「Bose SoundLink Flex」と「JBL Flip 6」のスピーカーって何が違う?
「どっちが自分に合っているのか分からない」、「それぞれのスピーカーの特長をさくっと知りたい」そんなお悩みはありませんか?
どちらのスピーカーも使い勝手や音質が良く、価格以上の品質を感じられますが、音の傾向や機能に違いがあります。
この記事では、「Bose SoundLink Flex」と「JBL Flip 6」の音質・性能・装着感・使い勝手など、様々な角度から比較して解説しております。
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まずは結論!
筆者の結論としては、こだわりが無いのなら「JBL Flip 6」がおすすめです。
音の傾向については後ほど触れますが、音質調整機能やカラーバリエーションの豊富さ落下時の傷の付きにくさを考慮して、「JBL Flip 6」の方を選びました。
製品のスペックが拮抗しているので、BOSEの音質が好きな方や、デザインが好みの方は、「Bose Soundlink Flex」を選択しても後悔することはないと思います。
「Bose Soundlink Flex」と「JBL Flip 6」の主要な項目をピックアップして比較しています。
項目 | Bose Soundlink Flex | JBL Flip 6 |
---|---|---|
発売日 | 2022/4/21 | 2021/11/26 |
参考価格 (2023/3月現在) | 15,300円 | 13,780円 |
ドライバー | フルレンジ | ウーハー(40×80mm) ツイーター(16mm) |
出力 | 非公開 | 20W+10W |
音の傾向 | フラット傾向 | ドンシャリ傾向 |
重量 | 580g | 550g |
Bluetooth | ver.4.2 | ver.5.1 |
音質調整 | × | 調整可能 |
マイク | 搭載 | 非搭載 |
カラー | 4色 | 6 色 |
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製品の外観と使い方
サイズと重量はよく似ている
「Bose SoundLink Flex」と「JBL Flip 6」は外観は異なりますが、サイズや重量が同じぐらいです。
項目 | Bose SoundLink Flex | JBL Flip 6 |
---|---|---|
サイズ | W20.1×H9.0×D5.2cm | W17.8×H6.8×D7.2cm |
重量 | 580g | 550g |
形状 | 直方体 | 円柱 |
「Bose SoundLink Flex」は、W20.1×H9.0×D5.2cmで、重量は580gとなります。
スピーカー正面には頑丈なスチールを採用しており、パウダーコーティングでマットな質感に仕上げています。
側面や背面には柔らかいシリコン素材が使われており、触り心地も良好です。
「JBL Flip 6」は、W17.8×H6.8×D7.2cmで、重量は550gとなります。
スピーカー全体がファブリック素材で覆われており、側面にはシリコンが使われています。
また、スピーカー正面には大きくJBLのロゴがあしらわれています。
使い勝手に違いはない
どちらのスピーカーにもストラップが付いているので、吊るす・寝かす・立てるなどの置き方ができ、設置する場所を選びません。
音が遠くまで届きやすい様にやや斜め向きになっています。
ファブリック性のユーティリティーループはかなり頑丈に取り付けられています。カラビナなどを使ってリュックに引っ掛けることも可能です。
みんなで音楽を聞くときには、スピーカーを立てて置くことで、全方向に同じように音楽を届けられます。
ストラップが付属しているので、用途に合わせて取付けることが出来ます。
操作性はBOSEが優勢
「Bose SoundLink Flex」は、スピーカー上部に操作ボタンがまとめられています。
BOSEのロゴのすぐ上にある、マルチファンクションボタンは音声の再生/停止・曲送り・曲戻しだけでなく、長押しで音声アシスタントを呼出すこともできます。
「JBL Flip 6」は、スピーカー上部に音声を操作するためのボタンが配置されています。
スピーカー背面には、電源やBluetoothなどのボタンが配置されています。
較べると「JBL Flip 6」のボタンの方が若干固め
衝撃に強い設計
どちらのスピーカーも衝撃に強い仕様になっており、万一の落下でも故障のしにくい頑丈な作りになっています。
「Bose SoundLink Flex」は、スピーカーの正面が塗装されているため、落下時の床面が固い場合は傷付く可能性があります。
一方、「JBL Flip 6」は全体をファブリック素材とシリコンが覆っているため、落下時の床面が固くても傷付きにくい材質になっています。
カラーバリエーション
「Bose SoundLink Flex」は4色、「JBL Flip 6」は6色のカラーバリエーションが用意されています。
カラーバリエーションは、ブラック・カーマインレッド・ホワイトスモーク・ストーンブルーの4色展開になっています。
カラーバリエーションは、ブラック・スクワッド・ピンク・ブルー・ホワイト・レッドの6色展開となっています。
防水防塵性能
どちらのスピーカーもIP67の防塵・防水性能を搭載しているので、お風呂場やアウトドアでも気兼ねなく使うことができます。
「Bose SoundLink Flex」は、湖や川に落としてしまっても本体が浮くように設計されているため、沈んでいくことはありません。
IP67は6が防塵で、7が防水の等級を指しており、数字によって機能が異なります。
防塵等級(6)は最高クラス、砂ホコリ・粉塵の内部への侵入を防ぎます。防水等級(7)は上から2つ目のクラスで水深1m・30分以内であれば内部の浸水に耐えうる頑丈な仕様。
音質
「Bose SoundLink Flex」は、BOSEらしい重低音かつ中高域もしっかり出ていてバランスの良い音質に仕上がっています。
音の傾向としてはフラット系で、高音域のササリも無いので長時間聞いていても疲れにくい点もポイントです。
BOSEは音質調整できる機能はありません
「JBL Flip 6」は、音域ごとに2つドライバーを搭載しているので、バランスよく音がでていますが、音の傾向としては低音と高音が強いドンシャリ傾向の音質です。
相性の良い楽曲としては、ロックやダンスミュージックなどノリの良い曲が上げられます。
とはいえ、アプリを使って音質を調整することもできるので、好きな曲を好みの音質で聞くこともできます。
その他の違い
通話マイクを搭載
「Bose SoundLink Flex」は、通話用のマイクを搭載しています。
WEB会議やビデオ通話でも使える品質なので、テレワークなどでも使えます。
複数台のデバイスを登録できる、マルチペアリング機能も搭載しているので、仕事とプライベートで兼用することもできます。
配置場所によって音質を最適化
「Bose SoundLink Flex」は、置き方(立て掛け・吊るす・寝かせる)に合わせて最適な音質になるように自動で調整してくれる機能が搭載されています。
置き方や置く場所を気にする必要はありません
ドライバー構造の違い
「Bose SoundLink Flex」はドライバー(音の出る仕組)を1つ搭載しています。すべての音域をカバーするのでフルレンジとも呼ばれます。
「JBL Flip 6」は、ウーファー(44×80mm)とツイーター(16mm径)の2つのドライバーが搭載されており、本格的な2ウェイ・スピーカー構造を採用しています。
2つのドライバーを搭載することで、音域を広く解像感のある音質にすることが可能になります。
このドライバー構造により、最大出力(20W+10W)も増えるため大きな音を出しやすくなるのも特長です。小さな音で聞く場合でも音に余裕を感じられます。
同じ音量で音を出力したときに、「Bose SoundLink Flex」の方が音量が小さく聞こえました。
スペック表
項目 | Bose SoundLink Flex | JBL Flip 6 |
---|---|---|
発売日 | 2022/4/21 | 2021/11/26 |
参考価格 (2023/3月現在) | 15,300円 | 13,780円 |
ドライバー | フルレンジ | ウーハー(40×80mm) ツイーター(16mm) |
出力 | 非公開 | 20W+10W |
音の傾向 | フラット傾向 | ドンシャリ傾向 |
マイク | 搭載 | 非搭載 |
重量 | 580g | 550g |
Bluetooth | ver.4.2 | ver.5.1 |
音質調整 | × | 調整可能 |
カラー | 4色 | 6 色 |
コーデック | SBC | |
連続再生時間 | 最大12時間 | |
防塵防水性能 | IP67 | |
アプリ | 〇 |
まとめ
「Bose SoundLink Flex」と「JBL Flip 6」の性能と使い勝手を比較解説させて頂きました。
どちらのスピーカーも音質良く楽しめますが、コスパの高さとカスタマイズ性を求めるなら「JBL Flip 6」をおすすめします。
BOSEの音質が好きな方や、デザインが好みの方には「Bose SoundLink Flex」を選ばれた方がいいと思います。
それぞれのスピーカーを個別でレビューしておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなスピーカー・ヘッドホンの魅力を発信しています。→失敗しない!Bluetoothスピーカーの選び方