「AirPods Proシリーズが欲しいけど、高くて買えない」
Appleの最上位モデルのAirPods Pro 2は定価で4万円近くする高級イヤホン。
洗練されたデザインやブランドイメージなどから、身につけいたいアイテムの一つです。
「AirPods Pro 2」のそっくりなイヤホンでもいいから安くで手に入れたい。
そんな方のために、10分の1の価格で購入できるイヤホンをご紹介します。
この記事では、「AirPods Pro 2」を普段使用している筆者が、そっくりイヤホンを購入して、実際のスペックや使い勝手の違いを解説しています。
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タップできる目次
AirPods Proの偽物でおすすめはある?
Amazonで調べていると、似たようなイヤホンは複数ありましたが、なるべく「AirPods Pro 2」のスペックと近いものを購入しました。
1,000円台の激安なイヤホンもありましたが、スペックや口コミが悪かったので、今回の検証では見送りました。
Amazonで過去1か月で100点以上購入されている物を選んだ
AirPods Proのそっくりイヤホンをレビュー
それでは、AirPods Proのそっくりイヤホンを詳細にレビューしていきます。
外箱はどんな感じなのか?
まず、外箱の作りですが、値段相応の作りとなっており、本物の「AirPods Pro」とは高級感が違います。
外箱の裏面はこんな感じです。
ややチープさは感じるものの、初めて「AirPods Pro」を購入した人はそこまで気にならないかもしれません。
不思議なことに、Apple製品開封のあのドキドキが感じられる
いざ開封!ファーストインプレッションは?
「おぉ!いいかもしれない、早くイヤホンを取り出して使ってみたい」、初見ではそんな風に感じました。
Apple製品の外箱はピチピチに設計されており、開封時にヤキモキしたことがある人も少なからずいるはず。
しかし、そっくりイヤホンの外箱は、スムーズに開けられたのでApple製品のようなストレスはありませんでした。
同梱物は充電用ケーブルと説明書が入っていました。
交換用のイヤーピースは付属されていませんでしたので、装着感が合わない人は別途イヤーピースのみを購入する必要があります。
肝心の本体はこんな感じです。
見た目はほとんど「AirPods Pro」で、触った感じも密度のある重量感で違和感は感じませんでした。
イヤホンを取り出してみましたが、本当にしっかりと作られている印象を受けました。
しかし、イヤーピースの質感は本物と比べて固く、おそらくこれが装着感の快適さに影響を与えるのでは?と感じました。
想像していたクオリティーを超えている
iPhoneと接続して問題なく使えるのか?
iPhoneと実際に接続して使ってみて、その使い心地や使える機能について調べてみた。
iPhoneとの接続・イヤホンの名前について
本物の「AirPods Pro」であれば、iPhoneの近くで充電ケースを開けるとポップアップが現れて、簡単に接続を始められます。
この快適な使い勝手がApple製品の特徴とも言える機能です。
さて、そっくりイヤホンはちゃんと接続できるのでしょうか?
筆者が使っているiPhone 13の近くで、そっくりイヤホンの充電ケースを開けると、しっかりとポップアップが現れました!
しかもちゃんと「AirPods Pro」として認識されている。
「AirPods Pro」と同じように接続できる
しかし、設定で名前(赤色部分)を見てみると「I20」という名前になっています。
そのため、次回からイヤホンを使おうとするとiPhoneの画面に「I20」のポップアップが表示されます。
イヤホンを使うときに誰かに見られたらそっくりイヤホンだとばれちゃう
イヤホンの名前はかんたんに変更することが可能です。
「設定」からイヤホンを選択して、赤枠部分をタップすることで好きな名前に変更することができます。
名前を変えたらばっちり
ノイズキャンセリングなどの機能性は?
そっくりイヤホンでも本物と同じように設定から、機能を調整できる画面が利用できます。
ノイズコントロールや長押しした時の操作の切替、自動耳装着検知などが表示されています。
ノイズコントロールのモードを切り替えると、イヤホンから「ポンッ!」とイキのいいアナウンスが流れますが、特に何も起こりません。
つまり、外音取り込みとノイズキャンセリングのモードは使用することができませんでした。
また、自動耳装着検出のモードもオン/オフは切替えられますが、ずっとオフの状態のようです。
細かい機能は使えないが、見た目は「AirPods Pro」そのもの
2023年のノイズキャンセリング最強イヤホンをランキング形式でまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。
音質は本物と比較してどうか?
10倍以上の価格差のあるイヤホンと比較するのもどうなのか?という部分はさておき、「AirPods Pro」との音質を比べてみた。
「AirPods Pro」の音質は、フラット傾向で解像感の高い音質で、繊細な表現もできることからロックからバラードまでジャンルを問わず楽しめるイヤホンです。
一方、そっくりイヤホンは、力強いパワフルな音質でドンシャリ傾向、ダンスミュージックやEDMなどノリの良い音楽が得意なイヤホンでした。
音の傾向については、過去の記事でまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
結論:そっくりイヤホンはぶっちゃけありか?
今回購入した「AirPods Pro」のそっくりイヤホンは、ぶっちゃけかなりコスパの良いイヤホンです。
4千円以下でこの使い心地なら不満に感じることはほとんどないでしょう。
ノイズキャンセリングや外音取り込みなどの機能が使いたい方は、本物の「AirPods Pro」をご検討ください。
「AirPods Pro」を少しでもお得に購入できる方法について、過去の記事でまとめていますので気になる方はチェックしてみてください。
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。