「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は発売当初から人気が高く、今もなお売れているロングセラー商品だとご存知でしたか?
約2年前に発売された「Soundcore Liberty Air 2 Pro」が、競争の激しいイヤホン業界で売れ続け、今ではAmazonのレビュー件数がなんと1.8万件を超えています。
人気の高い「AirPods Pro」の約3倍のレビュー件数を獲得しており、いかに注目されているかが分かります。
レビューの内容を見ると、コストを抑えつつ沢山の機能を搭載している点を評価している方が多いため、以下のような方におすすめできます。
- 最新モデルが欲しい!というより、コスパの良いイヤホンを探している方
- ノイズキャンセリングや外音取込機能が搭載された機能的なイヤホンが欲しい方
- 専用アプリに対応していて、音質調整やカスタム性に優れたイヤホンを探している方
- 音にこだわりがあり、高音質で聞けるイヤホンを探している方
- 複数台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント機能があるイヤホンを探している方
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SoundcoreのLiberty Air 2 Proのレビュー
このイヤホンは具体的にどのような機能を持っているのでしょうか?製品のメリット・デメリットから見ていきましょう。
- ノイキャンを搭載してるので、気になる雑音を軽減してくれる
- 外音取込モードを使えば、周囲の音を取り込めて、ながら聞きも可能
- 専用アプリで好みの音質に調整可能
- ワイヤレス充電にも対応しており、使い勝手も良好
- 着脱センサー未搭載なので、イヤホンを外しても音声が自動で停止されない
- マルチポイント接続が出来ないので、デバイスの切替が手動になる
製品の外観や装着感
まずは外観から見ていきましょう、充電ケースのサイズは幅6.0cm×高さ3.0cm×奥行6.2cmで、イヤホン重量は約5.0g(片耳)・充電ケースを含めても約62gです。
ワイヤレスイヤホンとしては標準的なサイズ・重量ですが、ノイズキャンセリングを搭載していることを考慮すると軽い方です。
イヤホンを取出すには、充電ケースのフタをスライドさせることで片手でも開閉することができます。スムーズな操作性やワイヤレス充電に対応している便利さから使い勝手の良さを感じます。
充電ケースの表面はサラサラしており、指紋が気にならない質感になっています。
イヤホンのデザインはAirPosのようにシンプルながらスタイリッシュです。
操作はタッチセンサー式になっており、ロゴの部分をタップするだけで様々な操作ができます。
また、イヤーチップは小さい物から大きなものまで合計9種類が同梱されています。耳の小さな方から大きな方まで柔軟に調整が可能です。
イヤホンが耳に綺麗に収まるので装着感は軽く、長時間着けていても耳が痛くなりにくい装着感です。
カナル型(耳栓型)が苦手な人でも、このイヤホンなら圧迫感が少ないので違和感なく使ってもらえるかもしれません。
カラーバリエーションは、ブラック・ネイビー・ホワイト・ピンクの4色展開されており、好みや使用するシチュエーションに合わせて選ぶことができます。
また、このイヤホンは防水等級IPX4の防水仕様なので、少しの雨や汗くらいの水であれば問題なく使用することができます。
いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない、と定義されています。
違和感のないノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能は、交通機関・屋内・屋外の3つのモードから選択でき、環境に合わせて柔軟に使い分けることができます。
その中でも交通機関モードの遮音性が高く、電車やバスの走行音やエンジン音をしっかり軽減してくれます。
また、自宅やお店では室内モードを使うことで、周囲の話し声やエアコン・換気扇の音を抑えてくれますし、屋外モードでは街中の喧騒を軽減してくれます。
さらに、ノイズキャンセリング機能特有のホワイトノイズや違和感も少なく、快適にイヤホンを使うことができます。
外音取込機能
外音取込機能は、全ての外音か音声フォーカスの2つのモードを選択できます。
全ての外音モードは周囲の環境音を均等に拾うのに対して、音声フォーカスは人の声に集中して音を拾います。基本的には音声フォーカスモードがいいのかなと思います。
実際機能を使った感じとしては、音量の小ささとややこもった感じが気になりました。
ただし、周囲の音を聞いたり、コンビニのレジでのやり取り程度であれば問題なく使用できます。
イヤホンを装着したまま仕事をしたり、長い間人と会話をするような使い方には向かないのかなと感じました。
音質
音質は低音重視のSoundcoreらしいパワフルなサウンドです。テンションが上がる音質なので、ロックやダンス系やEDMなどの楽曲と相性のいい音質になっています。
高級イヤホンと比べると解像感・透明感は劣るものの、迫力のあるサウンドはシンプルに音楽を楽しめる音質です。また、高音域がマイルドなので、聞き疲れしにくい点も特長です。
専用アプリを使うことで音質を自由に調整することができます。
アプリには楽曲に合わせたプリセットが22種類も用意されています。
また、音域ごとに細かく調整できるイコライザー機能もあるので、好みの音楽を好きな音質で聞くことができます。
音声の遅延に関して、動画を見るには気になりませんがゲームをすると遅延を感じるレベルです。
このイヤホンにはマイクが搭載されているので、通話やテレワーク中の会議などでも使えます。
イヤホンの先端にマイクが付いていることから、口との距離も近くクリアな音を通話相手に届けることができます。
室内の静かな場所で通話やWEB会議に使用しましたがこちらの声はしっかりと届いているようでした。
ただし、屋外で風の強い時に使用すると、風の音をマイクが拾ってしまうので、使用するときは注意が必要です。
その他の機能も充実
ご紹介してきた機能以外にも、片耳使用・タッチセンサー操作のカスタム・HearIDなどの機能が用意されています。
イヤホンは片耳使用が可能
片方のイヤホンを充電ケースに収納した状態で、もう一方のイヤホンを使用することができます。
片耳を開けておきたい方や周囲の音を聞きながら作業をしたい方におすすめできます。
左右のイヤホンの使用に偏りがでないように使うことで、長く使用することができます。
タッチセンサー操作のカスタム
操作の振り分けは、2回タップ(左右)・長押し(左右)の合計4つの操作を登録できるようになっています。
HearID
テストには約3分掛かりますが、あなたの耳に合った音質に調整してくれる機能が付いています。
操作方法
イヤホンを使用する際は充電ケースから取出すことで、自動で電源オンの状態になります。ペアリング済みであれば、そのまま耳に装着することでイヤホンを使えます。
逆に充電ケースに収納すると自動で電源オフになるので、電源に関しては何か特別な操作をする必要はありません。
イヤホンの操作方法
イヤホンをタップすることで、曲の一時停止/再生・曲送り・通話の開始/終了などの操作をすることができます。
このイヤホンは左右で操作できる内容が異なります。操作は以下のようになっています。
タッチ操作方法 | 左のイヤホン | 右のイヤホン |
再生/停止 | 2回のタップ | |
曲送り | 2回のタップ | |
通話開始 | 2回のタップ | |
通話終了/着信拒否 | 2秒間長押し | |
モード切替 | 2秒間長押し |
ペアリング方法
まずペアリングを開始するために、充電ケースからイヤホンを取出します。そうすると自動で電源が入り、ペアリングモードに入ります。
デバイス(iPhone・Androidなど)のBluetooth機能から「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を選択すると接続完了です。
新しいデバイスと接続をする場合は、イヤホンが充電ケースに入っている状態でケースのボタンを3秒間長押しします。
そうするとイヤホンのLEDインジケーターが白く点滅しペアリングモードに入りますので、デバイスから接続を行ってください。
iPhone・Android(アンドロイド)・ウォークマン・PC・iPad・Nintendo Switch
※PCがwindowsの場合は、音楽再生の接続(A2DP)対応のBluetooth機能が必要
リセット・初期化の方法
ペアリングが上手くいかない場合や予期せぬエラーが発生した場合は、イヤホンを一度リセットして再度設定し直します。
リセット方法は、まず接続していたデバイスのBluetoothの設定から「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の登録を解除します。
イヤホンを充電ケースに入れたまま充電ケースのボタンを10秒以上長押しします。LEDインジケーターが3回赤色に点滅したあと、白く点灯するまで待ちます。
一方のイヤホンが速く点滅し、もう片方がゆっくり点滅をしていることを確認の上、再度デバイスから接続を行ってください。
説明書・故障・紛失・問合せ
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は取扱説明書(マニュアル)を用意してくれており、トラブルシューティングも記載があります。
故障かな?と思ったら取扱説明書を参照してみてください。電源がつかない・充電できない・片耳しか聞こえない・音飛びがするなどの不具合の解決策が記載されています。
不具合が起こったらとりあえず、本体の初期化をしてみよう。
Soundcoreは製品に自信があることから製品の保証期間を18か月にしています。さらに会員になることで最大24か月に伸ばすこともできます。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2021/1/20 |
メーカー希望小売価格 | 12,980円(税込) |
アマゾン価格(2023/2/7時点) | 12,980円(税込) |
充電ケースサイズ | 幅6.0cm×高さ3.0cm×奥行6.2cm |
充電方式 | USB-C/ワイヤレス充電 |
重量 | 片耳約5g ケース約62g(イヤホン収納時) |
ドライバー | 11mmドライバー |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチペアリング | 対応 |
マルチポイント | 非対応 |
装着検知機能 | 非対応 |
コーデック | SBC/AAC |
連続再生時間 | 最大7時間(ケースを含めると26時間) |
充電時間 | 約1.5-2.5時間 (急速充電対応:15分の充電で最大3時間) |
Bluetoothバージョン | ver.5.0 |
防塵・防水性能 | IPX4 |
まとめ
今回ご紹介した「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は、実用性のある機能を多数備えた完成度の高いイヤホンでした。
最後に、「Soundcore Liberty Air 2 Pro」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考頂ければと思います。
- 最新モデルを使ってみたい!というより、コスパの良いイヤホンを探している方
- ノイズキャンセリングや外音取込機能が搭載された機能的なイヤホンが欲しい方
- 専用アプリに対応していて、音質調整やカスタム性に優れたイヤホンを探している方
- 音にこだわりがあり、高音質で聞けるイヤホンを探している方
- 複数台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント機能があるイヤホンを探している方