「BOSEのカッコいいスピーカーが気になっている」
「Bose SoundLink Mini ii Special Edition」は、深い重低音が特長的なスピーカーで、持ち運びやすいコンパクト仕様のワイヤレススピーカーです。
この記事では、筆者が実際にスピーカーを使用してみた感想や店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Bose SoundLink Mini ii Special Edition」の魅力をお伝えします。
また、前作「Bose SoundLink Mini II 」との違いについても解説しております。
- 手のひらサイズなので、気軽に持ち運べる
- コンパクトなのに、本格的なBOSEサウンドが楽しめる
- デザイン性が高く、インテリアとしても使える
- 有線(AUX)で接続できるので、より高音質で音楽が楽しめる
- マルチポイントには対応していない
- 防塵防水機能が搭載されていない
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Bose SoundLink Mini ii Special Editionのレビュー
「Bose SoundLink Mini ii Special Edition」を実際に使ってみた感想や、使い勝手について解説していきます。
製品の外観・使い方
このスピーカーは、デザイン性が高く洗練された形状から部屋のインテリアとしても使えます。
スピーカーの正面と背面はメッシュ状のパネルになっており、本体は耐久性と軽量化の為にアルマイト可能を施したアルミが使用されています。
サイズは、18(幅)x5.1(高さ)x5.8(奥行)cmで、重量は680gとなっております。
横幅は手のひらを広げたサイズと同じぐらいなので、わずかなスペースでも設置することができます。
車のダッシュボードに乗せてもおしゃれ、走行中でも急な動作でなければ勝手に動くこともありません
側面には、充電用のUSB Type-Cコネクタと、有線接続用の3.5mmアナログ端子が配置されています。
3.5mmアナログ端子を使って、スマートフォンやDAPに接続することで、ワイヤレスよりも高音質で音楽を楽しむことができます。
スピーカーの上面には、操作をするためのボタンが配置されています。
左から、電源ボタン・音量を下げるボタン・マルチファンクションボタン・音量を上げるボタン・Bluetooth接続ボタンとなっております。
マルチファンクションボタンは、1回クリックすると再生/一時停止、2回のクリックで次の曲にスキップ、3回のクリックで前の曲に戻ります。
とてもシンプルな操作の為、説明書を見ることなく使い始めることができます。
カラーバリエーションは、ラックスシルバー/トリプルブラックの2色展開になっています。
深い低音が響くBOSEサウンド
音質はBOSEらしいサウンドが表現されていて、低音域に力強さと深みを感じます。
高音域の表現にやや欠けるものの、耳にササルような音質ではないので、長時間聞いていても疲れにくい音質になっています。
中音域は埋もれることなくしっかりと音が出ており、ボーカルメインで音楽を聞いている方にもおすすめできます。
また、音量を上げても音のバランスが崩れないので、アウトドアや広い部屋でも音質を落とさずに楽しむことができます。
このスピーカーは、ステレオで再生しており、立体的で臨場感のある音質を体験できます。
また、高性能なトランスデューサー(フルレンジドライバー)と、パッシブラジエーターを2つ搭載していることから、小型ながらも豊かな低音とパワフルなサウンドを両立させています。
その他の便利な機能
「Bose SoundLink Mini ii Special Edition」に搭載されている便利な機能についても解説していきます。
バッテリー性能・充電方法
本体の側面に配置されているUSB Type-Cコネクタより充電することができ、約4時間で充電が完了します。
内蔵されているバッテリーは優秀で、最大12時間再生することができるので、1日を通して使うことができます。
別売りにはなりますが、スピーカー下部に取付けることで充電ができるクレドールも販売されています。
その都度、コードを差込む必要がないので気軽に充電が行えます。
通話機能
このスピーカーにはマイクが搭載されているので、通話だけでなくWEB会議やビデオ通話に使用することもできます。
ノートパソコンをモニターに繋いで作業をしている方や、スピーカーの付いていないパソコンを使用されている方にも便利に使って頂ける機能です。
動画やゲームをするときには若干遅延が発生するものの、意識をしないとわからない程度の遅延です。
ただし、シビアな作業やゲーム専用としての使用はおすすめできません。
マルチペアリング
Bluetoothで接続したデバイスを記憶しておくことができるマルチペアリング機能ですが、このスピーカーは最大8台まで覚えさせられるので、たくさんのデバイスを持っている方でも安心です。
スピーカーの電源を入れると、直近で接続したデバイス2台を自動で検索して接続してくれます。
ちなみに、同時にBluetooth接続を行うマルチポイント機能は搭載していません。
Bose SoundLink Mini ii スペシャル エディションとの違い
「SOUNDLINK Mini II 」の後継機が「SOUNDLINK Mini II Special Edition」となっており、使い勝手が向上しています。
進化したのは、「充電用の端子がUSB Type-Cに変更」と「バッテリー性能の向上」の2点となります。
ちなみに、音質を聞き比べましたが変更点はない様に感じました。
バッテリー交換
ワイヤレス製品は、繰り返し使用することでバッテリーがへたってきます。
しかし、このスピーカーはバッテリー(4千円〜5千円)を自身で交換するとこで、長く製品を使うことができます。
バッテリーの交換方法は簡単かつ、公式サイトでもイラスト付きで解説されています。
ペアリングができない場合や充電できないとき
ペアリングが出来ない時
デバイスのBluetooth設定を確認して、オンになっているか確認してみましょう。
念の為にスピーカーの再起動も合わせて行ってください。
それでもペアリングができない場合は、デバイスの登録情報を一度削除して、再度ペアリングを行ってみてください。
充電出来ないとき
スピーカーのマルチファンクションボタンを長押しして、初期化を行いましょう。
アダプタの故障やケーブルの断線の可能性も考えられますので、交換してみましょう。
それでもダメな場合は、販売店かメーカーに問い合わせてみましょう。
ペアリング方法
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンとの接続はもちろんのこと、Bluetooth接続機能を搭載したデバイスであればペアリングすることで使用することができます。
スピーカーの電源を入れる
Bluetoothボタンを押すと、スピーカーから「モバイル端末とペアリングできます」とアナウンスがあります。
接続したいデバイスのBluetooth設定から「bose soundlink mini ii」を選択すれば接続完了です。
パソコンとの接続
接続したいパソコンにBluetoothの機能が搭載されていれば、上記と同じ手順で接続することができます。
もし、お持ちのパソコンにBluetoothの接続機能が搭載されていなくても、アダプターを取り付ければ接続することができます。
テレビ接続
テレビとスピーカーを接続するには、テレビ側にBluetooth接続できる機能が搭載されているかどうかを調べる必要があります。
もし、お使いのテレビがBluetooth接続できないモデルであれば、専用のトランスミッターを使うことで接続できるようになります。
トランスミッターはテレビのイヤホンジャックに差し込むことですぐに使い始められます。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2019/11/7 |
参考価格(2023/3時点) | 22,000円(税込) |
スピーカー方式 | デュアルパッシブラジエーター |
充電方式 | USB Type-C |
再生周波数帯域 | 非公開 |
総合出力 | 非公開 |
コーデック | SBC |
重量 | 680g |
連続再生時間 | 最大12時間 |
充電時間 | 約4時間 |
マイク | 〇 |
サイズ | 18(幅)x5.1(高さ)x5.8(奥行)cm |
マルチペアリング | 最大8台 |
カラーバリエーション | ラックスシルバー/トリプルブラック |
防塵・防水性能 | 非対応 |
こんな方におすすめ
今回ご紹介した「Bose SoundLink Mini ii Special Edition」を一言でまとめると、手を出しやすい価格で本格的なBOSEサウンドを楽しめ、デザイン性の高さからインテリアにも使えるワイヤレススピーカーです。
最後に、「Bose SoundLink Mini ii Special Edition」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 本格的なBoseサウンドを気軽に持ち運んで使いたい方
- インテリアとしても使えるデザイン性の高いスピーカーをお探しの方
- 通話にも使えるマイクを搭載したスピーカーを探している方
- 落下や衝撃に強い頑丈なワイヤレススピーカーをお探しの方
- 自分好みに音質の調整をしたい方
- 防塵防水機能を搭載したスピーカーをお探しの方
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。