「気兼ねなく使える、コンパクトで軽量なヘッドホンを探している」
Ankerから発売されている「Soundcore H30i」は、Anker初のオンイヤーヘッドホンとなっており、その使い勝手に定評があります。
ワイヤレスヘッドホンで気になる本体の重さも約183gと軽量で、コンパクトに折り畳めることから気兼ねなく持ち運ぶことも可能。
この記事では、「Soundcore H30i」を実際に使用してみて感じた感想や、使い勝手などを解説しています。
Anker「Soundcore H30i」の特徴は?
「Soundcore H30i」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 低音重視のパワフルなサウンドが楽しめる
- ヘッドホンが軽量で、長時間の使用でも疲れにくい
- 専用アプリ対応でカスタマイズ性が高い
- デバイス間の切替がスムーズに行えるマルチポイント機能を搭載
- 高音質のコーデックに対応していない
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Anker「Soundcore H30i」の口コミや評判
SNSやショッピングサイトでの「Soundcore H30i」の評判や口コミを調査してみました。
ヘッドホンを新調した♪Soundcore H30i
— shiba3 (@shiba_ume3) January 18, 2024
ノイキャン無いけどコスパ&軽さが良いです。
オンイヤーだし😊#soundcore #anker pic.twitter.com/g22lRSWNZk
アンカーsoundcore H30i。数日使ったので所感を。
— だっちん (@dacchin55) January 21, 2024
とにかく軽くて疲れない。
オンイヤータイプとしては側圧が緩いので耳が痛くなりにくいが、逆にずれやすくなってる。
アプリでEQ調整できるのは良いが、WindowsPC用のアプリはない。
サウンド→ https://t.co/1jFnYyVfa9
最大再生時間の長さと、長時間付けていても疲れにくい装着感を評価する声が多かった
Anker「Soundcore H30i」のレビュー
「Soundcore H30i」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
「Soundcore H30i」の外観と使い方
「Soundcore H30i」をパッケージから取り出してみると、取扱説明書のほか充電用のケーブルと有線接続用のケーブルが同梱されていました。
また、ヘッドホンは柔らかい不織布に包まれており、キズが付かないように配慮されています。
ちなみに、持ち運び用のヘッドホンケースは用意されていないので、必要な方は別途用意する必要があります。
ヘッドホンは折り畳まれたコンパクトな状態で梱包されています。これなら、気兼ねなくカバンやリュックに入れて持ち運べそうな印象。
「Soundcore H30i」は、耳に乗せて使用するオンイヤーヘッドホンなので、ハウジング部分がコンパクトに設計されています。
デザインもシンプルなので、ヘッドホンが主張しすぎることなく、プライベートから仕事まで幅広く使えます。
重量もわずか約183gと非常に軽い
耳が直接当たるイヤーパッド部分には、柔らかいクッションが採用されており、耳に優しくフィットしてくれます。
内側には、分かりやすい様に「R」と「L」が表記されている
ヘッドバンド部分には、より柔らかいクッションが採用されており、頭頂部を優しく包み込んでくれます。
どちらのクッションもフワフワ
ヘッドホンの右側には、操作用の物理ボタンが配置されています。
音楽を聞きながら操作できるので、その都度スマートホンを取り出すことなく、再生/一時停止/音量を上げる/音量を下げるなどの操作が行えます。
操作の度にスマホを取出す必要がない
凹凸があるので、ボタンも押しやすい
重低音が響くパワフルサウンド
「Soundcore H30i」は、オンイヤーヘッドホンとしては大口径の40mmドライバーを搭載することにより、重低音が響くパワフルなサウンドに仕上がっています。
ドンシャリ傾向の音質なので、特にロックやEDMとの相性が良く、ノリの良い楽曲全般を楽しく聞ける音質だと感じました。
音場は狭めなので、ライブハウスで聞いているかのようなアーティストとの距離の近さを感じられます。
また、専用のアプリを使えば、音質の調整を細かく行えるので、好みの曲を好きな音質で楽しむことも可能。
価格を考えると十分すぎる音質
付属のコードを使用すれば、iPhone・Androidスマホと接続して音楽を楽しむことも可能です。
有線で接続することで、解像感が上がり、高域のクリアさが良くなったように感じました。
有線で接続するとバッテリーが無くても使える
最大70時間も使えるバッテリー性能
「Soundcore H30i」は、フル充電で70時間も使用できるバッテリー性能を搭載しています。
1日に2時間ヘッドホンを使用しても、1カ月以上使える計算になります。
このサイズのヘッドホンの場合、平均で40-50時間ほどのものが多い中で、70時間も使えるのは流石の一言です。
また、5分間の充電で最大4時間使用できる急速充電にも対応。充電を忘れていてもわずかな充電時間で使用することができます。
モバイルバッテリーを手掛けているメーカーはすごい
しっかりした装着感でズレにくい
「Soundcore H30i」は、耳や頭に当たる部分にフワフワなクッションを採用、本体の軽さも相まって非常に快適な装着感を得られました。
サイズの調整もできるので、頭の大きな筆者でも問題なく装着することができました。
また、耳を覆っていないオンイヤー型のヘッドホンなので、メガネとの併用も問題なく行えました。
メガネを付けててもヘッドホンが使える
通話性能は必要十分
「Soundcore H30i」には、通話用マイクが搭載されています。
静かな環境で通話性能をテストしましたが、通話相手にはこちらの声がしっかりと届いているようでした。
また、ヘッドホンを使用して1時間程度のWEB会議を行いましたが、通信が途切れることなく、コミュニケーションも円滑に行えました。
仕事でも使えるレベルの通話品質
よくある質問
「Soundcore H30i」のよくある質問についてまとめてみました。
soundcore h30iとq20iの違いは?
「Soundcore h30i」と「Soundcore q20i」の違いをまとめてみました。
項目 | Soundcore h30i | Soundcore q20i |
---|---|---|
価格 | 5,490円 | 6,990円 |
タイプ | オンイヤー | オーバーイヤー |
重さ | 138g | 246g |
最大再生時間 | 70時間 | 60時間 |
充電時間 | 2時間 | 1.5時間 |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
外音取込 | – | 対応 |
ノイズキャンセリング | – | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
両者の一番の違いは、ヘッドホンのタイプになります。
- Soundcore h30i:耳に乗せるタイプのヘッドホンで、周囲の環境音も聞こえる
- Soundcore q20i:耳を覆うタイプのヘッドホンで、周囲の環境音を遮る
どちらを選ぶかは目的によって変わってきますが、人の多い場所や周囲の環境音をカットしたい方は「Soundcore q20i」がおすすめです。
一方、シンプルな機能かつ、軽い装着感で疲れにくいヘッドホンをお探しの方は、「Soundcore h30i」がおすすめになります。
「Soundcore H30i」は遅延が気になる?
「Soundcore H30i」をiPhoneとAndroidで接続して使用しましたが、気になるような音声と映像のズレはありませんでした。
しかし、シューティングゲームや音ゲーをガチでやっているような方には、遅延を感じられるかもしれません。
ガチ勢でなければ遅延は気にならない
「Soundcore H30i」にはアプリはある?
「Soundcore H30i」には、専用アプリが用意されており、主に以下のようなことができます。
アプリは無料でダウンロードできるので、是非使ってみてください。
- イコライザー調整(音質調整)
- コントロールのカスタマイズ
- マルチポイントの管理
- イヤホンを探す
この価格帯でアプリに対応しているのがすごい
「Soundcore H30i」のペアリング方法は?
「Soundcore H30i」のペアリング方法は非常に簡単です。
電源ボタンを5秒間長押しする
ヘッドホンのランプが点灯するのを確認
接続したいデバイスのBluetooth設定の一覧の中に、「Soundcore H30i」が表示されるので、選択すれば接続完了
「Soundcore H30i」はマルチポイントを搭載している?
「Soundcore H30i」は、マルチポイント機能を搭載しています。
2台のデバイスに同時接続ができるので、パソコンでヘッドホンを使用中にスマホに着信があっても、そのまま通話を開始することができます。
一度使うと手放せないぐらい便利
「Soundcore H30i」は音漏れが気になるか?
「Soundcore H30i」は、オンイヤー型のヘッドホンなので、音漏れが起こりやすい形状となります。
しかし、柔らかいクッションが耳にしっかりとフィットしてくれているので、通常のオンイヤー型のヘッドホンと比べると音漏れが起きにくくなっています。
個人的には、50%程度のボリュームで音楽を聞くのであれば、周囲に人がいるような環境でも音漏れは気にならないと思います。
自分で音漏れを確認する方法をいくつか解説しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
「Soundcore H30i」はノイズキャンセリング機能を搭載している?
「Soundcore H30i」には、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセリング機能を搭載していません。
また、ヘッドホンを付けたまま周囲の環境音が聞ける外音取込機能も搭載されていません。
オンイヤー型のヘッドホンは構造上、搭載できない
同社から発売されている「Space Q45」であれば、驚くほど周囲のノイズをカットしてくれます。過去にレビュー記事をまとめているので気になる方はチェックしてみてください。
スペック・価格の一覧表
「Anker Soundcore H30i」のスペックについてまとめてみました。
販売価格 | 5,490円(税込) |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC/AAC |
防水性能 | – |
再生時間 | 最大70時間 |
充電時間 | 2時間 |
ドライバー | 40mm |
マイク | 〇 |
カラーバリエーション | ブラック オフホワイト レッド |
重さ | 183g |
マルチポイント | 〇 |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「Soundcore H30i」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「Soundcore H30i」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- アップテンポなノリの良い楽曲を聞かれる方
- 長時間着けていても疲れにくいイヤホンをお探しの方
- 初めてのヘッドホンを購入される方
- デバイスの切替を頻繁に行う方
- アプリで自分好みにカスタマイズしたい方
- ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンをお探しの方
- 装着検出センサーを搭載したヘッドホンをお探しの方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。