「ヘッドホンとイヤホンのどちらを買うか悩んでいる」
イヤホンとヘッドホンにはそれぞれ特徴があり、利用するシーンによって向き不向きがあります。
購入する前に、メリット・デメリットを把握しておくことで後悔のないオーディオライフを送れることでしょう。
この記事では、「イヤホン」と「ヘッドホン」の違いを分かりやすく解説し、選び方のポイントもお伝えしています。
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ヘッドホンとイヤホンの特徴は?使用シーンに適した選び方
まずはヘッドホンとイヤホンの特徴を把握しましょう。そうすると、製品を選ぶ基準が明確になります。
ヘッドホンの特徴
ヘッドホンは、耳を覆うように装着して使用するオーディオ機器です。
イヤホンに比べドライバーが大きく、迫力あるサウンドを楽しめるのが特徴です。
ハウジング部分の種類は、「クローズド型」「オープン型」「セミオープン型」の3種類があります。
- クローズド型:密閉型なので迫力ある低音が楽しめ、音漏れも最小限に抑えてくれる
- オープン型:音場が広くナチュラルな音楽体験ができますが、音漏れがあるので基本室内での使用がおすすめ
- セミオープン型:クローズド型とオープン型の良い所を合わせ持ったヘッドホンで、音漏れも起こりにくいモデルが多い
おすすめのヘッドホンと、詳しい選び方についてまとめている記事があるので、気になる方はチェックしてみてください。
イヤホンの特徴
イヤホンは、耳穴に装着して使用するオーディオ機器となります。
「カナル型」「インナーイヤー型」「耳掛け型」「骨伝導型」の4種類があり、用途に合わせて選択しやすくなっています。
音質は、ヘッドホンに比べて細かい音の表現に長けているので、J-POPや洋楽をメインに聞く方はイヤホンがおすすめです。
- カナル型:イヤーピースが付いているので、遮音性が高くパワフルサウンドが楽しめる
- インナーイヤー型:カナル型と比べると低音に物足りなさを感じるものの、音場の広い開放的なサウンドを楽しめる
- 耳掛け型:耳を塞がないモデルが多いので、周りの環境音を聞きながら作業をしたい時におすすめ
- 骨伝導型:こめかみ部分から発生した振動で音を聞いているので耳を塞ぎません。そのため、音楽を再生していても、周囲の音が聞きやすく会話もスムーズに行うことができます
おすすめのヘッドホンと選び方についてまとめている記事があるので、気になる方はチェックしてみてください。
ヘッドホンとイヤホンならどっちがいい?
ヘッドホンとイヤホンは、どちらも音楽を聴くオーディオ機器ですが、音質・装着感・携帯性が異なります。
そのため、想定している用途やシーンによって使い分けることで、快適に使えます。
ヘッドホンのメリット・デメリット
ヘッドホンのメリット・デメリットについてまとめてみました。
- ドライバー(音の出る仕組み)が大きいので、迫力あるサウンドが特徴
- 耳を覆うように装着するので、フィット感を気にする必要が無い
- ゲームや映画を見る時の音の定位(方向)が感じやすい
- ファッションアイテムや寒さ対策としても使える
- イヤホンに比べて重さがあるので、長時間の使用は疲れやすい
- ランニングなどの運動をする時にはズレやすい
- 防水・防塵のモデルが少ないので、使用する環境が限られる
イヤホンのメリット・デメリット
イヤホンのメリット・デメリットについてまとめました。
イヤホンのメリット・デメリットについてまとめてみました。
- コンパクトかつ軽量なので、長時間のリスニングでも疲れにくい
- 防塵・防水モデルも多いので、環境を選ばず使える
- 小さなカバンにも収納できるので携帯性が良い
- ランニングなどの激しい運動中にも使えるモデルが多い
- ヘッドホンと比べて音場が狭い傾向にある
- ワイヤレスイヤホンなどは紛失しやすい
- 耳垢などの掃除をする必要がある
フィット感や耐久性は?
ヘッドホンとイヤホンでは装着方法や取り外せる部品が異なるので、フィット感や耐久性に違いがあります。
ヘッドホンの装着感と耐久性
ヘッドホンは、頭を挟み込むように装着するため、ほとんどの方は違和感のないフィット感が得られます。
イヤホンの形状が耳にフィットしない方や、小さい耳の方にもヘッドホンならしっかりとフィットすることが多いです。
しかし、ヘッドホン自体の重さもあるので、モデルによっては長時間の使用は疲れがでるかもしれません。
ヘッドホンを長い期間使うと、クッション部分の合皮や素材が摩耗してくることがあります。
疲労する箇所によっては交換や修理ができますが、ヘッドバンド部分の素材は基本的には交換することができません。
イヤホンの装着感と耐久性
イヤホンは、耳穴に入れて使う場合や、耳に掛けて使うものがほとんどです。
種類やサイズが多いので、自分の耳の形に合う製品を探すのは大変ですが、選択肢はたくさんあります。
また、イヤーピースが付いている「カナル型」イヤホンであれば、自分の耳に合うものに取り換えることもできます。
イヤホンの耐久性に関しては、なるべく防塵防水機能を搭載したイヤホンを選ぶようにしましょう。
また、基本的には落下程度の衝撃では壊れることはまれですが、収納ケースに入れておくことで衝撃や紛失への対策が行えます。
耳の小さな方や女性の方におすすめのイヤホンをまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。
ヘッドホンやイヤホンを使うときの注意点
ヘッドホンやイヤホンは快適に音楽が聞ける便利なアイテムですが、使用時には気を付けるべきことが何点かあります。
音量を上げ過ぎないこと
ヘッドホンやイヤホンで音楽を聞く時に、音量を上げ過ぎると周囲の音が聞き取りにくくなります。
そのため、救急車や自転車が接近していても気が付くのが遅れて、事故になるケースも考えられます。
また、周囲に人がいる環境で、大音量でイヤホンを使えば音漏れが発生することもあります。
自分でイヤホンの音漏れを確認する方法もありますので、気になる方はチェックしてみてください。
長時間のリスニングは控える
ヘッドホンやイヤホンを使用する場合は、一定時間ごとに休息を取ることを心がけましょう。
大きな音量で、長時間のリスニングを行うことで難聴になる可能性があります。
難聴と言うと高齢者に多いイメージがありますが、ヘッドホンやイヤホンによる若者の難聴も多くなってきています。
適切な休息とボリュームで音楽が大切
自転車や車の運転中は使わない
運転中にイヤホンを使うことで、周囲の状況が把握しにくくなったり注意力が下がってしまうことがあります。
自動車の運転中にイヤホンを使っていて事故を起こした場合、安全運転義務違反になる恐れもあるので、運転中の使用は控えましょう。
また、自転車では各都道府県の条例で規制されていることが多いので、運転中の使用は控えましょう。
よくある質問
接客中にお客様からよく聞かれる質問についてまとめてみました。
イヤホンとヘッドホンではどちらが耳に良いか?
イヤホンとヘッドホンのどちらかではなく、使い方と音量に影響を受けます。
イヤホンやヘッドホンを使用する時は、周囲の音が聞こえる程度の音量で、一定時間ごとに耳を休ませてあげてください。
耳への負担を心配する場合は、耳を使わずに音楽が聞ける骨伝導イヤホンがおすすめです。
イヤホンとヘッドホンではどちらがゲームがしやすいか?
イヤホンとヘッドホンでは得意とする部分が異なりますので、どんな機能を求めるのかで製品を選んでみてください。
イヤホンの得意な部分
- 遮音性が高いので小さい音を聞き逃がしにくい
- 軽くて違和感の少ない装着感でゲームに集中できる
ヘッドホンの得意な部分
- 音場が広いので距離感や音の方向が認識しやすい
- 低遅延のワイヤレスモデルのラインナップが多い
FPSをプレイするならヘッドホンかな
イヤホンとヘッドホンではどちらが音漏れしにくいか?
一般的なイヤホンとヘッドホンを比較すると、音漏れが起こりやすいのはヘッドホンです。
イヤホンの中でも、耳穴を塞ぐ「カナル型」イヤホンが遮音性が高く、音漏れが起こりにくい構造になっています。
おすすめのイヤホンとヘッドホン
音質や装着感の良いイヤホンやヘッドホンをいくつかご紹介します。
AirPods Pro 第2世代
iPhoneを使っているなら「AirPods Pro 第2世代」を選んでおいて間違いはない。
実際にイヤホンを使ってみた感想をレビューしているので、気になる方はチェックしてみてください。
Bose QuietComfort Ultra Earbuds
今年の10月に発売された新作イヤホン「Bose QuietComfort Ultra Earbuds」がセール価格で登場しています。
前作よりも音質・ノイズキャンセリング・音の臨場感が向上しており、非常に人気のあるイヤホンとなります。
Amazonブラックフライデーの目玉商品
実際にイヤホンを使ってみた感想をレビューしているので、気になる方はチェックしてみてください。
Sennheiser MOMENTUM 4 Wireless SE
2022年8月にSennheiserからリリースされた「MOMENTUM 4 Wireless」は、優れた音質と音場の広さから、臨場感のある音楽体験が可能。
さらに、快適な装着感と優秀なノイズキャンセリング機能を搭載しており、周囲の環境に関係なく音楽に没頭することができます。
34%オフはお買い得
実際にイヤホンを使ってみた感想をレビューしているので、気になる方はチェックしてみてください。
Bose QuietComfort 45
「Bose QuietComfort 45 headphones」は、機能面が充実しているだけでなく、シンプルでスタイリッシュなデザインなのでファッションアイテムとしても人気のヘッドホンです。
通常価格でもコスパの高いヘッドホンですが、今回のセールでは3万円を大きく割り込んだ価格になっています。
すでに売り切れているカラーもある
実際にイヤホンを使ってみた感想をレビューしているので、気になる方はチェックしてみてください。
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。