Shokzの骨伝導イヤホンが気になってるけど、「OpenRun Pro」と「OpenRun」のどちらを選んだらいいのかわからない。そんなお悩みはありませんか?
ハイエンドモデルの「OpenRun Pro」とスタンダードモデルの「OpenRun」の見た目はほとんど差が無いので、見た目では違いが分かりずらくなっています。
メーカー公式サイトでの販売価格は、「OpenRun Pro」は23,880円で「OpenRun」は17,880円と6,000円の差額があります。
この記事では、両者の機能を比較して差額以上の違いがあるのか、「OpenRun Pro」はどんな方におすすめできるのかも解説させて頂きます。
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OpenRunとOpenRun Proの違いと結論
OpenRunとOpenRun Proの違い
両者を比較する上で大切な項目を表にまとめました。
OpenRun | OpenRun Pro | |
---|---|---|
価格 | 17,880円 | 23,880円 |
骨伝導技術 | 第8世代 | 第9世代 |
充電時間 | 1.5時間 (10分で1.5時間 使える急速充電) | 1時間 (5分で1.5時間 使える急速充電) |
防水防塵 | IPX67 | IPX55 |
重量 | 26g | 29g |
再生時間 | 8時間 | 10時間 |
バッテリー容量 | 160mAh | 140mAh |
スペック表には表れていないその他の違いとしては、骨伝導技術の違いによる音質の違いです。
「OpenRun Pro」の方がより低音が強く、パワフルな音質で音楽を楽しむことができます。
より詳細なスペック表はこちらから確認ができます。
筆者なりの結論は「OpenRun」で十分
筆者がどちらかを購入するなら「OpenRun」を選択します。
筆者は散歩中やランニング中に骨伝導イヤホンを使用することが多いため、防水性能と軽さから「OpenRun」を選択しました。
とはいえ、再生時間が長い方がいい方や、パワフルな音質で音楽を楽しみたい方は、「OpenRun Pro」がおすすめです。
また、メーカー公式サイトの価格差が6,000円となっていますが、価格差ほどの違いが見られなかった点も「OpenRun」を選んだ理由の一つです。
実際にはメーカー公式サイトよりも安くで購入できる場合もある
操作や使い方を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」の外観を一目見ただけでは、区別が出来ない程デザインが似ています。
しかし、手に取ってよく見てみると、耳に当たる部分の仕様が若干ことなります。
「OpenRun Pro」には、低音を増幅させる低音増強ユニットが配置されているため、先端部分のサイズがわずかに大きくなっており、重さも3g程重たくなっています。
また、「OpenRun Pro」の先端部分が赤丸部分のようにメッシュ素材になっています。
メッシュ部分があるから防水性能がOpenRunよりも劣っている
カラーバリエーションを比較
「OpenRun」のカラーバリエーションは、コズミックブラック/ルナグレー/ブルーエクリプス/ソーラーレッドの4色展開です。
「OpenRun Pro」のカラーバリエーションは、ブラック/ブルー/ベージュ/ピンクの4色展開です。
OpenRun Proはトレンドのくすみカラーを採用
「OpenRun」「OpenRun Pro」のどちらのモデルにも、ミニサイズがラインナップされています。
頭が小さい方や、寝ながら使用したい方、タイトな装着感が好みの方は、ミニサイズがおすすめです。
サイズが分からない方は、公式サイトでサイズの図り方が案内されていますので、参考にしてみてください。
OpenRunとOpenRun Proの音質の違い
通常、骨伝導イヤホンの音質は従来のイヤホンよりも劣ると言われています。
しかし、Shokzの「OpenRun」は、独自の骨伝導テクノロジーを使用しており、構造上失われがちな低音も補強されているため、クリアで迫力ある音質を楽しめます。
「OpenRun Pro」は、第9世代の骨伝導技術が搭載されていることと、低音増強ユニットが内部に配置されていることで、「OpenRun」と同様のクリアな中高音をそのままに、深みのある低音を実現しています。
「OpenRun Pro」であれば、ロックやEDMなどの低音をしっかり表現してくれます。
ロックやEDMをメインで聞いているならOpenRun Proもアリ
通話性能を比較
どちらにも高性能なマイクが搭載されているので、あなたの声をしっかりと通話相手に伝えてくれます。
静かな室内であれば、WEB会議や通話では問題なく使えるレベルの通話品質ですが、風切り音の対策がされていないので、風の強い場所の通話は避けた方が良さそうです。
バッテリー性能を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」は、どちらも骨伝導イヤホンとしては平均的なバッテリー性能です。
フルで充電を行えば一日を通して使用できるバッテリー性能なので、一日2時間程度の使用であれば一週間に一回程度の充電頻度となります。
OpenRun | OpenRun Pro | |
---|---|---|
再生時間 | 最大8時間 | 最大10時間 |
急速充電 | 10分で最大1.5時間 | 5分で最大1.5時間 |
充電時間 | 約1.5時間 | 約1時間 |
充電時間は短めなので、すぐにフル充電できる
防塵防水性能を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」のどちらにも防水防塵機能が搭載されていますが、仕様がことなります。
OpenRun | OpenRun Pro | |
---|---|---|
等級 | IP67 | IP55 |
防塵性能 | 最高等級の機能 | 粉塵からの保護 |
防水性能 | 水深1m、30分間以内 | 汗や小雨なら耐えられる |
運動中や少しの雨であれば、問題なく使える仕様になっているので、屋外や運動中でも気兼ねなく使うことができます。
プールや水中での使用はできません
スペック・価格の一覧表
モデル | OpenRun | OpenRun Pro |
---|---|---|
発売日 | 2022/3/1 | |
販売価格 | 17,880円 | 23,880円 |
骨伝導技術 | 第8世代 | 第9世代 |
再生時間 | 8時間 | 10時間 |
充電時間 | 1.5時間 | 1時間 |
待機時間 | 最大10日 | |
防塵防水企画 | IP67 | IP55 |
Bluetooth | Ver5.1 | |
ワイヤレス範囲 | 10m | |
重量 | 26g | 29g |
素材 | フルチラン | |
充電ポート | 磁気誘導 | |
カラーバリエーション | コズミックブラック ルナグレー ブルーエクリプス ソーラーレッド | ブラック ブルー ベージュ ピンク |
バッテリー容量 | 160mAh | 140mAh |
コーデック | SBC |
まとめ
ここまで、「OpenRun」と「OpenRun Pro」の違いについて解説させて頂きました。
冒頭でもお伝えしましたが、筆者が購入するなら性能やコスパの面から「OpenRun」を選択します。
少しでも再生時間が長い方がいい方や、よりパワフルな音質で音楽を楽しみたい方は、「OpenRun Pro」を選んで頂ければと思います。
過去の記事で、製品のレビューを行っていますので、気になる方はチェックしてみてください。
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。