「使い勝手の良い、耳を塞がないイヤホンを探している」
JVC(日本ビクター)は、100年近く続く日本の老舗音響メーカーってご存じでしたか?
そんなJVCから発売されている「HA-NP50T」は、前作の半分のサイズになりつつ、実用的な機能を搭載したイヤホンに進化しました。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「HA-NP50T」の解説しています。
JVC「HA-NP50T」の特徴は?
「HA-NP50T」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 低域から高域までバランスよく鳴らしてくれる
- 軽い装着感なのに、しっかりと耳にフィットしてくれる
- 音漏れが起こりにくい構造をしている
- コンパクトで薄いケースなので、持ち運びがしやすい
- ワイヤレス充電に対応していない
- 高音質コーデックには対応していない
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JVC「HA-NP50T」のレビュー
「HA-NP50T」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
HA-NP50Tの外観と使い方
「HA-NP50T」の充電ケースは薄型に設計されているので、ズボンのポケットやカバンにスッと収納することが可能。
前作よりも体積が48%もカットされており、総重量も約60gなので気兼ねなく持ち運べます。
充電ケースには、JVCのかわいいロゴが配置されている
充電ケースに収納されているイヤホンは取出しやすいように凹凸が設けられており、掴みやすく収納もしやすいです。
背面には充電用のUSB Type-Cの端子と、前面にはバッテリー残量を知らせてくれるLEDインジケーターがあります。
ワイヤレス充電には対応していない
イヤホンを取り出すことで、自動で電源が入るようになっています。
一度スマートフォンとペアリングを済ませて置けば、取り出した瞬間から音楽を聞くことができます。
電源は自動でON/OFFが切替わる
イヤホン本体側面(ロゴ部分)には、タッチセンサーが搭載しています。
タッチセンサーをタップすることで操作が行えるので、その都度スマートフォンを取り出す手間が省けます。
- 再生・停止:右か左を1回タップ
- 音量を下げる:左を2回タップ
- 音量を上げる:左を3回タップ
- 低遅延モード:左を5回タップ
- モードの切替:左を長押し
- 曲送り:右を2回タップ
- 曲戻し:右を3回タップ
ほとんどの操作がイヤホンから行える
オープン型ではめずらしいバランスの取れた音質
「HA-NP50T」はフラット傾向の音質で、どの音域もバランスよく鳴らしてくれます。
耳を塞がないオープン型イヤホンは、低音が物足りない傾向がありますが、「HA-NP50T」は深い低域が表現されておりパワフルなサウンドを楽しむことができます。
また、3種類のサウンドモードが用意されており、シーンや楽曲に合わせて最適なモードで音楽を楽しむことができます。
NORMAL(ノーマル):バランスよく鳴らしてくれる
BASS(バス):低音の奥行を感じられる
HIGH(ハイ):声やハイハットが聞こえやすくなる
筆者は、BASSのモードはライブ音源や動画視聴で、HIGHのモードはポッドキャストや語学学習の時に使っています。
コンパクトな本体なのに16mmの大型ドライバーを搭載している
自然で快適な装着感
「HA-NP50T」は片耳わずか8gと非常に軽く、長時間着けていても疲れにくいイヤホンです。
イヤホンには柔軟性のある素材が採用されており、軽い装着感なのにしっかりと耳にフィットしてくれます。
メガネをしながらでも使える
耳穴に入れるイヤホンが苦手な方にもおすすめ
優秀な通話性能
「HA-NP50T」には、優秀な通話用マイクが搭載されています。
イヤホンを使用して1時間ほどWEB会議を行いましたが、接続が途切れることもなく相手にもしっかり声が届いているようでした。
片耳だけでも使える
最大38時間使えるロングバッテリー
「HA-NP50T」は、イヤホン単体で最大9.5時間、充電ケースを含めると最大38時間しようすることができます。
一日に2時間イヤホンを使うとしても、半月以上使える計算になります。
頻繁に充電する必要がない
よくある質問
「HA-NP50T」のよくある質問についてまとめてみました。
JVC HA-NP50Tは遅延が気になる?
「HA-NP50T」には、ゲーミングモード(低遅延)に対応しています。
そのため、動画やゲームをしていて遅延が気になる方は、ゲーミングモードにすることで、最小限の遅延に抑えることができます。
アプリだけでなく、イヤホン操作からも切り替えられるので、動画やゲームもすぐに始められる。
通常モードでもストレスなく使えるレベル
JVC HA-NP50Tは片耳モードはある?
「HA-NP50T」は片耳だけでも使用することができます。
そのため、周囲の音を聞きたかったり、作業をしながら音楽を聞くことができます。
片耳モードで使用したい時は、使っていないイヤホンは充電ケースに入れるようにしましょう。
JVC HA-NP50Tの音漏れは?
「HA-NP50T」は、オープン型のイヤホンなので大音量で音楽を流すと音漏れが発生します。
しかし、音漏れが起こりにくい構造ではあるので、音量を調整すれば気にならないレベルまで音漏れを抑制することができます。
電車の中でも十分使える
音漏れが気になる方は、セルフで音漏れを確認する方法があるので、気になる方はチェックしてみてください。
JVC HA-NP50Tのペアリング方法は?
HA-NP50Tのペアリング方法は非常に簡単です。
充電ケースからイヤホンを取り出す
片方のインジケーターが素早く点滅を繰り返すまで待つ
イヤホンからアナウンスが聞こえたら、接続したいデバイスのBluetoothをオンにする
一覧の中に、「HA-NP50T」が表示されるので選択すれば接続完了
2回目以降は自動で接続される
JVC HA-NP50Tはマルチポイントを搭載している?
「HA-NP50T」は、マルチポイントを搭載しています。
2台のデバイスで同時に待機状態にできるので、パソコンで音楽を聞いている時にスマホに着信があっても、そのままスムーズに通話を開始することができます。
一度使うと手放せないぐらい便利
JVC HA-NP50Tのアプリは?
「HA-NP50T」には専用のアプリが用意されています。
イヤホンの性能を最大限に引き出すためにもダウンロードすることをおすすめします。
- イコライザー設定(音質調整)
- バッテリー残量の確認
- イヤホン操作の確認
- サウンドモードの設定
- マルチポイント
- ゲーミングモード(低遅延モード)
- ファームウエアのアップデート
JVC HA-NP50Tのコーデックは?
「HA-NP50T」の対応コーデックは、SBC/AACとなります。
高音質コーデックには対応していませんが、iPhoneやAndroidでも問題なく使用することができます。
iPhoneとの相性は良い
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2023/11 |
販売価格 | 19,800円(税込) |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC/AAC |
防水性能 | IPX4 |
連続再生時間 | 最大9.5時間 (充電ケースを併用すると最大38時間) |
充電時間 | 2時間 |
ドライバー | 16mm |
マイク | 〇 |
カラーバリエーション | ブラック ベージュ セージグリーン |
重さ | イヤホン片耳:8g 充電ケース込:60g |
マルチポイント | 〇 |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「HA-NP50T」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「HA-NP50T」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- オープン型でもバランスの良く高音質に鳴らしてくれるイヤホンが欲しい方
- 軽い装着感でしっかりと耳にフィットしてくれるイヤホンをお探しの方
- 薄くてで軽量な持ち運びしやすいイヤホンをお探しの方
- 日本メーカーのイヤホンが使いたい方
- ノイズキャンセリング機能の付いたイヤホンが欲しい方
- ワイヤレス充電に対応したイヤホンが欲しい方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。