iPhoneと相性の良いワイヤレスイヤホンはどれ?初めてのイヤホンの選び方からおすすめまでをご紹介

iPhoneを使っているけど、どのワイヤレスイヤホンを選んだらいいのか分からない

Bluetoothで接続するワイヤレスイヤホンには、有線のイヤホンにはないワイヤレスならではの選び方や注意すべきポイントがあります。

この記事では、初めてイヤホンを選ぶ方にも分かりやすい様に、iPhoneと相性のいいワイヤレスイヤホンの選び方について解説しております。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

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iPhoneと相性の良いイヤホンとは?

iPhoneと相性の良いイヤホンは、ズバリ「AirPods」シリーズになります。

現在発売されている「AirPods」シリーズ
  • AirPods Pro 2
  • AirPods(第3世代)
  • AirPods(第2世代)

相性の良い理由としては、iPhoneを発売しているApple社が製品開発を手掛けているためOS(基本ソフトウエア)で紐づいており、遅延が少ない・操作性が良い・接続が安定しているなど、使い勝手は抜群です。

「AirPods」シリーズの違いについて知りたい方は、過去の記事で解説しておりますので、チェックしてみてください。

「AirPods」シリーズの中でも、予算に余裕のある方は「AirPods Pro 2」がおすすめです。

価格は39,600円とワイヤレスイヤホンの中でも高価な部類に入りますが、ノイズキャンセリング性能や装着感の快適さ、空間オーディオ機能など、プレミアムな機能が搭載されています。

ハイスペックでもイヤホンに4万円は悩ましい

とはいえ、「AirPods Pro 2」や「AirPods」シリーズでなくとも、iPhoneと相性の良いイヤホンは存在していて、同等程度の機能を搭載しているモデルもあります。

コスパが高くて、使い勝手の良いイヤホンの選び方を解説していく

ワイヤレスイヤホンの選び方

iPhoneと相性の良いワイヤレスイヤホンの選び方には3つのポイントがあります。

Bluetooth 4.0以上を選ぶこと

iPhoneとイヤホンは無線で通信を行う際に、Bluetoothで接続通信を行います。

Bluetoothは、1999年にバージョン1.0が発表され、それ以降少しずつ進化を続けてきました。

バージョンが進化するにつれて、Bluetoothは通信範囲を広げ、通信速度を向上させ、消費電力をより効率的にしてきました。

Bluetoothのバージョン機能
1.1Bluetoothが多くの人に知られるようになったバージョン
2.1バッテリー寿命を約5倍に伸ばし、ペアリングが高速化
3.0最大転送速度24MbpsのHS機能を実装
4.0LE機能を実装することで省電力化を実現
5.0バージョン4.0に比べ、以下の機能が強化
転送速度が2倍
通信範囲が4倍
通信容量が8倍
ワイヤレスイヤホンに関係するBluetoothのバージョン紹介

2020年以降に販売されたイヤホンは、ほとんどのモデルでBluetooth4.0以降のバージョンを採用しています。

2017年に発売になったiPhone 8はBluetoothが5.0に対応しているので、現在発売されているワイヤレスイヤホンはどのモデルを選んでも互換性に問題はありません。

Bluetoothはバージョンが異なっていても互換性があるので大丈夫

コーデックはAAC対応のものを選ぶ

コーデックとは、Bluethooh接続時にスマートフォンからイヤホンに音楽データを送る時の圧縮形式を指します。

iPhoneはAACというコーデックを採用しているため、AACを搭載したイヤホンを選ぶことでiPhoneの性能を最大限引き出すことが出来ます。

SBCのみに対応したイヤホンだと、音質が劣化するのと遅延が気になることもあります。

コーデック機能デバイス遅延
SBC標準コーデック全てのデバイスに対応約220ms
(0.22秒程度)
AACSBCより音質が良いAppleデバイス約120ms
(0.12秒程度)
コーデックの対応表

コーデックについてより詳しく知りたい方は、過去の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

専用アプリが用意されているか

「AirPods」シリーズのイヤホンは、iPhoneから各種操作や項目の確認が簡単に行えますが、カスタマイズ性はそこまで高くはありません。

専用アプリが使えるイヤホンに関しては、独自の機能を持たせていたり、音質調整が行えたりと、自分好みにカスタムすることが可能です。

ノイズキャンセリングの強さを調整したり、イコライザーのプリセットが用意されていたりします。

もちろん、アプリを使用しなくてもイヤホンは使えるので、カスタムが不要な方はダウンロードする必要はありません。

おすすめのワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンの販売価格は数千円のものから3万円を超えるものまで、幅広く販売されています。

そんな中でも今回ご紹介するイヤホンは、2万円以下で購入することができ、iPhoneと相性の良いイヤホンを3つおすすめさせて頂きます。

予算的に1万円以下をご検討の方は、過去の記事をチェックしてみてください。

iPhoneとの相性が良いイヤホン:Anker(アンカー)

YoutubeやSNSでも話題のAnker製の最新イヤホンである、「Soundcore Liberty 4」は実用的な機能が豊富でアプリの使い勝手に定評があります。

「Soundcore Liberty 4」の価格は、メーカーの公式サイトで14,990円で販売されていて、こんな方におすすめのイヤホンです。

こんな方におすすめ
  • 軽くて疲れにくい装着感なので、長時間使用される方におすすめ
  • 重低音が強めなパワフルサウンドで音楽を楽しみたい方
  • マルチポイントを使ってデバイスの切替をスムーズに行いたい方

「Soundcore Liberty 4」を使用したレビューをまとめた記事がありますので、気になる方はチェックしてみてください。

iPhoneとの相性が良いイヤホン:SONY(ソニー)

SONYは今まで2万円以上のハイエンドモデルに力を入れた商品ラインナップでしたが、今作は2万円を切るイヤホンを登場させました。

音質に定評のあるSONYのハイエンドモデルの技術を搭載した「WF-C700N」は、エントリーモデルらしからぬ音質とノイキャン性能を搭載しており、SONYの本気が垣間見れるイヤホンに仕上がっています。

「WF-C700N」の価格は、メーカーの公式サイトで17,800円で販売されていて、こんな方におすすめのイヤホンです。

こんな方におすすめ
  • CD相当の高音質で音楽を楽しみたい方におすすめ
  • 高いノイズキャンセリング性能を求めている方におすすめ
  • 通話時に周囲のノイズを軽減してくれるので、通話が多い方にもおすすめ

「WF-C700N」を使用したレビューをまとめた記事がありますので、気になる方はチェックしてみてください。

iPhoneとの相性が良いイヤホン:BOSE(ボーズ)

BOSEの最新ワイヤレスイヤホン「QuietComfort Ultra Earbuds」は、最強のノイズキャンセリング性能を搭載したイヤホンです。

AACコーデックにも対応しているのでiPhoneとの相性も良く、迫力ある重低音を楽しむことができます。

こんな方におすすめ
  • 電車や飛行機など移動中にイヤホンを使用される方
  • フィット感の良いイヤホンをお探しの方
  • ロックやDEMなどの楽曲をよく聞く方

「QuietComfort Ultra Earbuds」を使用したレビューをまとめた記事がありますので、気になる方はチェックしてみてください。

iPhoneとの相性が良いイヤホン:JBL(ジェービーエル)

JBLというメーカーをご存じでしょうか?

イヤホンというよりはスピーカーを連想される方も多いメーカーですが、イヤホンやヘッドホンも手掛ける世界的な音響メーカーです。

そんなJBLから発売されている「JBL Live Free 2」は、メーカーの公式サイトでは15,950円で販売されていて、こんな方におすすめのイヤホンです。

こんな方におすすめ
  • コンパクトなので女性や耳の小さな方におすすめ
  • マイクが6つも搭載されているので、通話を重視する方におすすめ
  • アプリが使えるので好きな音楽を好みの音質で聞きたい方におすすめ

「JBL Live Free 2」を使用したレビューをまとめた記事がありますので、気になる方はチェックしてみてください。

まとめ-イヤホン選びのポイントは3つ-

この記事では、iPhoneと相性の良いイヤホンの選び方とおすすめのイヤホンについて解説させて頂きました。

イヤホン選びのポイントは3つ
  • Bluetooth 4.0以上を選ぶこと
  • コーデックはAAC対応のものを選ぶ
  • 専用アプリが用意されているか

最後に今回紹介させて頂きましたイヤホンをまとめておりますので、気になる方は実売価格をチェックしてみてください。

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