「耳を塞がずに快適に使えるイヤホンを探している」
世界的音響メーカーであるJBLから発売された「SOUNDGEAR SENSE」は、自分の耳に合わせて装着感を調整できるイヤホンです。
また、オープン型のイヤホンにも関わらず、迫力のある低音と繊細な表現を併せ持っており、音質へのこだわりも垣間見れます。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「SOUNDGEAR SENSE」の解説しています。
「SOUNDGEAR SENSE」の特徴は?
「SOUNDGEAR SENSE」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 耳を塞がないイヤホンなのに、迫力ある低音を表現している
- 取付角度を調整できるので、自分の耳に合わせられる
- 2台のデバイスに同時に接続できて、切り替えがスムーズ
- 音漏れを気にすることなく使える
- ワイヤレス充電は非対応
- 高音質コーデックは非対応
耳を塞がないイヤホンをお探しで、音質にもこだわりたい方には「SOUNDGEAR SENSE」がおすすめです。
オープン型イヤホンの中では一番の音質
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タップできる目次
「SOUNDGEAR SENSE」のレビュー
「SOUNDGEAR SENSE」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
SOUNDGEAR SENSEの外観と使い方
「SOUNDGEAR SENSE」のイヤホンが収納されている充電ケースは、平たく薄い形状を採用しています。
その為、カバンやリュックなどちょっとした隙間に入れて持ち運ぶことができます。
表面はサラサラとしており、指紋やヨゴレが付きにくい加工が施されています。
イヤホンの重量は、ケースを含めて約96、耳を塞がないイヤホンとしては平均的な重さになっています。
カバンに入れたら気にならない重さとサイズ感
「SOUNDGEAR SENSE」のイヤホン本体を見てみると、左右が分かりやすいように「R」と「L」がわかりやすく表記されています。
イヤホンのスピーカーユニットの付け根には、4段階で角度が調整できるアジャスターが搭載されており、好みの着け心地に変更することができます。
「SOUNDGEAR SENSE」のカラーバリエーションは、ブラック/ホワイトの2種類です。
個人的にはもう少しカラーバリエーションがほしかった
SOUNDGEAR SENSEの操作方法
イヤホンの側面(ロゴ部分)にはタッチセンサーが配置されています。
軽くタップすることで、音声の再生/一時停止・曲送りなどの操作をスマホを取出すことなく行えます。
アプリを使えば、操作の割り振りを変更することもできます。
- 再生/一時停止:右側を1回タップ
- 音量上げる:左側を1回タップ
- 音量下げる:左側を2回タップ
- 曲送り:右側を2回タップ
- 曲戻し:右側を3回タップ
タッチセンサーの感度は良好
フィット感は非常に高く、落下の心配はほとんどない
「SOUNDGEAR SENSE」は、耳に引っ掛ける部分が縦に4段階、横方向にもスライドしてくれるので、装着感を調整することができます。
この調整できる幅が広いので、耳の小さい方から大きな方まで、最適な装着感を得ることが可能。
しっかりと調整できることで、耳に沿うように装着でき、イヤホンが飛び出して見えることもありません。
イヤホンを着けていても違和感のない見た目
さらに、ネックバンドを着けることで、ランニングや運動中の落下にも対応することができます。
イヤホンを装着して10分ほどランニングをしましたが、ズレる気配はなく非常に快適に使うことができました。
ネックバンドを着けて置いたら無くしにくくなる
音質はJBLらしいパワフルサウンド
「SOUNDGEAR SENSE」は、JBLらしいパワフルなドンシャリ傾向の音質に仕上がっています。
テンションを上げたい時やノリの良い曲を聞くときに相性が良く、ロックやダンスミュージックなどを聞くときにもおすすめです。
耳を塞がないイヤホンは、低音が逃げやすく物足りなくなる傾向がありますが、「SOUNDGEAR SENSE」はしっかりと重低音が耳まで届きます。
また、しっかりとした低音が土台になり、その上に中高域が載っているので、ボーカルも埋もれることなくクリアに聞こえました。
ボーカルメインの曲も満足度高く聞ける
音漏れを抑制する独自機能を搭載
「SOUNDGEAR SENSE」は耳を塞がないオープン型のイヤホンなのに、ほとんど音漏れが起こりません。
静かな環境で、iPhoneの音量を50%で再生した場合でも、1mも離れていれば再生中の音楽を聞きとることができません。
電車内では走行音や人の話し声もあるので、それよりも近い距離でも音漏れが気になることはないでしょう。
「SOUNDGEAR SENSE」には、JBL OpenSoundテクノロジーが搭載されています。
音漏れの原因となる音とは逆の波形の音声を作り出して打消すことで、音漏れを最小限に抑えてくれています。
驚くほど音漏れが気にならないので、是非友達と試してほしい
通話性能も優秀
「SOUNDGEAR SENSE」には、通話専用の高音質マイクが搭載されています。
通話品質に定評のあるJBL最上位機種の「JBL TOUR PRO 2」と同等程度の品質で通話をすることが可能。
1時間以のWEB会議でも使用してみましたが、音声が途切れることもなく、相手にもしっかりとこちらの声が届いているようでした。
仕事用に使えるレベルの通話性能
片耳でも使えるので、通話用に常に付けておいてもOK!
JBL最上位機種の「JBL TOUR PRO 2」を過去の記事でレビューしているので、気になる方はチェックしてみてください。
便利なアプリが搭載されている
「SOUNDGEAR SENSE」には、専用アプリが用意されています。
アプリは無料でダウンロードでき、音質や使い勝手をカスタマイズ可能。
- イコライザー設定(音質調整)
- バッテリー残量の確認
- イヤホン操作の設定
- ボリュームコントロール
- ノイズキャンセリングの調整
- 最大音量のリミッター
- ビデオモード
- オートパワーオフ
- ファームウエアのアップデート
あなた好みにカスタマイズができる
よくある質問(Q&A)
「SOUNDGEAR SENSE」についての疑問や気になるポイントをまとめています。
JBL SOUNDGEAR SENSEを収納するケースはある?
残念ながらJBL公式からは専用のケースが販売されていません。
しかし、Amazonなどのショッピングサイトでは「SOUNDGEAR SENSE」用のケースが販売されています。
ケースに入れて使用することで、紛失しにくくなるだけでなく長くきれいな状態でイヤホンを使えます。
JBL SOUNDGEAR SENSEのペアリング方法は?
スマートフォンと接続する場合
充電ケースからイヤホンを取り出す
イヤホンのLEDインジケーターが点滅していることを確認
接続したいデバイスのBluetooth設定から「JBL SOUNDGEAR SENSE」を選択すると接続が完了します。
PCに接続する場合
PCに接続する方法もスマートフォンと接続する方法と同じですが、PC側にBluetooth接続の機能が無い場合があります。
ノートパソコンであれば、基本的にはBluetooth機能が搭載されていますが、据え置きタイプのパソコンは確認する必要があります。
設定からBluetooth設定を見つけることができれば対応したパソコンとなりますが、Bluetoothの機能を搭載していないパソコンでも接続することは可能です。
アダプターをUSBポートに差し込むことですぐに使い始められるので、Bluetooth機能がない場合はアダプターをご使用ください。
JBL SOUNDGEAR SENSEの不具合は?
「SOUNDGEAR SENSE」が片耳しか聞こえなくなった場合はリセットを行うことで不具合が解消することがあります。
「SOUNDGEAR SENSE」に限らず、一般的なワイヤレスイヤホンで起こる不具合もリセットすることで解消できる場合があるので、その一例も紹介します。
- 片耳しか聞こえない
- イヤホンの電源が入らない
- タッチ操作ができない
- 充電が行えない
- Bluetooth接続が不安定
- 音飛びやノイズが発生する
上記のような不具合がある場合は、一度リセットを行ってみましょう。
JBL SOUNDGEAR SENSEの遅延は気になる?
「SOUNDGEAR SENSE」には、ビデオモードが搭載されています。
ゲームや動画を見る時に「ビデオモード」をオンにして使用することで、遅延の少ない環境でコンテンツを楽しむことができます。
音ゲーや本格的にゲームを楽しむイヤホンとしては、遅延が少し気になる。
JBL SOUNDGEAR SENSEはWeb会議やテレワークで使える?
お使いのデバイスとBluetooth接続が行えれば、使用することができます。
「SOUNDGEAR SENSE」は、静かな環境であれば問題なく通話やWEB会議で使うことができます。
片耳でも使える
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2023/10/13 |
販売価格 | 22,000円(税込) |
タイプ | 未見かけ |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC/AAC |
ドライバー | 16.2mm |
重量 | 片耳 約13g 約96g(充電ケース込) |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大6時間 イヤホン単体:最大18時間 |
充電時間 | 約2時間 |
マイク | 〇 |
防塵防水性能 | IP54 |
カラーバリエーション | ブラック ホワイト |
Bluetoothバージョン | Ver.5.3 |
低遅延 | ○ |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「SOUNDGEAR SENSE」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「SOUNDGEAR SENSE」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 耳を塞がないイヤホンでも音質にこだわりたい方
- 運動しても外れないほどフィット感の良いイヤホンをお探しの方
- 通話品質の高いイヤホンをお探しの方
- 2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント搭載のイヤホンが欲しい方
- 高音質コーデックを搭載したイヤホンをお探しの方
- ワイヤレス充電ができるイヤホンをお探しの方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。