【コスパ良し】QCY H3をレビュー!5,000円台の最強ヘッドホンはこれで決まり

「費用を抑えつつ、音質の良いヘッドホンがほしい」

「QCY」は、ただ安いだけでなく、音質にもこだわった製品を作り出しているメーカーとして、最近注目を集めています。

今回はそんな「QCY」から、エントリーモデルとなる「H3」が発売されました。

機能面では、マルチポイント・ノイズキャンセリング・外音取込など充実した機能を搭載していますが、実力はどうなのでしょうか?

この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「QCY H3」の解説しています。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

「QCY H3」の特徴は?

「QCY H3」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。

良い点
  • 同価格帯のヘッドホンと比較するとトップクラスの音質
  • 強力なノイズキャンセリング性能
  • 2台同時に接続できるマルチポイントに対応していて便利に使える
  • クッションがやわらかいので、長時間でも使える
残念な点
  • 高音質コーデックには対応していない
  • 有線の音質は微妙

執筆時点(2023/11/3)では、Amazonで20%オフのクーポンが配布されているので、5千円台で購入できる

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「QCY H3」の評判・口コミは?

SNSやショッピングサイトでの「QCY H3」の評判や口コミを調査してみました。

フィット感の良さとコスパの高さを評価しているコメントが多かった

「QCY H3」のレビュー

「QCY H3」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。

QCY H3の外観と使い方

「QCY H3」の外観は、SONYのヘッドホンと近い形状で、非常にシンプルなデザインになっています。

質感はサラサラとした半光沢に仕上げられており、サイズ調整も自由(10段階)に行えます。

また、肌に触れるイヤーパッドとヘッドバンドのクッションは、モチモチかつふわふわなので、ストレスのフリーな装着感が期待できます。

ヘッドホンのハウジング部分が稼働するので、コンパクトに折り畳むことが可能。

重さも約260gと軽いことから、カバンやリュックに入れて気兼ねなく持ち運ぶことができます。

ハウジングが動くので、首にも掛けやすい

ヘッドホンは軽量かつ、人間工学に基づいた設計のため、快適な装着感が得られます。

実際に装着してみたところ、フィット感が良く圧迫感も少ないので、長時間(2時間程)の装着でも疲れることはありませんでした。

頭の大きな男性でも問題なし

ヘッドホンのハウジングには操作用のボタンが配置されています。

ほとんどの操作をヘッドホンから行えるので、スマホを取出す手間も掛かりません。

アプリを使えば、操作の割り振りも自由にできるので、カスタマイズ性も高いように感じます。

この価格帯のヘッドホンでアプリに対応しているのがすごい。

ほとんどの操作をイヤホンから行える

強力なノイズキャンセリングで周囲の音をカット

「QCY H3」は周囲の雑音を軽減してくれるノイズキャンセリング機能を搭載しています。

ヘッドホンの電源を入れると、即座に周囲の音をカットしてくれ、騒がしい場所でも快適に音楽を楽しむことができます。

高音域のノイズはやや残るものの、中低域のノイズはほとんどカットしてくれます。

地下鉄などの騒音が激しい場所でも、音楽を流していれば周りの音が気になることはありません。

同価格帯のヘッドホンの中ではトップクラスの性能

音質はお値段以上

音の傾向としては、フラット傾向の音質で、バランスの良い仕上がりとなっています。

クラシックなどの繊細な表現は苦手としつつも、ロックやポップスなどのアップテンポな曲とは相性が良いように感じました。

低域もしっかりと感じられ、ボーカルもくっきりと聞こえるので万人受けしやすい音質だと思います。

価格を考えれば十分すぎる音質

ただし、有線で接続して音楽を流すと、バランスが悪くなるのでおすすめできません。

普通にワイヤレスで聞いている方が音質がいいので、付属のケーブルが活躍することは少ないと思います。

バッテリー周りが非常に優秀

「QCY H3」は軽量な本体なのに、最大60時間使用することができます。

充電には付属の有線(USB Type-C)を使用すれば約2時間ほどで完了します。

ノイズキャンセリングをオンにした状態でも最大35時間使えるので、一日2時間使用しても2週間以上使える。

頻繁に充電する必要が無い

2台同時接続のマルチポイント機能を搭載

「QCY H3」は、マルチポイント機能を搭載しているので、2台同時に接続することができます。

1万円以下のイヤホンに搭載されることは珍しいため、この機能だけでヘッドホンを選んでも損はしない。

一度使うと手放せない機能

マルチポイント機能が活躍する場面としては、タブレットとスマホやパソコンとスマホなど、複数のデバイスを切替えて使う方におすすめです。

ヘッドホンを使ってパソコンで動画を見ているときに、スマホに着信があってもイヤホンを外さずに接続を切替えられるので、そのままの状態で通話を開始することが可能。

使用しているデバイスをイヤホンが認識してくれる

アプリでカスタマイズが自在に行える

「QCY H3」には、専用アプリが用意されています。

イヤホンの性能を最大限に引き出すためにもダウンロードすることをおすすめします。

アプリの機能一覧
  • イコライザー設定(音質調整)
  • バッテリー残量の確認
  • イヤホン操作の確認
  • オーディオバランスの調整
  • マルチポイント
  • ゲーミングモード(低遅延モード)
  • ヘッドホンを探す
  • ファームウエアのアップデート

この価格帯でアプリに対応しているのは強い

よくある質問

「QCY H3」のよくある質問についてまとめてみました。

QCY H3は遅延が気になる?

「QCY H3」には、専用アプリが用意されておりゲーミングモードに対応しています。

アプリからモードをオンにすることで、音ゲーや遅延にシビアな作業も遅延を気にすることなく行えます

ゲーミングモードがオフの状態だと、遅延が気になる人もいるかもしれません。

遅延が気になる人はゲーミングモードを使えばいい

QCY H3はマルチポイントを搭載している?

「QCY H3」は、マルチポイントを搭載しており、最大2台のデバイスと同時に接続することが可能です。

スマホとPCなど同時に2台接続できるので、PCで音楽を聞いている時に着信があっても、イヤホンをしたままスマホで通話を開始することができます。

切替えもスムーズに行える

QCY H3の通話性能は?

「QCY H3」は、通話専用のマイクを搭載しています。

周囲のノイズも拾いにくいので、騒がしい場所でもあなたの声をしっかりと通話相手に届けてくれます。

価格を考えると十分な性能

QCY H3のアップデートはどうする?

「QCY H3」には専用のアプリが用意されています。

アプリ内からファームウエアのアップデートを行うことができます。

不具合の解消や新しい機能に対応したりと、使い勝手が大幅に改善することもあるので、定期的にアップデートすることをおすすめします。

アプリは無料でダウンロードできる

QCY H3のコーデックは?

「QCY H3」の対応コーデックは、SBC/AACとなります。

高音質のコーデックには対応してはいませんが、価格を考えると十分な音質だと思います。

iPhoneユーザーでも問題なく使える

もっと音質にこだわりたいなら、このあたりのヘッドホンがおすすめです。

QCY H3のペアリング方法は?

QCY H3のペアリング方法は非常に簡単です。

STEP

ヘッドホンの電源を入れる

STEP

MFBボタンを長押しする

STEP

接続したいデバイスのBluetooth設定をオンにする

STEP

一覧の中に、「QCY H3」が表示されるので選択すれば接続完了

2回目以降は自動で接続される

スペック・価格の一覧表

発売日2023/10/27
販売価格6,980円(税込)
充電方式USB Type-C
コーデックSBC/AAC
防水性能非対応
連続再生時間最大60時間
充電時間2時間
ドライバー40mm
マイク
カラーバリエーションブラック/ホワイト
重さ約264g
マルチポイント
QCY H3のスペック表

まとめ-こんな方におすすめ-

この記事では、「QCY H3」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。

最後に、「QCY H3」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。

こんな方におすすめ
  • コスパの高いヘッドホンをお探しの方
  • ゲームや動画を遅延なく楽しめるヘッドホンをお探しの方
  • 装着感が良く、長時間使用できるヘッドホンをお探しの方
  • 2台同時に接続できるマルチポイント機能を搭載したイヤホンをお探しの方
こんな方にはおすすめできません
  • 自動装着検知の機能を搭載したヘッドホンが欲しい方
  • 音質に特化したヘッドホンが欲しい方

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