「音質が良くて、手ごろな価格のヘッドホンを探している」
コスパの高いワイヤレスイヤホンで人気のEarFunから、初めてのワイヤレスヘッドホン「Wave Pro」が発売されました。
高音質コーデックに対応しているだけでなく、ノイズキャンセリング・外音取込・マルチポイントとハイエンドヘッドホンと同等の機能を搭載しています。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Wave Pro」の解説しています。
EarFun「Wave Pro」の特徴は?
「Wave Pro」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 低音強めのパワフルな音質
- ハイレゾ音源対応の高音質コーデックを搭載
- 周囲の騒音を軽減するのノイズキャンセリング機能を搭載
- デバイス間の切替がスムーズに行えるマルチポイント機能を搭載
- LDACとマルチポイントの併用ができない
- 本体のカラーが1色しかない
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EarFun「Wave Pro」の口コミ
SNSやショッピングサイトでの「Wave Pro」の評判や口コミを調査してみました。
1MiiのB03Proを購入してからは自宅のPCもほぼワイヤレスで楽しんでいますが、WF-1000XM4ではバッテリーの持ちが足りないなと思っていたところにEarFun Wave Proの広告を目にしたのでワイヤレスヘッドホンを購入しました。LDAC対応なので音質はバッチリ、ノイズキャンセリングの性能も充分でした。 pic.twitter.com/AVqMafsi0C
— MOMOJIROU (@momojirounext) March 7, 2024
Earfun Wave Proのスタンド届いた!初回プレゼントとしてはしっかりしてていい感じ♪♪
— hiromoneywork (@snowman_osaka) March 6, 2024
ヘッドフォン自体も着け心地よく音もまあまあ。悪いって感じてる人はスマホ自体の性能じゃないかな?ノイキャンは素晴らしいです♪#earfun pic.twitter.com/B813mMlAad
EarFun Wave Pro・・・
— MOMOJIROU (@momojirounext) March 13, 2024
音質はいい かなり静か しかもかなり軽くて付け心地がいいので横になるとそのまま寝てしまうことも
ワイヤレスでの使用は超快適なので有線時の残念な点が惜しいところです。 pic.twitter.com/B6xUqehmkD
音質の良さと装着感の良さを評価しているコメントが多かった
EarFun「Wave Pro」のレビュー
「Wave Pro」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
Wave Proの外観と使い方
「Wave Pro」は、環境を配慮しているのかシンプルなパッケージとなっていますが、ヘッドホンはハードケースに入っているので、特に問題はありません。
同梱物には、ファブリック素材のハードケースと説明書が入っています。ケースは薄くコンパクトなので、持ち運びの際も邪魔になりにくい。
ケースを開けると、充電用のType-Aケーブルと充電用のType-Cケーブル、ヘッドホン本体が格納されています。
ヘッドホンが小さく折り畳めるのはありがたい
ヘッドホン本体のカラーはグレーを基調としていますが、ヘッドバンドやイヤーパッドにはブラックが採用されています。
ハウジング部分のロゴと側面には光沢感のある質感になっていて、とてもクールな感じです。
ヘットバンドとイヤーパット部分には、低反発のクッションが採用されており、頭を優しく包み込んでくれています。
クッションには厚みがあってモチモチ
「Wave Pro」の右側のハウジング部分には操作用の物理ボタンが集約されています。
ボタンを操作することで、音量の上げ下げ・モードの切替などを行うことが可能になっています。
操作の度にスマホを取出す必要がない
ボタンも押しやすいサイズ
長時間でも疲れにくい装着感
「Wave Pro」は耳を覆う形のオーバーイヤー型のヘッドホンとなります。
頭に直接当たるヘッドバンドやイヤーパッドには低反発ウレタン素材が採用されており、側圧も強くないので長時間のリスニングでも疲れにくくなっています。
また、サイズ調整の幅も大きいので、頭の大きな方でも装着感に合わせて調整することが可能です。
ヘッドホン本体の重量が、268gと軽いので重さもそれほど感じにくくなっています。
一般的なヘッドホンの重さは300gくらいが平均
迫力のある重低音とパワフルなサウンドが楽しめる
「Wave Pro」の音質は、迫力のある重低音とEarFunらしいパワフルなサウンドが楽しめます。
ノリの良い楽曲やロック・EDMと相性が良いだけでなく、ボーカルメインの楽曲にもおすすめのヘッドホンになっています。
ちなみに、コーデックはAACよりもLDACで接続した方が、解像感高く音のきめ細やかさも感じることができます。
アプリを使えば音質調整ができるので、好きな楽曲を好みの音質で楽しむことも可能です。
どんなジャンルとも相性の良いヘッドホン
ノイズキャンセリングは優秀で、外音取込は微妙
「Wave Pro」には、ノイズキャンセリング機能と外音取込機能が搭載されています。
「Wave Pro」のノイズキャンセリング性能
「Wave Pro」は、最大で45デシベルのノイズキャンセリングが可能な性能を搭載しています。
ノイズキャンセリングの機能をオンにすると、周囲の雑音がグッと抑えられる感覚があり、しっかり遮音されていることが体感できます。
3万円を超えるようなハイエンドヘッドホンと比較すると劣る部分はありますが、価格を考えると十分すぎる性能だと思います。
電車や飛行機での移動が快適になる
「Wave Pro」の外音取込機能
「Wave Pro」には、ヘッドホンを装着したまま周囲の音を取り込める外音取込機能が搭載されています。
性能的には、周囲の音をやや拾いすぎる部分があるので、自分の耳で聞いているかのような自然な感覚ではありません。
とはいえ、ヘッドホンをしたまま周囲の音が聞けるので、人との会話や電車のアナウンスを聞きたい時などに便利な機能になっています。
ワンポイントでの使用がおすすめ
通話用のマイクを5つ搭載
「Wave Pro」には、高性能小型マイクを5つ搭載しているだけでなく、通話時に周囲の雑音を軽減してくれる機能もあります。
通話用マイクは集音する方向が指定してあり、あなたの口周りの声をしっかりと拾ってくれます。
周囲が静かな室内で通話テストを行いましたが、通話相手とのコミュニケーションも円滑に行え、問題なくこちらの声が伝わっているようでした。
一方、風の強い環境や周囲が騒がしい環境で通話をすると、雑音を軽減するノイズキャンセリング機能が働き若干声が聞きとりにくい場面もありました。
静かな室内であれば問題なく使用できる通話性能
最大80時間使えるバッテリー性能
通常再生で最大80時間、ノイズキャンセリングを使っていても最大50時間まで使えるバッテリー性能があります。
長時間使えるバッテリー性能ですが、充電はわずか2時間で完了します。しかも10分の充電で最大10時間使用できる急速充電にも対応。
ちなみに、付属の有線イヤホンを使ってスマホと接続すればバッテリーが無くても音楽を再生することができます。
よくある質問
「Wave Pro」のよくある質問についてまとめてみました。
EarFunのWave Proは遅延が気になる?
「Wave Pro」を使用してYouTubeやゲームを行いましたが、映像と音がズレるような遅延は感じませんでした。
ちなみに、アプリを使用すればゲームモードにすることができるので、音ゲーやFPSなどのシューティングゲームをするならモードの切替をおすすめします。
ゲームモードは最大0.055秒まで遅延を低減することができるのでストレスなくゲームをプレイするができます。
有線接続して遅延を無くすことも可能
EarFun Wave Proのペアリング方法は?
「Wave Pro」をiPhone/iPad/Windows/PC/Androidのペアリング方法について解説します。
ヘッドホンの電源を入れる
Bluetoothボタンを押して、ペアリングモードにする
接続したいデバイスのBluetooth設定の一覧の中に、「Wave Pro」が表示されるので、選択すれば接続完了
Wave Proはマルチポイントを搭載している?
「Wave Pro」は、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能を搭載しています。
そのため、パソコンで音楽を聞いている時にスマホに着信があっても、接続を自動で切る変えてくれるので、すぐに電話に応答できます。
ちなみに、LDACで接続している時にはマルチポイント接続ができないので、注意が必要です。
一度使うと手放せないぐらい便利な機能
Wave Proのコーデックは?
「Wave Pro」のコーデックは、SBC・AAC・LDACとなります。
iPhoneではAAC接続ができ、対応したデバイスを使用すると高音質コーデックのLDACでも接続が可能です。
LDAC接続をした方が音質が良い
Wave Proは雨の中使えるか?
「Wave Pro」は防水機能を搭載していないヘッドホンです。
そののため、小雨程度の雨でも濡れる場所によっては故障する可能性があります。
万が一濡れてしまった場合は電源を入れずに完全に乾かしてから電源を入れてください。
Wave Proは音漏れが気になるか?
「Wave Pro」は、一般的な密閉型のヘッドホンと同等の遮音性となります。
そのため、周囲に人がいる環境で大きな音量で音楽を聞きたいなら、カナル型のイヤホンの方がおすすめです。
自分で音漏れを確認する方法をいくつか解説しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2024/3/1 |
販売価格 | 9,990円(税込) |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC/AAC/LDAC |
防水性能 | – |
連続再生時間 | 最大80 時間 |
充電時間 | 2時間 |
ドライバー | 40mm |
マイク | 〇 |
カラーバリエーション | ブラック |
重さ | 約268g |
マルチポイント | 〇 |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「Wave Pro」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「Wave Pro」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 予算を抑えつつ音質にもこだわりたい方
- 強力なノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンをお探しの方
- デバイスの切替を頻繁に行う方
- ヘッドホン本体が軽くて長時間の使用でも疲れにくいヘッドホンをお探しの方
- 通話メインで使用するヘッドホンをお探しの方
- LDAC接続とマルチポイント接続を併用したい方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。