音楽や動画を迫力ある高音質で楽しみたいと思いませんか?
BOSEの「SoundLink Revolve II(2)」は、スマートフォンやパソコンの音質に物足りなさを感じている方にぴったりなスピーカーとなっています。
小型ながらパワフルな重低音とクリアな音質で、音楽やラジオだけでなく映画なども楽しむことができます。
片手で持てるサイズ感かつ、優れた防塵防水性能を搭載しているので、室内に限らずアウトドアも気兼ねなく持ち出すことができます。
この記事では、筆者が実際にスピーカーを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「SoundLink Revolve II(2)」の魅力とデメリットをお伝えします。
- 軽さと片手で持てる大きさなので、持ち運びが非常に楽チン
- BOSEならでは重低音とクリアな音質が楽しめる
- 防塵・防水機能を搭載しているので、室内だけでなく、アウトドアでも使える
- 内蔵マイクがあるため、ハンズフリー通話が可能
- ボタンのレスポンスがやや遅い
タップできる目次
SoundLink Revolve II Bluetooth speakerのレビュー
製品の外観や使い方
「SoundLink Revolve II」は、円柱状のデザインかつ非常にコンパクトな設計で、サイズは高さ約15.2cm、直径は約8.2cmで、重さは約660gです。
本体の太さや重量が500mlのペットボトルと同じぐらいなので、掴みやすく軽いため、持ち運びにも非常に便利です。
スピーカーの底部に滑り止めのゴムが付いているのもうれしいポイント
スピーカーの側面部分の素材は、アルミニウムを使用していて継ぎ目などもなく、高級感のある質感に仕上がっています。
カラーバリエーションは、トリプルブラックとラックスシルバーの2色展開です。
このスピーカーはIP55の防水性能を備えており、屋内外問わず、あらゆる場所で使用することができます。砂やホコリにも強く、急な雨でも耐えられる仕様になっています。
IP55とは、防塵性能が5(完全な防塵ではないが、ある程度の粉塵が侵入することを防ぐ)であり、防水性能が5(噴流水からの保護があり、水しぶきがかかっても内部に浸水しない)を示します。
軽い雨や飛沫などの水しぶきには耐えることができます。ただし、完全な水没や、水圧がかかるような場所での使用は避けるようにしてください。
シンプルで分かりやすい操作方法
スピーカーの上部には、電源オン/オフ・Bluetooth・入力モード・音量・マルチファンクションなどの操作ができるボタンが配置されております。
ボタンを押してから反応するまでのタイムラグが若干感じられるため、初めて使用した時は音量を下げる時に連続でボタンを押していました。
慣れれば気になりません
- 入力モードボタン:有線接続したい時にモードを切り替えるボタン
- マルチファンクションボタン:1クリックで再生/一時停止・2クリックで次の曲へ・3クリックで前の曲へ・長押しで音声コントロールの起動
重低音が特徴的なBOSEサウンド
SoundLink Revolve IIは、360度にわたって音を拡散することができるため、どの位置にいても高品質のサウンドを楽しむことができます。
その秘訣は内部構造にあり、下向きに配置されたトランスデューサー(青丸部分)と、音を均一に拡散するディフレクター(赤丸部分)が機能して360度にわたって音を届けることができます。
音質は、低音と高音のバランスも非常に優れており、低音はしっかりとした重厚感があり、高音は鮮明でクリアな音色が楽しめます。
また、音量も十分に大きく、屋内外を問わず、充分に音楽を楽しむことができます。
有線接続(AUX)すれば、より高音質で音楽を楽しむこともできます
使用感・使い勝手
バッテリー性能
1回の充電で最大13時間再生することが可能です。
別売りの充電スタンを使用すれば、充電しながら音楽を再生することも可能です。
持ち出したい時にはバッテリーが満タンになっているので、スピーカー単体でも長時間使用することが出来ます。
Bluetoothの接続が途切れると自動で電源オフになる(20分間)オートパワーオフ機能も搭載、バッテリーをしっかり節約してくれます。
筆者は電源を切り忘れることが多いので、自動でバッテリーをオフにしてくれるのはありがたい機能です
動画やゲームの時の遅延は?
スマホの音声よりもクリアで快適に動画が楽しめ、迫力のある音質でゲームをプレイすることができました。
映像と音声のズレは感じませんでしたが、もし気になる場合は、有線で接続することで遅延を無くすことができます。
その他の機能
通話機能
スピーカー内にマイクが搭載されているので、通話やWEB会議などでも使用することができます。
マイク性能としては、凄く優れているという分けではありませんが普通に使えるレベルです。
プライベートから仕事まで幅広く使えます
複数のスピーカーをペアリング
対応しているスピーカーであれば、2台をペアリングして音楽を流すことができます。
パーティーモードでは、2台のスピーカーから同じ音を再生します。屋外や広い場所で大きな音を出すときに便利な機能です。
ステレオモードでは、音声を左右に分けて発することで、ステレオ再生することができます。
ペアリング方法
デバイス(iPhoneやAndroidなど)とスピーカーのペアリング方法を解説します。
簡単に行えますので、電源の入ったデバイスとスピーカーをご用意ください。
スピーカーの電源を入れる
接続したいデバイス(iPhoneなど)の設定でBluetoothをオンにします
一覧の「SoundLink Revolve II 」を選択すれば接続が完了です
パソコンとの接続
接続したいパソコンにBluetoothの機能が搭載されていれば、上記と同じ手順で接続することができます。
もし、お持ちのパソコンにBluetoothの接続機能が搭載されていなくても、アダプターを取り付ければ接続することができます。
テレビとの接続
このスピーカーには有線接続用の端子が搭載されておりませんので、Bluetoothで接続する方法しかありません。
テレビとスピーカーを接続するには、テレビ側にBluetooth接続できる機能が搭載されているかどうかを調べる必要があります。
もし、お使いのテレビがBluetooth接続できないモデルであれば、専用のトランスミッターを使うことで接続できるようになります。
トランスミッターはテレビのイヤホンジャックに差し込むことですぐに使い始められます。
ペアリングや接続ができない時
スピーカーの電源を落として再起動を行ってみましょう。
それでもダメな場合は、工場出荷時の状態にリセットを行いましょう。
スピーカーを初期化するには、電源が入っている状態で「電源ボタン」を10秒間長押しすると電源が切れます。
再度電源を入れてることで初期化が完了し、Bluetoothインジケーターが青く点灯します。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2021/2/4 |
アマゾン価格(2023/4時点) | 27,000円(税込) |
スピーカー方式 | デュアルパッシブラジエーター |
充電方式 | microUSB |
総合出力 | 非公開 |
コーデック | 非公開 |
重量 | 660g |
連続再生時間 | 最大13時間 |
充電時間 | 約4時間 |
マイク | 〇 |
サイズ | 8.2(幅)×15.2(高さ)×8.2(奥行)cm |
マルチペアリング | 最大8台 |
カラーバリエーション | トリプルブラック/ラックスシルバー |
Bluetoothバージョン | ver.4.1 |
防塵・防水性能 | IP55 |
こんな方におすすめ
今回ご紹介したBOSEの「SoundLink Revolve II Bluetooth speaker」を一言でまとめると、音質、接続性、防水性能、持ち運びや収納のしやすさ、ハンズフリー通話など、多彩な機能を持っているワイヤレススピーカーです。
最後に、「SoundLink Revolve II Bluetooth speaker」をおすすめする方と、おすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- BOSE独自の重低音サウンドを気軽に持ち運びたい方
- 防塵・防水や衝撃に強い仕様なので、アウトドア派の方や水回りで使う方
- 高音質で音楽が聞けて、ハンズフリー通話もできるスピーカーをお探しの方
- ワイヤレスだけでなく、有線(AUX)でも接続して音楽を聞きたい方
- アプリを使用して音質の調整(イコライザー)ができない
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。