Technicsから新しく発売された「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」の違いが気になりませんか?
最上位モデルの「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」の価格差は約9,000円となっています。
この記事では、「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」の音質・性能・装着感・使い勝手など、様々な角度から比較して解説しております。
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筆者ならこちらを選ぶ
筆者がどちらか一方を購入するなら、「EAH-AZ60M2」を選びます。
理由としては、両者を比較したところ価格差(約9,000円)ほどの機能の差を感じなかった為です。
とはいえ、「EAH-AZ80」の方が優れている機能もあるので、その違いをしっかりと踏まえて判断する必要があります。
EAH-AZ80とEAH-AZ60M2の比較表
両者のスペックを比較しましたが、スペック上の違いはあまり見られません。
項目 | EAH-AZ80 | EAH-AZ60M2 |
---|---|---|
発売日 | 2023/6 | |
参考価格 (2023/7月時点) | 36,630円 | 27,720円 |
連続再生時間 | 最大7時間 (ケース併用で24時間) | |
ドライバー | 10mm アルミニウム振動版 | 8mm バイオセルロース振動板 |
重量 | 約7.0g 64g(充電ケース含む) | 約7.0g 59g(充電ケース含む) |
ノイキャン | 自然かつ高い遮音性 | 高い遮音性 |
マルチポイント | 最大3台 |
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EAH-AZ80とEAH-AZ60M2の違いは5つある
「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」を比較するポイントは5つあります。
違いの大きいものから詳しく解説していきます。
音質の違い
「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」を比較する上で、一番大きな違いを感じたのが音質です。
どちらも解像感が高く、高音域がクリアで有線イヤホンに匹敵するほどの音質ではありますが、音の傾向がやや異なります。
「EAH-AZ80」がフラット傾向な音質なのに対して、「EAH-AZ60M2」の方がやや低音よりの音質になっているように感じました。
「EAH-AZ80」は、音楽のジャンルを問わず楽しめるイヤホンで、「EAH-AZ60M2」はロックやEDMが楽しめそうな音質になっています。
どちらも専用アプリが用意されているため、好みの音質に調整することは可能です。
音質に関してはどちらを選んでも後悔はない
ノイズキャンセリング性能
「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」はどちらも強力なノイズキャンセリング機能を搭載しています。
装着すると周囲のノイズがかき消され、静かな環境で音楽を楽しむことが可能です。
「EAH-AZ80」のノイズキャンセリング性能は、強力でありながらとても自然な付け心地で、圧迫感をほとんど感じません。
一方、「EAH-AZ60M2」はノイズキャンセリング特有の圧迫感を若干ですが感じました。
どちらも専用アプリでノイズキャンセリング機能の強弱を調整することが可能です。
ノイキャン特有の圧迫感は、アプリで調整できる
外音取込機能
どちらのイヤホンも装着したまま周囲の環境音を取り込むことができます。
仕事や家事をしながら周囲の音を聞いたり、人と会話をするときに便利な機能となっています。
「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」はどちらも優秀なマイクが8つ搭載されており、とても高いレベルの外音取込機能を搭載しています。
両者を比較すると、「EAH-AZ80」の方がやや優れています。
自分の耳で聞いている感覚まではいかないですが、違和感がなく自然な音で周囲の音を取り込むことができます。
デザイン性
「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」の充電ケースを比較すると「EAH-AZ80」の方が高級感があります。
「EAH-AZ80」の充電ケースには、アルミニウムが使われており、上蓋には美しいヘアライン加工が施されています。
高級感漂うイヤホンが欲しい方には、「EAH-AZ80」をおすすめ。
「EAH-AZ60M2」は、プラスチック素材ながら安っぽさはなく、上質な触り心地の充電ケースになっています。
個人的にはブラックの方が高級感があるように感じました。
装着感
「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」のイヤホン本体を比較すると、「EAH-AZ80」の方がやや小さいデザインになっています。
どちらも人間工学に基づいて設計されており、非常に高いフィット感とストレスのない装着感が体感できます。
「EAH-AZ80」は、耳のくぼみにフィットするコンチャフィット形状を採用しており、より高いフィット感を実現しているそうです。
正直フィット感に関しては個人差があるので、何とも言えないところではありますが、筆者は「EAH-AZ80」の方がフィットしました。
充電ケースについて
どちらのイヤホンの充電ケースも、表面の素材的に傷が付きやすいタイプなので、収納ケースに入れて使った方がいいと思います。
筆者は、「EAH-AZ80」のシルバーを所有していますが、カバンの内ポケットに入れていたにもかかわらず傷が入っていました。
高級感のある見た目が気に入っていたので、あえて収納ケースには入れていませんでしたが、持ち運ぶのであれば収納ケースに入れることをおすすめします。
まとめ
この記事では、「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」の違いについて解説していきました。
冒頭でもお伝えしたように、筆者が購入するならコスパの高い「EAH-AZ60M2」を選択します。
自然なノイズキャンセリング・外音取込機能や、高級感のあるデザインが好みであれば「EAH-AZ80」がおすすめです。
この記事があなたのイヤホン選びの参考になれば幸いです。
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。
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