「手頃な価格で、装着感の軽いイヤホンを探している」
コスパの高いイヤホンを販売しているSOUNDPEATSから「SOUNDPEATS Air4」が発売されました。
開放感のあるインナーイヤー型イヤホンなのに、ノイズキャンセリング機能を搭載、高音質コーデックにも対応していたりと、価格以上の機能が搭載されています。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「SOUNDPEATS Air4」の解説しています。
「SOUNDPEATS Air4」の特徴は？
「SOUNDPEATS Air4」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- パワフルな重低音が特徴の迫力ある音質
- 高音質コーデックのaptX Losslessに対応
- 周囲の環境音を軽減するノイキャンを搭載
- デバイス間の切替がスムーズに行えるマルチポイント機能が使える
- ワイヤレス充電には対応していない
- タッチ操作のカスタマイズが行えない
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「SOUNDPEATS Air4」のレビュー
「SOUNDPEATS Air4」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
SOUNDPEATS Air4の外観と使い方
Amazonから送られてきた「SOUNDPEATS Air4」は、しっかりと梱包されており、パッケージも凹みなく届きました。
パッケージを開封すると充電用コード・説明書・包装されたイヤホン本体が綺麗に収められていました。
コンセントで充電する方は、ACアダプターが入っていないので別途用意する必要があります。
パッケージからイヤホンを取り出すとここんな感じ。
手のひらに収まるコンパクトなサイズと、充電ケースとイヤホンを含めた重量はわずか38gと非常に軽量。
充電ケースのヒンジ部分は光沢があり、SOUNDPEATSのロゴがキラッと輝いています。
ワイヤレスイヤホンの平均的な重量は50g程度
充電ケースを開くとイヤホン本体が現れます。
イヤホンや充電ケースは掴みやすいので、取り出しやすく手から滑り落ちにくいように感じました。
イヤホンは装着時の安定感のあるスティックタイプで、側面とドライバー部分はメタリック加工が施されており高級感を感じられます。
さりげなくロゴも入っているので、目立ちすぎることもなく仕事でも違和感なく使えそう。
「SOUNDPEATS Air4」の側面部分（赤丸）には操作用のタッチセンサーが配置されています。
スマホを取り出すことなく、再生/停止・音量の調整ができるので、とても便利。
- 再生・停止：どちらかを２回タップ
- 音量を上げる：右側を１回タップした後に長押し
- 音量を下げる：左側を１回クリックした後に長押し
- 曲送り：右側を長押し
- モードの切り替え：左側を長押し
操作の度にスマホを取出す必要がない
タッチセンサーの感度も良好
重低音が響くパワフルなサウンド
「SOUNDPEATS Air4」の音質は、重低音が強いパワフルなサウンドが楽しめます。
また、開放的なインナーイヤー型なので解像感はやや低めながらも、立体的な広がりのある音で音楽が聴けるのも特徴。
高音質コーデックを搭載しているので、対応するスマホやプレイヤーを使えば高音質かつ低遅延で楽曲を再生できます。
ちなみに、ボーカルメインで音楽を楽しみたい方や音の繊細な表現を重視される方は、同社から発売されている「AIR3 DELUXE HS」の方がおすすめです。
ロックやEDMと相性が良い
自然な付け心地で長時間でも疲れにくい
「SOUNDPEATS Air4」は、軽い装着感が特徴のスティック型を採用しています。
また、イヤホンのハウジング部分もコンパクトに設計されているため、装着時に耳を圧迫することなく付けることができます。
イヤホンの重量は、片耳わずか4gなので長時間使用しても疲れにくく、一日を通してイヤホンを使うことが可能。
「SOUNDPEATS Air4」は、イヤーピースのついたイヤホンが苦手な方や、周囲の音を取り込みながら音楽を楽しみたい人にぴったりのイヤホンです。
耳の小さな方や女性の方におすすめなワイヤレスイヤホンをまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
周囲の環境音を軽減するノイズキャンセリング
通常、ノイズキャンセリング機能は、遮音性を高めるためにカナル型イヤホンに搭載されていることほとんどです。
しかし「SOUNDPEATS Air4」は、インナーイヤー型のイヤホンなのにノイズキャンセリング機能を搭載しています。
実際にイヤホンを装着してノイズキャンセリング機能を体感してみると、想像を超える機能に驚きました。
もちろん、カナル型のイヤホンに比べると遮音性は劣るものの、周囲の環境音が軽減されているのを実感できます。
マイクを搭載しているのでハンズフリー通話が可能
「SOUNDPEATS Air4」には、通話用のマイクを搭載しているので、ハンズフリー通話を行うことができます。
イヤホンをパソコンと接続すれば、ビデオ通話やWEB会議でも使用することが可能。
周囲が静かな室内で通話テストを行いましたが、通話相手とのコミュニケーションも円滑に行え、問題なくこちらの声が伝わっているようでした。
静かな室内であれば問題なく使用できる通話性能
最大26時間使えるバッテリー性能
「SOUNDPEATS Air4」は、イヤホン単体だと最大6.5時間、充電ケースを含めると最大26時間使用が可能です。
１日２時間使用したとしても２週間近く使用することができるので、頻繁に充電する必要もありません。
ちなみに、充電は有線のみとなるので、ワイヤレスで充電をしたい方は別のモデルを探す必要があります。
筆者のおすすめのイヤホンをまとめた記事があるので、気になる方はチェックしてみてください。
よくある質問
「SOUNDPEATS Air4」のよくある質問についてまとめてみました。
SOUNDPEATS Air4は遅延が気になる？
「SOUNDPEATS Air4」には専用アプリが用意されており、低遅延モードに切り替えることも可能です。
ただし、通常のモードでもYouTubeや簡単なゲームをする分にはほとんど遅延を感じませんでした。
ガチでゲームをされる方や、音の遅延に敏感な方はアプリを使用して低遅延モードを活用することをおすすめします。
遅延は気にならないレベル
SOUNDPEATS Air4のペアリング方法は？
「SOUNDPEATS Air4」をiPhone/iPad/Windows/PC/Androidのペアリング方法について解説します。
ヘッドホンの電源を入れる
Bluetoothボタンを押して、ペアリングモードにする
接続したいデバイスのBluetooth設定の一覧の中に、「SOUNDPEATS Air4」が表示されるので、選択すれば接続完了
SOUNDPEATS Air4はマルチポイントを搭載している？
「SOUNDPEATS Air4」は、２台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能を搭載しています。
そのため、タブレットで音楽を聞いている時にスマホに着信があっても、接続を自動で切る変えてくれるので、すぐに電話に応答できます。
一度使うと手放せないぐらい便利な機能
SOUNDPEATS Air4のコーデックは？
「SOUNDPEATS Air4」のコーデックは、SBC・AAC・aptX・aptX Adaptive・aptX Losslessとなります。
iPhoneではAAC接続ができ、対応したデバイスを使用すると高音質コーデックのaptXでも接続が可能です。
LDACには対応していない
SOUNDPEATS Air4は雨の中使えるか？
「SOUNDPEATS Air4」はIPX4の防水性能を搭載しています。
イヤホンを付けたまま運動したり、小雨の中で歩く程度であれば故障する可能性は低くなります。
しかし、完全防水ではないので、イヤホンをしたままシャワーを浴びたり、水没すると故障の原因になることがあります。
SOUNDPEATS Air4は音漏れが気になるか？
「SOUNDPEATS Air4」は、カナル型イヤホンと比べると音漏れが起こりやすい構造にはなります。
しかし、音量に注意したり環境に気を付ければそれほど気にする必要は無いと個人的には思います。
もし音漏れがどうしても嫌な場合は、カナル型イヤホンの使用をお勧めします。
ちなみに、自分で音漏れを確認する方法をいくつか解説しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
スペック・価格の一覧表
| 発売日 | 2023/7/7 |
| 販売価格 | 8,980円（税込） |
| 充電方式 | USB Type-C |
| コーデック | SBC AAC aptX aptX Adaptive aptX Lossless |
| 防水性能 | IPX4 |
| 連続再生時間 | 最大26時間 |
| 充電時間 | ２時間 |
| ドライバー | 13mm |
| マイク | 〇 |
| カラーバリエーション | ブラック ホワイト |
| 重さ | 片耳：４g |
| マルチポイント | 〇 |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「SOUNDPEATS Air4」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「SOUNDPEATS Air4」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 重低音の強いワイヤレスイヤホンをお探しの方
- 軽い付け心地で疲れにくいイヤホンをお探しの方
- デバイスの切替を頻繁に行う方
- １万円以内で買える手頃なイヤホンをお探しの方
- 通話メインで使用するヘッドホンをお探しの方
- 音の繊細な表現やディティールにこだわりのある方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。