【比較】AirPosd第3世代とAirPods Pro2との違いは?用途に合った選び方を解説

AirPodsシリーズでどれを選んだらいいのか分からない

現在発売されているAirPodsシリーズは3種類ありますが、パッと見た感じでは見分けが付きにくくなっています。

そのため、そのイヤホンが自分に合っているのか分からない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、現在発売されているAirPodsシリーズの特徴を比較して、あなたのイヤホン選びの参考になるように解説しています。

まずは結論!これを選べば間違いなし

結論からお伝えすると、予算があるなら「AirPods(第2世代)」を買っておけば間違いないです。

その理由としては、周囲のノイズをカットできる優秀なノイズキャンセリング機能と、音楽を臨場感たっぷりに楽しめる空間オーディオに対応しているからです。

とはいえ、高価なイヤホンとなるため、その他のAirPodsとの違いも把握した上で選ぶ方が賢明です。

AirPodsの特長を比較してみた

モデル別にAirPodsの特長をまとめてみました。その中でもAirPods選びに欠かせない機能には黄色でマーキングをしております

製品AirPods(第2世代)
AirPods(第3世代)
AirPods Pro第2世代
ノイズキャンセリング機能
外音取込機能
空間オーディオ
ヘッドトラッキング機能
イヤフォン形状インナーイヤー型
(開放型)
インナーイヤー型
(開放型)
カナル型
(耳栓型)
搭載チップH1H1H2
耐水性能IPX4IPX4
バッテリー性能
(ケース使用時)
単体5時間
(24時間程度)
単体6時間
(30時間程度)
単体6時間
(30時間程度)

スペックだけでは分からないと思いますので、それぞれのモデルの説明を補足します。

AirPods(第2世代):基本的な機能を兼ね備えていて、最もリーズナブルなエントリーモデル

AirPods(第3世代):2021年10月発売、音楽を楽しむための機能も搭載されたバランスの取れたモデル

AirPods Pro第2世代:高い遮音性、装着感も良い為ずっと装着していても違和感が少なく、日常から仕事まで幅広く使える最新かつ最上位モデル

AirPodsの価格を比較

2024年1月時点でのApple公式サイトの販売価格を表にまとめております。

AirPods(第2世代)
AirPods(第3世代)
AirPods Pro第2世代
Apple公式価格19,800円(税込)26,800円(税込)39,800円(税込)
モデル毎の差額AirPods(第2世代)との
差額は7,000円
AirPods(第3世代)との
差額は13,000円

各モデルの価格差について

価格差と機能の違いについてまとめています。

AirPods(第2世代)とAirPods(第3世代)

AirPods(第2世代)とAirPods(第3世代)のどちらかで迷われているなら、個人的にはAirPods(第3世代)をおすすめ致します。

価格差は7,000円ですが、Apple独自のオーディオ空間とヘッドトラッキング機能にはそれ以上の価値があるように思います。

AirPods(第3世代)とAirPods Pro第2世代

AirPods(第3世代)とAirPods Pro第2世代のどちらかで迷われているなら、「ずばりこちらのモデルです!」と言いたいですが差額が13,000円なので正直非常に判断が難しいです。

ノイズキャンセリング機能・外音取込機能は確かにすばらしいですが、そんなにも予算を割けないという方は、AirPods以外のイヤホンも検討してみてもいいかもしれません。

Appleの子会社にBeatsというメーカーがあり、AirPodsシリーズと同じようにイヤホンを使えるため、人気のあるメーカーとなっています。

AirPods ProとBeats製品を比較した記事があるので、内容が気になる方はこちらからチェックしてみてください。

AirPodsの魅力・選ばれている理由

AirPodsを選ぶ最大の魅力は、Apple製品同士の互換性の高さが挙げられます。

一見当たり前のように感じますが、Appleに搭載されている優秀な「H1チップ」が驚くほど高速かつ安定的にデバイス間の切り替えを行ってくれます。※Air Pods Pro第2世代は「H2チップ」

通常のワイヤレスイヤフォンの接続を切替える時は、デバイスのBluetoothの設定から接続し直す必要があります。

AirPodsであれば、デバイス間をシームレスに自動で切り替えてくれるので、自分が手に持っているデバイスとイヤホンが連携してくれます。

Airpodsの比較・検討の為の4大機能

Airpodsのモデル選びで重要な機能である、ノイズキャンセリング・外音取込・空間オーディオ・ヘッドトラッキング機能の4大機能について解説します。

ノイズキャンセリング機能

ノイズキャンセリング機能とは

正式名称は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)と呼ばれる機能で、周囲の雑音を軽減し、音楽や通話の音を聞きやすくサポートしてくれる機能です。BOSEが飛行機のパイロット用に開発したのが始まりと言われており、2010年頃から一般的なイヤホンにも搭載されるようになりました。

Air Podsの中で、ノイズキャンセリング機能を搭載しているのは、Air Pods Pro第2世代のみとなります。

AirPods Pro(第2世代)のノイズキャンセイリング機能は、他のイヤホンと比較してもトップクラスの性能です。

電車や街の騒音を軽減してくれるので、音楽をクリアな音で楽しめるだけでなく、耳栓としての役割も果たしてくれます。

私は集中したい作業がある時に、社内の会話や雑音を遮断するために使っています

外音取込機能

外音取込機能は、イヤホンを装着した状態でも周囲の音を聞くことが出来る機能です。

Air Podsの中で、外音取込機能を搭載しているのは、またしてもAir Pods Pro第2世代のみとなります。

Air Pods Pro(第2世代)の外音取込機能は非常に優秀で、現在発売されているイヤホンの中で1番優れています。

装着感はとても自然で、付けていることを忘れてしまうぐらい違和感がありません。長時間の作業も苦にならず、勉強や仕事でも使用できます。

まるで自分の耳で聞いているかのように周囲の音を再現してくれます

空間オーディオ・ヘッドトラッキング機能

立体音響とは

映画館では左右上下にスピーカーを配置することで音の立体感を演出しています。その音響技術を「Dolby ATOMOS」と呼び、AirPods Proの空間オーディオ機能はこの「Dolby ATOMOS」の技術をベースにした機能が搭載されています。

空間オーディオは、2021年6月に実装されたばかりのApple独自の機能です。

仮想空間に複数のスピーカーを配置することで、音に包まれているかのような音楽体験ができます。

ヘッドトラッキング機能は、あたなたの顔の向きに合わせて音の方向を調整してくれる機能です。

ヘッドトラッキング機能とオーディオ空間機能が合わさることで、実際のライブ会場や劇場にいるかのような臨場感のある音を楽しむことができます。

バッテリー性能の比較

AirPods(第2世代)
AirPods(第3世代)
AirPods Pro(第2世代)
イヤフォン単体での
再生時間
5時間6時間6時間
充電ケースを使用した
場合の再生時間
24時間30時間30時間

充電方法は、Lightning充電とMagSafe充電の2種類があります。Lightning充電はケースにケーブルを差込むことで充電ができ、MagSafe充電はワイヤレス充電にも対応しております。

AirPods(第2世代)のケースはLightning充電に対応、AirPods Pro(第2世代)はLightning充電・MagSafe充電どちらにも対応しております。

AirPods(第3世代)のケースは2種類あります。Lightning充電・MagSafe充電の両方に対応しているモデルは27,800円で販売されています。

Lightning充電のみの充電に対応しているモデルは26,800円で販売されております。

そして、時間のない時にうれしい急速充電機能は全てのモデルにも対応しており、5分の充電で約1時間の再生が可能です。※AirPods(第2世代)は15分の充電で3時間の再生と記載あり

AirPodsの比較まとめ-こんな方にはこのモデル-

この記事で解説した特長をまとめましたので、AirPodsをどんな場面で使いたいのかも想像しながらご覧ください。

AirPods(第2世代)はこんな方におすすめ
  • コストを抑えてAirPodsを使ってみたい方
  • 音楽・通話など基本的な機能を求めている方
  • 初めてワイヤレスのイヤホンを使われる方
AirPods(第3世代)
  • インナーイヤー型(開放型)のイヤホンが好みの方
  • コスパ良くAirPodsを使いたい方
  • ヘッドトラッキング・空間オーディオを使って音楽・映画を楽しみたい方
AirPods Pro(第2世代)
  • イヤホンを付けて長時間作業をしたい方
  • 周りの騒音を遮って、仕事や勉強で集中できる環境を作りたい方
  • 音質のいいイヤホンで音楽を楽しみたい方