「初めて試すワイヤレスイヤホンを探している」「安くてもちゃんと使えるイヤホンが欲しい」
「JBL WAVE BUDS」は、軽量かつコンパクト・高いフィット感・低遅延・専用アプリに対応しているなど、コスパの高いイヤホンです。
シンプルな機能かつコスパの高さから、ワイヤレスイヤホンを初めて使用される方や、サブとして2台目の購入を検討されている方にもおすすめ。
この記事では、「JBL WAVE BUDS」を実際に使ってみた感想や使い勝手などを分かりやすく解説しています。
JBL「WAVE BUDS」の特徴は?
「WAVE BUDS」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 深い低音とパワフルな音質が楽しめる
- イヤホンがコンパクトでフィット感が高い
- アプリを使って音質の調整ができる
- 最大32時間使えるロングバッテリー
- LDACやaptXなどの高音質コーデックには対応していない
- フタの無いユニークなデザイン
スポンサーリンク
タップできる目次
JBL WAVE BUDSのレビュー
「JBL WAVE BUDS」の外観や、使用してみた感想などを解説していきます。
製品の外観
「JBL WAVE BUDS」は、イヤホンをすぐに取り出せるフタの無いデザインを採用しています。
また、片手でイヤホンを取り出すこともできるため、荷物を持っていて両手を使えないような場面でもイヤホンを装着することが可能です。
ちなみに、イヤホンは充電ケースにマグネットにより固定されているので、カバンやリュックの中で飛び出すこともありません。
ケースからの取り出しもしやすい
とはいえ、フタが欲しい方もいらっしゃるかと思いますので、そういった方には別売りの収納ケースをおすすめします。
充電ケースのサイズは幅7cm×高さ3cm×奥行2cmと、手のひらに収まるサイズ感でとてもコンパクトな設計です。
充電ケースが薄いので、ズボンのポケットにもスルッと入る
イヤホン本体はシリーズで最軽量かつ最小のミニマムボディーに仕上がっており、片耳わずか4.5gとなっています。
耳にフィットする形状にデザインされているので、女性の耳や耳が小さい方にもしっかりとフィットしてくれます。
豊富なカラーバリエーション
カラーバリエーションはジェンダーレスな4色展開でブラック・ホワイト・ベージュ・ミントの4色になります。
ベージュは装着していても目立ちにくく、ミントはポップな印象を与えてくれます。
定番のブラック・ホワイトもあり、幅広いシーンで使えるカラー展開になっています。
フィット感が高くズレにくい
「JBL WAVE BUDS」は、人間工学を元にデザインされており、耳へのフィット感・負担を最小限に抑えるように設計されています。
イヤホンを装着する時も、耳の穴に押し込む必要はなく、耳の形に合わせてフィットしてくれるので、とても自然な着け心地で違和感もありませんでした。
イヤーピースが楕円形になっており、フィット感を高めてくれている
JBLらしい迫力のある音質
「JBL WAVE BUDS」音質は、JBLらしい迫力のあるサウンドで、低音の厚みと豊かさがとても印象的でした。
ボーカルの声も低音に埋もれることなくクリアに聞こえ、コンパクトなイヤホンからは想像できないパワフルな音質です。
手に取りやすい価格ながら、音質には妥協していない「JBL WAVE BUDS」は、改めてコスパの高い製品だと感じました。
ロックやライブ音源と相性の良いイヤホン
コーデックはAACとSBCに対応しているので、「JBL WAVE BUDS」はiPhoneと相性が良く音質を劣化させずに音楽を楽しむことができます。
「コーデックってなに?」という方には、過去の記事で詳しく解説しておりますので、気になる方はチャックしてみてください。
外音取込機能・通話品質
「JBL WAVE BUDS」は、イヤホンを装着したままでも周囲の音を聞くことができる外音取込機能を搭載しています。
また、一時的に再生中の音楽の音量を下げてくれるトークスルー機能も搭載しており、レジでの会話や電車内のアナウンスを聞くときに活躍します。
外音取込機能やトークスルー機能があることで、イヤホンを取り外すことなく周囲の音を聞けるので非常に便利です。
価格を考えると十分な性能
「JBL WAVE BUDS」には、通話用のマイクも搭載されているので、イヤホンを着けたまま通話することが可能です。
周囲の雑音を軽減する機能は搭載していないので、クリアな音声で通話するには室内での使用がおすすめ。
アプリ
前のモデルにはなかった「JBL Headphones」アプリに新しく対応。
音質調整・低遅延モード・イヤホンを紛失した時の探す機能などが使えるようになりました。
音質の調整は、シチュエーションごとのプリセットが用意されているのと、音域ごとに細かく調整できる機能もあります。
アプリは、Appストア・Google Playから専用のアプリを無料でダウンロードできるので、iPhoneでもアンドロイドでも使い勝手は変わりません。
アプリを使うことでイヤホンの性能を余すことなく使用でき、好きな音楽を好みの音質で楽しむことができます。
この価格帯でアプリに対応しているのは珍しい
動画やゲームを楽しみたい方には、低遅延モードをおすすめします。標準ではオフになっているので、アプリから設定する必要があります。
遅延に関しては、ほとんど感じないかとは思いますが、本格的にゲームをプレーされる方は、遅延のない「Quantum TWS」をおすすめします。
操作方法
イヤホンとスマートフォンとのペアリング方法、イヤホン本体の操作方法について詳しく解説していきます。
ペアリング方法
まずペアリングを開始するために、イヤホンを充電ケースから取り出します。そうすると自動で電源が入り、ペアリングモードになります。(青色で点滅)
アンドロイドであれば、この状態でイヤホンをスマートフォンに近づけ、画面表示に従って操作を進めれば接続が可能です。
iPhoneの場合も取り出したイヤホンを近づけ、設定→Bluetoothから「JBL WAVE BUDS」を選択すると接続できます。
新規ペアリングについて
新規でペアリングをするのが少し厄介、スマートフォンとダブレットなど複数の端末がある場合は、下記のような流れでペアリングする必要がある。
例えばスマートフォンでペアリング済みの場合で、次にタブレットに新規でペアリングする際は、一度スマートフォンのBluetooth接続をオフにしてから、タブレットに新規でペアリングする必要があります。
そうしないと、充電ケースから取り出した瞬間にスマートフォンと接続されてしまうからです。
デバイス間の切替えについて
次に、スマートフォンとタブレットどちらにもペアリングができた状態で、ペアリングを切り替えるときの注意点です。
スマートフォンでイヤホンを使用していて、タブレットに切り替えて使用したい場合、イヤホンのBluetoothをオフにしてから、タブレット側でBluetoothをオンにする必要があります。
マルチペアリング機能を搭載しているイヤホンだと、切り替える側から接続をすると自動で切り替わるため、「JBL WAVE BUDS」はワンステップ多く作業をする必要があります。
デバイスを複数持っていない、切り替える頻度は少ない方であれば「JBL WAVE BUDS」を使用していてもそんなにストレスはないかと思いますが、1日に何度も切り替えて使いたい方には向いていないイヤホンだと感じました。
イヤホンの操作方法
曲の再生/停止や通話の応対など基本的な操作は網羅されています。個人的に操作頻度の高い、音量調整をイヤホンから操作できる点はとても好感が持てます。
イヤホンにはタッチセンサーが搭載されているので、タッチの回数・長さで操作を行なっていきます。誤った操作を心配される方は、アプリからタッチ操作のカスタムも可能です。
タッチ操作方法 | 左のイヤホン | 右のイヤホン |
再生/停止 | 1回タッチ | |
曲送り | 2回タッチ | |
曲の先頭から再生 | 3回タッチ | |
音量を上げる | 1回タッチ | |
音量を下げる | 2回タッチ | |
通話開始 | 2回タッチ | 2回タッチ |
通話終了 | 2回タッチ | 2回タッチ |
通話中のミュート/解除 | 2秒間タッチ | 2秒間タッチ |
ボイスアシスタント起動 | 2秒間タッチ | 2秒間タッチ |
取扱説明書・故障・お問合せ
JBL公式サイトの商品ページに日本語でわかりやすいマニュアルが用意されているので、必要な方は下記リンクからチェックしてください。
イヤホンの説明はもちろん、アプリのダウンロードからトラブルシューティングまで記載されております。
お問合せ先の電話番号も記載がありましたので、「イヤホンの電源が入らない」、「イヤホン本体を充電できない」など故障かな?と思ったらマニュアルも参考にしてみてください。
よくある質問
「JBL WAVE BUDS」に関するよくある質問をまとめてみました。
「JBL WAVE BUDS」のペアリング方法は?
「JBL WAVE BUDS」のペアリングは非常に簡単です。
イヤホンを充電ケースから取り出す
LEDのライトが点滅していることを確認
スマートフォンのBluetooth設定をオンにして、「JBL WAVE BUDS」を選択すればペアリング完了
「JBL WAVE BUDS」が片耳しか聞こえない時は?
「JBL WAVE BUDS」が片耳しか聞こえない時は、バッテリーが切れているかペアリングが上手くいっていない可能性があります。
そのため、一度ペアリングを解除して再度ペアリングを行ってみましょう。
「JBL WAVE BUDS」のケースは販売している?
「JBL WAVE BUDS」の専用ケースは残念ながらJBL公式からは販売されていません。
しかし、Amazonをはじめとするショッピングサイトであればサードパーティー製品が用意されています。
「JBL WAVE BUDS」のイヤーピースは?
「JBL WAVE BUDS」はあらかじめ3サイズのイヤーピースが同梱されています。そのため、あなたの耳のサイズに合わせて調整することができます。
また、Amazonをはじめとするショッピングサイトであればサードパーティー製品が用意されていますので、フィット感が気になる方はチェックしてみてください。
「JBL WAVE BUDS」のコーデックは?
「JBL WAVE BUDS」のコーデックは、SBCとAACとなっております。
iPhoneでもAndroidでも問題なく使用することができます
「JBL WAVE BUDS」にマイクは搭載されている?
「JBL WAVE BUDS」には通話用のマイクが搭載されています。そのためハンズフリー通話をすることができ、WEB会議や授業などで使用することも可能です。
スペック表・価格
「JBL WAVE BUDS」のスペック・価格についてまとめております。
項目 | 仕様 |
メーカー小売価格 | 6,600円 |
アマゾンでの販売価格(2023/1/5時点) | 6,000円 |
再生時間 | 最大32時間(本体8時間・充電ケース24時間) |
充電時間 | 約2時間(急速充電にも対応) |
充電方式 | USB Type-C ※ワイヤレス充電は非対応 |
ノイズキャンセリング | × |
外音取込 | 〇 |
通話機能 | 〇 |
防水・防塵性能 | イヤホン:IP54 充電ケース:IPX2 |
重量 | イヤホン:約34g 充電ケース:約4.5g(片耳) |
対応コーデック | AAC/SBC |
Bluetooth | ver.5.2 |
ドライバサイズ | 8mm |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
着脱方式 | 完全ワイヤレス(左右分離型) |
カラー | ブラック/ホワイト/ベージュ/ミント |
まとめ
製品について解説させて頂きましたが内容をまとめると、「JBL WAVE BUDS」は下記のような方におすすめできます。
- 信頼のおけるメーカー製でお手頃な値段の商品を探している方
- コンパクトでフィット感のいいものをお探しの方
- 自分の好みに合わせて音質を調整したい方
- 長時間の使用を想定しており、耳が疲れにくいイヤホンを探している方
今なら【30日無料】音楽が聴き放題・映画/アニメも見放題
あなたはすでに体験済みですか?
Amazonの音楽聴放題!映画・アニメ・ドラマ見放題サービス
【30日間無料】Amazon Music Unlimitedなら1憶曲が聴き放題サービス
【30日間無料】Amazonプライム会員なら、最新作や話題の作品まで見放題サービス
満足できない場合は30日以内なら費用は発生しません
スポンサーリンク
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。→初めてのワイヤレスイヤホンの選び方を解説