あなたはワイヤレスイヤホンを選ぶ上で1番大切な要素は何だと思いますか?
価格でしょうか?可能でしょうか?
筆者の考えとしては、フィット感が何よりも大切だと思っています。
イヤホンが頻繁にズレたり、落下したりすると音楽に集中できないだけでなく、故障の原因にもなりかねません。
このイヤホンは、本体がコンパクトかつ装着感を高めるためのイヤーウイングが付いており、フィット感を意識した設計になっています。
搭載されている機能はシンプルですが、使い勝手のいいイヤホンに仕上がっている為、ワイヤレスイヤホンを初めて購入される方には是非試して頂きたい製品になります。
それでは早速、メリット・デメリットを見ていきましょう。
- 軽くてコンパクトなので使いやすい
- 防水仕様なので汗・小雨でも安心
- ワイヤレス充電にも対応
- 最大40時間のロングバッテリー
- イヤホンの着脱センサー未搭載
- ワイヤレス充電非対応
- ノイズキャンセリング未搭載
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SoundcoreのLiberty Neo 2のレビュー
前作の「Liberty Neo」はAmazonの売れ筋ランキングで1位を獲得したことのある人気モデルでした。
そんな人気モデルがより使いやすく機能的になって「Liberty Neo 2」として発売されました。
- 前作よりもドライバーサイズが大きくなっており、より音楽を楽しめる音質に進化
- イヤホンがコンパクトなので小さい耳の方や女性の方にもしっかりフィット
- 防水等級IPX7を搭載しており、ランニングなどのスポーツ中にも使える
- 充電ケースを使うと最大40時間の再生が可能で急速充電にも対応
他にも特長があるので、本文で解説していきます。
製品の外観
まずは外観から見ていきましょう、充電ケースのサイズは幅8.0cm×高さ3.2cm×奥行3.7cmで、イヤホン重量は約6.0g(片耳)・充電ケースを含めても約59gです。
充電ケースがコンパクトで、持ち運びの際はズボンのポケットでもすんなり入りそうです。女性の小さな鞄でも場所を取りすぎないので、邪魔になりません。
充電ケースの表面はサラサラしており、指紋が気にならない質感になっています。
このイヤホンは防水等級IPX7の防水仕様となります。
一時的(30分)に一定水位(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない。
イヤホンのデザインはシンプルながら、質感に光沢があり高級感を感じます。操作は物理ボタン式になっており、ロゴの部分をクリックするだけで様々な操作ができます。
また、イヤーチップはXS/S/M/L/XLの5種類が同梱されており、イヤーウイングはS/M/Lの3種類が入っています。耳の小さな方から大きな方まで柔軟に調整が可能です。
カラーバリエーションは、ブラック・ネイビー・オフホワイトの3色から選ぶことができます。
装着感
イヤホンがコンパクトなので、耳にすっぽり収まり安定した着け心地を感じられます。
装着感を試すために15分ほどランニングを行いましたが、イヤホンと耳の接触面が大きく安定しているので、ズレたり落下するような不安定さは感じられませんでした。
操作は物理ボタン式なので、クリックする時に耳の中に少し圧力を感じます。この感覚が苦手な方はタッチセンサー式の「Life P2 Mini」をお勧めします。
音質
音質は低音重視のSoundcoreらしいパワフルなサウンドです。
前作に比べて低音域のキレが増しており、中高音域も前に出てきているのでボーカルが気持ちよく聞こえました。
テンションが上がる音質なので、ダンス系やEDMなどの楽曲と相性のいい音質になっています。
前作も音質には定評がありましたが、さらに上質な音にグレードアップしています。イヤホンの価格を考えると十分な音質だと思います。
前作の通話品質は、音声がややシャリシャリとしていて機械的な感じがしていましたが、そのあたりも改善されており、自然な音声で通話することができました。
実際に室内や屋外で通話をしたり、WEB会議などで長時間使用しましたが接続も途切れることもなく使用することができました。
アプリ
アプリで設定できる機能としては、音質調整・ボタン操作のカスタマイズを設定することができます。
音質の調整
ボタン操作のカスタマイズ
操作の振り分けは、1回クリック・2回クリック・1秒長押しの合計6つの操作を登録できるようになっています。
操作方法
イヤホンを使用する際は充電ケースから取出すことで、自動で電源オンの状態になります。ペアリング済みであれば、そのまま耳に装着することでイヤホンを使えます。
逆に充電ケースに収納すると自動で電源オフになるので、電源に関しては何か特別な操作をする必要はありません。
イヤホンの操作方法
イヤホンをクリックすることで、曲の一時停止/再生・曲送り/曲戻し・通話の開始/終了などの操作をすることができます。
このイヤホンは左右で操作できる内容が異なります。操作は以下のようになっています。
タッチ操作方法 | 左のイヤホン | 右のイヤホン |
再生/停止 | 2回のクリック | |
音量を上げる | 1回のクリック | |
音量を下げる | 1回のクリック | |
曲送り | 1秒間長押し | |
曲戻し | 1秒間長押し | |
通話開始/通話終了 | 1回のクリック | |
着信拒否 | 1秒間長押し | |
イコライザー切替 | 3回のクリック | |
音声アシストの起動 | 2回のクリック | |
電源ON | 同時に2秒間長押し | |
電源OFF | 8秒間長押し | 8秒間長押し |
ペアリング方法
まずペアリングを開始するために、充電ケースからイヤホンを取出します。そうすると自動で電源が入り、ペアリングモードに入ります。
デバイス(iPhone・Androidなど)のBluetooth機能から「Soundcore Liberty Neo 2」を選択すると接続完了です。
充電ケースからイヤホンを取出した時に電源がオフの状態になっている場合は、片方のイヤホンのボタンを3秒間長押しすることでペアリングモードになります。
iPhone・Android(アンドロイド)・ウォークマン・PC・iPad・Nintendo Switch
※PCがwindowsの場合は、音楽再生の接続(A2DP)対応のBluetooth機能が必要
リセット・初期化の方法
ペアリングが上手くいかない場合や予期せぬエラーが発生した場合は、イヤホンを一度リセットして再度設定し直します。
リセット方法は、まず接続していたデバイスのBluetoothの設定から「Soundcore Liberty Neo 2」の登録を解除します。
イヤホンを充電ケースに入れたまま充電ケースのボタンを8秒以上長押しします。LEDインジケーターが3回赤色に点滅するとリセット完了です。
その後、両方の充電ケースからイヤホンを取出します。片方のイヤホンのインジゲーターが速く点滅し、もう片方がゆっくり点滅していればリセット成功です。
説明書・故障・紛失・問合せ
「Soundcore Liberty Neo 2」は取扱説明書(マニュアル)を用意してくれており、トラブルシューティングも記載があります。
故障かな?と思ったら取扱説明書を参照してみてください。電源がつかない・充電できない・片耳しか聞こえない・音飛びがするなどの不具合の解決策が記載されています。
不具合が起こったらとりあえず、本体の初期化をしてみよう。
Soundcoreは製品に自信があることから製品の保証期間を18か月にしています。さらに会員になることで最大24か月に伸ばすこともできます。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2021/5/25 |
メーカー希望小売価格 | 6,490円(税込) |
アマゾン価格(2023/2/6時点) | 6,490円(税込) |
充電ケースサイズ | 幅8.0cm×高さ3.2cm×奥行3.7cm |
充電方式 | USB-C/ワイヤレス充電 |
重量 | 片耳約6g ケース約59g(イヤホン収納時) |
ドライバー | 3層構造の8mmドライバー |
ノイズキャンセリング | 非対応 |
外音取り込み機能 | 非対応 |
マルチペアリング | 非対応 |
マルチポイント | 非対応 |
装着検知機能 | 非対応 |
コーデック | SBC/AAC |
連続再生時間 | 最大10時間(ケースを含めると40時間) |
充電時間 | 約2時間 (急速充電対応:10分の充電で最大2時間) |
Bluetoothバージョン | ver.5.2 |
防塵・防水性能 | IPX7 |
まとめ
今回ご紹介した「Soundcore Liberty Neo 2」は、シンプルな機能を搭載した使い勝手の良いイヤホンでした。
最後に、「Soundcore Liberty Neo 2」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考頂ければと思います。
- シンプルな機能でコスパの高いイヤホンをお探しの方
- 装着感が良く、耳が痛くなりにくいイヤホンをお探しの方
- コンパクトで軽く、持ち運びのしやすさを重視される方
- ノイズキャンセリング・外音取込機能などの機能が使いたい方
- 音質にこだわりたい方