【解決】iPhoneのイヤホンジャックはどこに?変換方法や無い理由も解説

「有線イヤホンで音楽を聞こうとしたら差込口が無くなっている、、」

実は、2016年に発売された、第9世代のiPhone SEを最後にイヤホンジャックは廃止されています。

しかし、イヤホンジャックを搭載していないiPhoneでも今お使いのイヤホンを使用することが可能です。

この記事では、イヤホンを使って音楽を聞く3つの方法と、イヤホンジャックが無くなってしまった理由についても解説していきます。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。→初めてのワイヤレスイヤホンの選び方を解説

イヤホンジャックとは

イヤホンジャックとは、オーディオ機器とイヤホンを有線で繋ぐための端子を指します。

ラジオやCDプレーヤー、最近ではスマートホンやAV家電など、音の出る機器を中心に搭載され幅広く利用されています。

イヤホンジャックの口径(穴のサイズ)は3.5mmが多く、普段目にすることが一番多い規格となります。

iPhone6以前のモデルもこの3.5mmのイヤホンジャックに対応しておりました。

イヤホンジャックの無いiPhoneで音楽を聞くには?

イヤホンジャックの無いiPhoneでイヤホンを使うには、3つの方法があります。

音楽を聞く方法
  • Lightningコネクタ専用イヤホンを使う
  • Lightningコネクタの変換アダプターを使う
  • Bluetooth対応のイヤホンを使う

聞きなれない単語もあると思うので、このあと分かりやすく解説します。

Lightningコネクタ専用イヤホンを使う

Lightningコネクタとは、iPhoneを充電する時に使用する穴の規格です。

新しいiPhoneは、Lightningコネクタがイヤホンジャックの役割も果たしてくれます。

Lightningコネクタに対応した有線イヤホンは、Appleから純正品も出ていますが、社外品も充実しています。

イヤホンで音楽を聞きながら充電するには、ワイヤレス充電をする必要があります。

Lightningコネクタの変換アダプターを使う

Lightningコネクタと従来の3.5mm径のイヤホンジャックを変換してくれるアダプターを使用すれば、今までの有線イヤホンがそのまま使えます。

有線イヤホンには純正品以外にも社外品が多くあり、好みの音楽に合わせて選択することができます。

コストを抑えつつ音質にもこだわるのであれば、この方法が一番おすすめです。

充電しながらイヤホンが使える変換アダプターもあって便利

Bluetooth対応のイヤホンを使う

完全ワイヤレスイヤホンはBluetoothを使用して無線で音楽が聞けるイヤホンです。

有線イヤホンのようにコードがないので、コードが絡まったり引っ掛かったりすることはありません。

こちらも純正品のAirPodsがありますが、高額なので個人的には社外品をおすすめします。

イヤホンジャックが廃止された理由

Apple公式では、イヤホンジャックの仕様について「Lightningの方がオーディオ規格として優れている」と言及しています。

iPhoneはデジタル信号で動いているため、イヤホンジャック(アナログ出力)とLightningコネクタ(デジタル出力)が混在しているよりも、デジタル信号に統一することで効率化を図ったようです。

もう一つの理由としては、iPhoneの機能を向上させるためのスペース確保だと言われています。

コンパクトな本体でたくさんのことが出来るiPhoneなので、少しのスペースでも搭載できる機能やスペックが大きく変わってくるのでしょうね。

Lightningに統一するメリット

Lightningコネクトに統一することで、使用する部品やスペースも削減でき、さらにスペックの高い製品作りが可能になりました。

イヤホンジャックが無くなることで、iPhone7は以下のような機能が強化されました。

耐水性能

イヤホンジャックを廃止することで、iPhone内に侵入する穴を減らすことができるだけでなく、イヤホンジャックに関する部品を削減。

iPhone7の耐水性能はIP67で、水深1m以下で約30分間耐えられる仕様です。

ボタンの仕様

ホームボタンが物理ボタンから「タッチセンサー」に変更されました。

物理ボタンの様に押し込んだ時に凹まないため、本体の防水性を向上させました。

バッテリー容量

イヤホンジャックが無くなった分、バッテリーの容量が大きい物を搭載することが可能になりました。

カメラ性能の向上

カメラ機能は刷新され、広角と望遠の2つのレンズを搭載しました。

性能の高いカメラを搭載するにはスペースと高性能のチップが必要になります。

ポートレート撮影も進化し、写真の奥行を感知して被写体以外をぼかす機能が追加されました。

まとめ

日々、iPhoneは着実に進化していっています。

最新モデルを使うと戸惑うこともあるかもしれませんが、より便利に使いやすくなるように開発されているはず。

皆さんぜひイヤホンを活用して快適なiPhoneライフを一緒に送りましょう。

ご紹介した3つの解決策
  • Lightningコネクタ専用イヤホンを使う
  • Lightningコネクタの変換アダプターを使う
  • Bluetooth対応のイヤホンを使う

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