「コスパの高いワイヤレスイヤホンを探している」
EarFunから発売されている「Air Pro 2」は、ワイヤレスイヤホンに求められる機能を一通り搭載しつつも、手に取りやすい価格で販売されています。
この記事では、「Air Pro 2」を実際に使ってみた感想や、使い勝手について解説をしています。
- 騒音を最大40dBまで軽減できるノイズキャンセリング機能搭載
- 音質へのこだわり、チタン製のダイナミックドライバーを採用
- パワフルなロングバッテリー、充電ケースを併用すると最大34時間
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EarFunのAir Pro 2のレビュー
EarFunの「Air Pro 2」を使ってみて感じた使い勝手や外観について解説していきます。
製品の外観
まずは外観から見ていきましょう、充電ケースのサイズは幅6.2cmx奥行5.0cmx高さ2.7cmで、厚みが少なくコンパクトです。
上着やズボンのポケットに入れてもシルエットを崩しませんし、女性の小さなカバンでも邪魔になりません。しかもこんなに小さいのに、ワイヤレス充電にも対応しています。
個人的にワイヤレス充電に対応している点はとてもうれしいです。
イヤホン本体はシンプルなデザインかつ軽量、片耳はわずか5.3gです。軽さに定評のあるAirPods Pro(第2世代)と同じ重量です。
少し長めのスティックは掴みやすく、操作はタッチセンサーを採用しているので、スマホを取り出すことなくスマートに操作ができます。
軽い装着感で疲れにくい
装着感は、軽い付け心地ながら安定しており密閉感も感じました。変な圧迫感や締付け感もないので、長時間の使用でも快適に使えそうです。
また、イヤーピースが5種類付属されている為、装着感に不安のある方にもおすすめできます。
パワフルで迫力のある音質
音質はドンシャリ傾向ではあるものの、バランスの取れた音質に仕上がっています。
低音・高音が強調されたドンシャリ傾向の音質では、中高音の音が薄かったりボーカルが埋もれがちですが、本機は迫力のある音質ながらも、音に輪郭を感じることができ、ボーカルの声もしっかり聞くことができます。
コーデックはSBCとAACに対応しており、aptx・LDACなどのハイレゾコーデックには非対応となります。
1万円以上するイヤホンと遜色のない音質に感じました。※一個人の感想です
本機は6つもマイクが搭載されており、イヤホンで通話することが可能です。
通話品質は静かな室内で使用するには問題なく使え、テレワーク中の通話やweb会議でも使用しましたが相手にしっかりこちらの声が届いているようでした。
録音をして音質を確認したところ、ややシャリシャリした音質ではありますが、通常使用には問題のないレベルです。
ノイズキャンセリング・外音取込機能
搭載しているノイズキャンリングのスペックを確認すると、最大40dBまで軽減できる能力があり、この数値は上位モデルに匹敵する値になります。
試しに、雑音の多い地下鉄で使用したところ、周囲の雑音を軽減してくれ強力なノイズキャンセリング機能を体感することができました。
高音は処理しきれない部分はありますが、低音から中音の音域では威力を発揮してくれます。
静かな環境では、ノイキャン特有のホワイトノイズが少し気になりましたが、価格以上のスペックであることは間違いありません。
外音取込機能は、周囲の音をやや強調してくれます。ランニングや料理中など周囲の音を気にする場面で有効に使えそうです。
逆に静かな環境では、小さい音を拾ってしまうため気になる方は、片耳での使用をおすすめします。
操作方法
イヤホンを使用する際は充電ケースから取出すことで、自動で電源オンの状態になります。ペアリング済みであれば、そのまま耳に装着することでイヤホンを使えます。
逆に充電ケースに収納すると自動で電源オフになるので、電源に関しては何か特別な操作をする必要はありません。
イヤホンの操作方法
イヤホン本体のボタンから曲の一時停止/再生・曲送り・通話の開始/終了など、スマートフォンを取出さなくてもある程度の操作が可能になっています。
本機は、左右のイヤホンで操作できる内容が異なるので、分かりやすいように一覧でまとめました。
タッチ操作方法 | 左のイヤホン | 右のイヤホン |
再生/停止 | 2回のタップ | 2回のタップ |
曲送り | 3回のタップ | |
曲戻し | 3回のタップ | |
音量を上げる | 1回のタップ | |
音量を下げる | 1回のタップ | |
通話開始/通話終了 | 2回のタップ | 2回のタップ |
着信拒否 | 2秒長押し | 2秒長押し |
モードの切替え | 2秒長押し | |
音声アシストの起動 | 2秒長押し |
ペアリング方法
ペアリングを開始するには、まず充電ケースの蓋を開けます。
イヤホンの電源がオンになり、片方のイヤホンのランプが点滅するとペアリングモードに入っています。
接続したいデバイス(スマホ/タブレット)の設定の中のBluetoothから「EarFun Air Pro 2」を選択すると接続されます。※一度ペアリングを行うと次回以降は自動で接続されます
iPhone・Android(アンドロイド)・ウォークマン・PC・iPad・Nintendo Switch
※PCがwindowsの場合は、音楽再生の接続(A2DP)対応のBluetooth機能が必要
リセット・初期化の方法
ペアリングが上手くいかない場合は、イヤホンを一度リセットして再度設定し直します。
リセット方法は、イヤホンを充電ケースに戻して、中央にある設定ボタンを8秒間以上長押しします。リセットに成功すると、イヤホンのランプが紫色に点滅を繰り返します。
接続していたデバイスのBluetoothの設定から「EarFun Air Pro2」の登録を解除してから、再度接続を行ってください。
説明書・故障・紛失・問合せ
「EarFun Air Pro 2」は取扱説明書(マニュアル)の他によくある質問を用意してくれています。
故障かな?と思ったらよくある質問を参照してみてください。電源がつかない・充電できない・片耳しか聞こえない・音飛びがするなどの不具合の解決策が記載されています。
不具合が起こったらとりあえず、本体の初期化をしてみよう。リセットしても解決しない場合はよくある質問を参考しましょう。
保証期間については、12か月の保証期間を採用しているメーカーがほとんどですが、EarFunは18か月の保証期間を設けています。また、30日間の返金保証もあり、製品に対する自信を感じられます。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2021/8/23 |
メーカー希望小売価格 | 6,790円(税込) |
アマゾン価格(2023/1/19時点) | 5,779円(税込) |
充電ケースサイズ | 幅6.2cmx奥行5.0cmx高さ2.7cm |
重量 | 片耳約5.3g ケース約53g(イヤホン収納時) |
ノイズキャンセリング | あり |
外音取り込み機能 | あり |
コーデック | SBC/AAC |
連続再生時間 | 最大7時間(ケースを含めると34時間) |
充電時間 | 約2時間 急速充電対応(10分で約120分の再生が可能) |
Bluetoothバージョン | ver.5.2 |
防塵・防水性能 | IPX5 |
まとめ
今回ご紹介した「EarFun Air Pro 2」はたくさんの機能を搭載したコスパの高いイヤホンでした。
最後に、本機をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考頂ければと思います。
- 低価格で強力なノイズキャンセリングが搭載されたイヤホンを探している方
- 最新機能が搭載されたコスパの良いイヤホンを探している方
- 低音重視のパワフルサウンドで音楽を楽しみたい方
- 音質を自分好みに調整したい方
- ランニングや運動メインでイヤホンを使用したい方
- 遅延のまったくないイヤホンをお探しの方