「1万円以下のワイヤレスイヤホンを探している」、「ノイズキャンセリングを搭載した音質の良いイヤホンが欲しい」
日本の音響メーカーであるAVIOTは、手頃な価格でありながら音質にもこだわったイヤホンを提供しています。
今回ご紹介する「AVIOT TE-D01q2」は、1万円以下の価格帯ながら、優れたノイズキャンセリング機能や外音取込機能を搭載。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「AVIOT TE-D01q2」の解説しています。
「AVIOT TE-D01q2」の特徴は?
「AVIOT TE-D01q2」は、優れたノイズキャンセリング機能と外音取込機能を持つ、コスパの高いワイヤレスイヤホンです。
- 1万円以下のイヤホンで音質がトップクラス
- ノイズキャンセリング機能が優秀
- 2台同時接続ができるマルチポイントを搭載
- 周囲の音を取込めるので、ながら聞きができる
- ワイヤレス充電は非対応
- 高音質コーデックは非対応
「AVIOT TE-D01q2」は、1万円以下でワイヤレスイヤホンをお探しなら候補に入れてほしいイヤホンの一つです。

セール期間中なら7千円前後で売っている時もある
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「AVIOT TE-D01q2」の評判・口コミは?
SNSやショッピングサイトでの「AVIOT TE-D01q2」の評判や口コミを調査してみました。
AVIOT TE-D01q2
— かじかじ/元イヤホン専門店スタッフ (@kajet_jt) July 1, 2022
これはかなりいい感じ!
絶対TE-BD11tより良い。
アイツだけは許さん pic.twitter.com/0kbw4Zi3jq
今日のオトモはAVIOTのTE-D01q2
— 歌声唯求🧼不定期配信中📻 (@Utakata_Yume_V) July 4, 2022
奇跡的に同じ色合いの午後ティーと
前モデルより分離感がよくなっていい感じ8000円以下って考えるとかなり優秀 pic.twitter.com/SFafnMyKG2
AVIOT TE-D01q2を暫く使った感想
— さぶろー🏍️🚗⛺️ (@saburo_bike) September 16, 2022
・音の傾向はフラットで好み
・音質も価格の割には良好
・ノイキャンは先代モデルより効果は増してる
格安イヤホン以上XM4未満
その代わり風切り音をめっちゃ拾うようになって微妙
・アプリの作りが雑
・またすぐに接続が不安定になるんじゃねぇの?って不安
音質と通話品質の高さを評価するコメントが多かった
「AVIOT TE-D01q2」のレビュー
「AVIOT TE-D01q2」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
AVIOT TE-D01q2の外観と使い方

「AVIOT TE-D01q2」は、手のひらに収まるほどコンパクトなデザインです。
イヤホン本体の重さは、片耳わずか5.5gで充電ケースを含めても66gと軽く、気兼ねなく持ち運ぶことができます。

ズボンのポケットにもスッキリ収まる

イヤホン本体はマットな質感とメタリックな部分があり、カラーによって受ける印象が大きく異なります。
写真のブラックオキニスカラーは、落ち着いた色味で大人な印象を受けますが、ラピスブルーは深いブルーにゴールドをあしらっているので高級感を感じます。

「AVIOT TE-D01q2」のカラーバリエーションは、レッドスピネル/ラピスブルー/ピンククオーツ/パールホワイト/ブラックオニキスの5種類です。

豊富なカラーバリエーション
AVIOT TE-D01q2の操作方法

イヤホンの側面にはタッチセンサーが配置されています。
軽くタップすることで、音声の再生/一時停止・曲送りなどの操作をスマホを取出すことなく行えます。
- 再生/一時停止:右か左を1回タップ
- 音量上げる:左を3回タップ
- 音量下げる:左を2回タップ
- 曲送り:右を2回タップ
- 曲戻し:右を3回タップ

操作のタイムラグが少しある
小さい耳にもしっかりフィット

「AVIOT TE-D01q2」は、柔らかいシリコン製のイヤーウイングを備えており、耳の形にしっかりフィットして、安定感のある装着が可能。
また、耳穴に深く差し込むタイプのイヤホンではないため、耳への圧迫感が少なく、長時間の使用でも快適です。
さらに、イヤホンの先端に取り付けるイヤーピースとイヤーウイングは、異なるサイズが複数同梱されているので、あなたの耳に合わせて調整が可能です。
イヤーピースが4サイズと、イヤーウイングは2サイズ入っている。

ランニングなどの激しい動きでも外れる感覚はない
優秀なノイズキャンセリング性能

「AVIOT TE-D01q2」には優秀なノイズキャンセリング機能が搭載されています。
カフェや電車内などで発生しやすい、低音域から中音域のノイズをほとんど軽減してくれます。
1万円以下のワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能はおまけのような性能のイヤホンが多い中、「AVIOT TE-D01q2」はしっかりとノイズを軽減していることが体感できます。

音楽を流せば、ほとんどのノイズは聞こえない
ダイナミックさと繊細さを併せ持った音質

「AVIOT TE-D01q2」は、大きな10mmダイナミックドライバーを搭載しており、迫力ある低音を中心に、クリアで幅広いサウンドを実現。
音場の広がりや解像度は、高級モデルには及ばないものの、同価格帯では最高クラスの音質を提供しています。
このパワフルでダイナミックかつ繊細な音は、ROCK & POPS、EDM、クラブミュージックと非常に相性が良い。
より高音質かつ便利な機能を搭載したイヤホンをお探しであれば、過去の記事でおすすめのイヤホンをまとめていますのでチェックしてみてください。
外音取込モードを搭載
「AVIOT TE-D01q2」の外音取込機能は非常に優れており、周囲の環境音を自然に取り込んでくれます。
ホワイトノイズも非常に少ないので、外音取込機能をオンにして音楽を流せばBGM感覚で曲を楽しむことができます。
車に注意が必要な道路を歩いている時、家事をしながら周囲の音を聞きたい時などにも便利です。

アプリを使って環境音の取込レベルを調整できる
通話品質は必要十分

「AVIOT TE-D01q2」には、通話専用のマイクが搭載されています。
静かな部屋で通話品質を確認しましたが、こちらの声が通話相手にしっかりと聞こえているようでした。
また、Zoomを使ったWEB会議で1時間程度使用しましたが、音声が途切れることもなくスムーズにやり取りができました。
通話中の周囲のノイズを軽減する機能は搭載していないので、騒がしい場所で通話する際は注意が必要です。

通話性能は必要十分なレベル
便利なアプリが搭載されている

「AVIOT TE-D01q2」には、専用アプリ「AVIOT SOUND ME」が用意されています。
アプリは無料でダウンロードでき、音質や使い勝手をカスタマイズ可能。
- イコライザー設定(音質調整)
- バッテリー残量の確認
- イヤホン操作の設定
- ボリュームコントロール
- ノイズキャンセリングの調整
- 外音取込機能の調整
- ゲーミングモード
- ファームウエアのアップデート

ホーム画面では、バッテリー残量やノイズキャンセリング・外音取込モードが選択できます。

アプリは直感的に使える

音質調整も各音域が細かく調整でき、プリセットも7種類用意されています。
その他、操作ボタンの変更やゲーミングモードも対応しており、あなたの好みに合わせてカスタマイズすることができます。
よくある質問(Q&A)

「AVIOT TE-D01q」についての疑問や気になるポイントをまとめています。
AVIOT TE-D01q2のペアリング方法は?
スマートフォンと接続する場合
充電ケースからイヤホンを取り出す
イヤホンのLEDインジケーターが点滅していることを確認
接続したいデバイスのBluetooth設定から「AVIOT TE-D01q2」を選択すると接続が完了します。
PCに接続する場合
PCに接続する方法もスマートフォンと接続する方法と同じですが、PC側にBluetooth接続の機能が無い場合があります。
ノートパソコンであれば、基本的にはBluetooth機能が搭載されていますが、据え置きタイプのパソコンは確認する必要があります。
設定からBluetooth設定を見つけることができれば対応したパソコンとなりますが、Bluetoothの機能を搭載していないパソコンでも接続することは可能です。
アダプターをUSBポートに差し込むことですぐに使い始められるので、Bluetooth機能がない場合はアダプターをご使用ください。
AVIOT TE-D01q2の不具合は?
「AVIOT TE-D01q2」が片耳しか聞こえなくなった場合はリセットを行うことで不具合が解消することがあります。
「AVIOT TE-D01q2」に限らず、一般的なワイヤレスイヤホンで起こる不具合もリセットすることで解消できる場合があるので、その一例も紹介します。
- 片耳しか聞こえない
- イヤホンの電源が入らない
- タッチ操作ができない
- 充電が行えない
- Bluetooth接続が不安定
- 音飛びやノイズが発生する
上記のような不具合がある場合は、一度リセットを行ってみましょう。
「AVIOT TE-D01q2」のリセット方法については、別の記事で詳しく解説しておりますので参考にしてください。
AVIOT TE-D01q2が片耳しか聞こえない時の対処法は?
「AVIOT TE-D01q2」が片耳しか聞こえなくなったり、音量が小さすぎる場合は、一度リセットを行いましょう。
それでも問題が解消されない場合は公式サイトの修理サポートへ連絡してみましょう。
「AVIOT TE-D01q2」のリセット方法については、別の記事で詳しく解説しておりますので参考にしてください。
AVIOT TE-D01q2のノイズキャンセリングは弱い?
「AVIOT TE-D01q2」のノイズキャンセリング性能は、他社メーカーの最上位モデルの性能には劣るものの、価格を考えると十分な性能を搭載しています。
強力なノイズキャンセリングを搭載したイヤホンには、ノイキャン特有の圧迫感を感じるモデルもあります。
それらのイヤホンと比較すると、「AVIOT TE-D01q2」は圧迫感のない自然なノイキャンで音楽を聞くことが可能です。

ノイキャンに点数を付けると、7/10点ぐらい
AVIOT TE-D01q2を水没させてしまった時はどうしたらいい?
「AVIOT TE-D01q2」はIPX4相当の防水機能を搭載したイヤホンですが、完全防水ではありません。
そのため、水没させてしまった場合は、すぐに通電せずに内部が乾燥するまでしばらく置いておきましょう。
そのあと、充電を行ってみて動作を確認することで、使える可能性を上げることができます。
それでも問題が解消されない場合は公式サイトの修理サポートへ連絡してみましょう。
AVIOT TE-D01q2はWeb会議やテレワークで使える?
お使いのデバイスとBluetooth接続が行えれば、使用することができます。
「AVIOT TE-D01q2」は、静かな環境であれば問題なく通話やWEB会議で使うことができます。

片耳でも使える
AVIOT TE-D01q2のバッテリー性能は?

「AVIOT TE-D01q2」はイヤホン単体で最大11.5時間、充電ケースを含めると最大34時間使えるロングバッテリー性能を搭載しています。
また、10分の充電で最大1.5時間使用できる急速充電にも対応しているので、万が一バッテリーが切れていても大丈夫。
わずかな時間の充電で使い始めることが可能です。
AVIOT TE-D01q2を無くしたり紛失した場合は?

「AVIOT TE-D01q2」には、スマートフォンと最後に通信を行った場所を記録する機能が搭載されています。
紛失したであろう場所が地図に表示されるため、イヤホン探しの手掛かりになります。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2022/6/2 |
販売価格 | 7,480円(税込) |
タイプ | カナル型 |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC,AAC |
ドライバー | 10mm |
重量 | 片耳5.5g 66g(充電ケース込) |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大11.5時間 イヤホン単体:最大34時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
マイク | 〇 |
防塵防水性能 | IPX4 |
カラーバリエーション | レッドスピネル ラピスブルー ピンククオーツ パールホワイト ブラックオニキス |
Bluetoothバージョン | Ver.5.2 |
低遅延 | ○ |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「AVIOT TE-D01q2」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「AVIOT TE-D01q2」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンを1万円以下で探している方
- コスパの高いイヤホンをお探しの方
- フィット感が良く、長時間使用しても疲れにくいイヤホンをお探しの方
- カスタマイズ性の高いイヤホンをお探しの方
- 2台同時接続できるマルチポイント機能を搭載したイヤホンをお探しの方
- ワイヤレス充電ができるイヤホンをお探しの方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。