人的にイヤーフィンが付いてるのがポイント高い！ヾ(*´∀`*)ﾉ pic.twitter.com/vqrwT8r0gg
EarFun Free Pro 3 には低反発素材のイヤーチップが同梱されます😁
— きつね📱🎧💻技術人.com (@gijutsujin) October 26, 2023
これにより密着性が上がるので遮音特性が向上し着け心地もUpです👍#EarFun pic.twitter.com/5Up337jn76
EarFun Free Pro 3をレビュー！https://t.co/ItBkTOCY0g
— マクリン(新井涼太) (@Maku_ring) October 30, 2023
1万円未満なのに専用アプリ・ワイヤレス充電・aptX Adaptiveコーデック・マルチポイント対応とオールマイティ設計👍
フィット感の良さとコスパの高さを評価しているコメントが多かった
EarFun「Free Pro 3」のレビュー
「Free Pro 3」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
EarFun Free Pro 3の外観と使い方
EarFunの特徴として、充電ケースが非常にコンパクトに設計されています。
その中でも「Free Pro 3」は薄型で、手のひらに収まるサイズ感と軽さを実現しています。
重さは、わずか41gなのでズボンや上着のポケットに入れて気兼ねなく持ち運ぶことができます。
半光沢の質感で、見た目も安っぽくない
イヤホン本体の質感は、マットな部分と光沢のある異なる質感が共存していてカッコいい。
イヤーピースが５種類（XS/S/M/L/XL）とイヤーフック（S/M/L）が同梱されているので、あなたの耳のサイズに合わせて調整が可能です。
「Free Pro 3」の特徴として、イヤーフック（青色部分）が付いているので、イヤホンが耳に引っかかってズレにくく落下もしにくいです。
今までイヤホンの装着感に違和感を感じていた方や、ランニングなどの激しい動きをする方にもおすすめです。
フィット感の高いウレタンフォームも同梱されている
イヤホンはコンパクトかつ、人間工学に基づいた設計のため、小さい耳にもしっかりと収まってくれます。
実際に装着してみたところ、フィット感が良く圧迫感も少ないので、長時間（２時間程）の装着でも疲れることはありませんでした。
耳からの飛び出しも少ない
イヤホン本体の側面（赤色部分）には、タッチセンサーが搭載しています。
スマートフォンを取り出すことなく、イヤホンから操作を行えるのでとても便利です。
- 再生・停止：右か左を２回タップ
- 曲送り：右を３回タップ
- 曲戻し：左を３回タップ
- 音量を上げる：右を１回タップ
- 音量を下げる：左を１回タップ
- モードの切替：左を長押し
ほとんどの操作をイヤホンから行える
タッチセンサーの感度も問題なし
バッテリー周りが非常に優秀
「Free Pro 3」はコンパクトな本体なのに、イヤホン単体で最大7.5時間・充電ケースを併用すると最大33時間も使用することができます。
有線（USB Type-C）とワイヤレス充電に対応しているので、環境に合わせて柔軟に充電をすることができます。
ワイヤレス充電は、充電ケースを載せるだけで充電されるので気軽に充電を行えます。
また、10分の充電で最大２時間使える急速充電にも対応しており、万が一バッテリーが無くなっていてもわずかな時間で使い始めることができます。
１万円以下のイヤホンで、ワイヤレス充電ができるのはうれしい
２台同時接続のマルチポイント機能を搭載
「Free Pro 3」は、マルチポイント機能を搭載しているので、２台同時に接続することができます。
１万円以下のイヤホンに搭載されることは珍しいため、この機能だけでイヤホンを選んでも損はしない。
一度使うと手放せない機能
マルチポイント機能が活躍する場面としては、タブレットとスマホやパソコンとスマホなど、複数のデバイスを切替えて使う方におすすめです。
イヤホンを使ってパソコンで動画を見ているときに、スマホに着信があってもイヤホンを外さずに接続を切替えられるので、そのままの状態で通話を開始することが可能。
使用しているデバイスをイヤホンが認識してくれる
音質は価格相応
音の傾向としては、ややドンシャリ傾向の音質です。
重低音が強調されているので、ロックやダンスミュージックと相性が良いイヤホンになっています。
音場が狭いので、コンサートホールのような場所で聞いているというよりは、地下にあるライブ会場のような臨場感のあるサウンドで音楽が楽しめます。
また、専用のアプリを使うことで音質を調整できるので、好みの楽曲を好きな音質で聞くことが可能です。
価格を考えれば十分な音質
ノイズキャンセリングと外音取込機能も搭載
「Free Pro 3」は周囲の雑音を軽減してくれるノイズキャンセリング機能を搭載しています。
地下鉄などの騒音が激しい場所で、音楽を再生しながらイヤホンを使用しましたが、低音から高音まで満遍なく軽減されている感覚がありました。
ノイキャン性能に特化したイヤホンと比較すると性能は劣るものの、必要十分な性能だと思います。
また、ノイキャン特有の耳が詰まる感覚も少なく、自然な付け心地を体感できました。
ホワイトノイズも気になりません
アプリでカスタマイズが自在に行える
「Free Pro 3」には、専用アプリ「EarFun Audio」が用意されています。
イヤホンの性能を最大限に引き出すためにもダウンロードすることをおすすめします。
- イコライザー設定（音質調整）
- バッテリー残量の確認
- イヤホン操作の確認
- マルチポイント
- ゲーミングモード（低遅延モード）
- イヤホンを探す
- ファームウエアのアップデート
音質調整も細かく行える
よくある質問
「Free Pro 3」のよくある質問についてまとめてみました。
EarFun Free Pro 3は遅延が気になる？
「Free Pro 3」には、専用アプリが用意されておりゲーミングモードに対応しています。
アプリからモードをオンにすることで、音ゲーや遅延にシビアな作業も遅延を気にすることなく行えます。
ゲーミングモードがオフの状態でも、動画を見たりゲームをしてみましたが、気になるほどの遅延はありませんでした。
遅延が気になる人はゲーミングモードを使えばいい
EarFun Free Pro 3のペアリング方法は？
EAH-AZ40M2のペアリング方法は非常に簡単です。
充電ケースを開ける
充電ケースにあるボタンを長押しする
接続したいデバイスのBluetooth設定をオンにする
一覧の中に、「EarFun Free Pro 3」が表示されるので選択すれば接続完了
２回目以降は自動で接続される
EarFun Free Pro 3はマルチポイントを搭載している？
「Free Pro 3」は、マルチポイントを搭載しており、最大２台のデバイスと同時に接続することが可能です。
スマホとPCなど同時に２台接続できるので、PCで音楽を聞いている時に着信があっても、イヤホンをしたままスマホで通話を開始することができます。
切替えもスムーズに行える
EarFun Free Pro 3のアップデートはどうする？
「Free Pro 3」には専用のアプリが用意されています。
アプリ内からファームウエアのアップデートを行うことができます。
不具合の解消や新しい機能に対応したりと、使い勝手が大幅に改善することもあるので、定期的にアップデートすることをおすすめします。
アプリは無料でダウンロードできる
EarFun Free Pro 3のコーデックは？
「Free Pro 3」の対応コーデックは、SBC/AAC/aptX Adaptive/LC3となります。
高音質のコーデックにも対応しているので、対応しているスマホと接続することで高音質で音楽を楽しむことができます。
iPhoneユーザーでも問題なく使える
EarFun Free Pro 3の説明書は？
「EarFun Free Pro 3」の説明書はこちらからダウンロードすることができます。
公式サイトでもダウンロードすることができるので、ペアリングや操作方法が分からない時は参考にしてみてください、
EarFun Free Pro 3にイコライザー機能は搭載されている？
「EarFun Free Pro 3」には専用のアプリが用意されています。
そのため、音質の調整を行うことができ、好きな音楽を好みの音質に調整して楽しむことができます。
EarFun Free Pro 3のケースは販売されている？
「EarFun Free Pro 3」を収納するケースはメーカーからは販売されていません。
Amazonであれば、サイズに合ったケースが販売されているので、キズや衝撃からイヤホンを守りたい方はチェックしてみてください。
EarFun Free Pro 3のイヤーピースは？
「EarFun Free Pro 3」はカナル型イヤホンなので、イヤホンにイヤーピースが付いています。
遮音性やフィット感を高めることができるイヤーピースですが、社外品も販売されており、交換することで性能や音質が変わることもあります。
ただし、社外品のイヤーピースを使用した場合、充電ケースに収まらないこともあるのであらかじめ互換性を確認しておく必要があります。
スペック・価格の一覧表
| 発売日 | 2023/10/30 |
| 販売価格 | 9,480円（税込） |
| 充電方式 | USB Type-C/ワイヤレス充電 |
| コーデック | SBC/AAC/aptX Adaptive / LC3 |
| 防水性能 | IPX5 |
| 連続再生時間 | 最大7.5時間 （充電ケースを併用すると最大33時間） |
| 充電時間 | ２時間 |
| ドライバー | ７mm |
| マイク | 〇 |
| カラーバリエーション | ブラック |
| 重さ | イヤホン本体：５g 充電ケース込み：41g |
| マルチポイント | 〇 |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「Free Pro 3」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「Free Pro 3」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 予算が１万円以内で、音質と機能にこだわりたい方
- ゲームや動画を遅延なく楽しめるイヤホンをお探しの方
- 軽い装着感で長時間使用できるイヤホンをお探しの方
- ２台同時に接続できるマルチポイント機能を搭載したイヤホンをお探しの方
- 自動装着検知の機能を搭載したイヤホンが欲しい方
- 音質に特化したイヤホンが欲しい方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。