「Androidスマホで使えるワイヤレスイヤホンはどれ?」
現在、ワイヤレスイヤホンは300種類以上発売されており、価格や機能も様々なので、自分に合ったイヤホンを一から探すのは至難の業です。
そこで、普段イヤホンを販売している筆者が、用途別にAndroidスマホで使えるコスパの良いイヤホンをいくつかご紹介していきます。
この記事では、おすすめのワイヤレスイヤホンとイヤホンの選び方についても解説しています。
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タップできる目次
Android(アンドロイド)スマホと相性のいいワイヤレスイヤホンの選び方
Androidのスマートフォンでワイヤレスイヤホンを使用する場合、Bluetooth通信を使用して接続を行います。
AndroidスマホはBluetooth機能を搭載しているため、どのワイヤレスイヤホンを使用しても問題なく使うことができます。
しかし、イヤホンとAndroidスマホの相性も存在しており、相性の良いイヤホンを選ぶことで高音質かつ低遅延で音楽や動画を楽しむことができます。
イヤホン選びのポイント1:コーデックは「aptX」を選ぶ
スマートフォンとワイヤレスイヤホンは、Bluetooth通信を行いますが、その際の音声データを送る形式をコーデックと言います。
そのままの音声データではデータ量が多すぎるので、やり取りしやすいようにデータを圧縮します。
その圧縮形式が複数あり、形式によって特徴が異なります。
コーデック | 機能 | デバイス | 遅延 |
SBC | 標準コーデック | 全てのデバイスに対応 | 約220ms(0.22秒程度) |
AAC | SBCより音質が良く、遅延が少ない | iPhone | 約120ms(0.12秒程度) |
aptX | ハイレゾ相当の音質、遅延が少ない | Android | 約70ms(0.07秒程度) |
ほとんどのAndroidスマホでは、「aptX」に対応しています。
そのため、「aptX」を搭載したワイヤレスイヤホンを選ぶことで、高音質かつ低遅延で音楽や動画を楽しむことができます。
「aptX」を搭載しているからといって価格が高いわけでもない
イヤホン選びのポイント2:Bluetoothのバージョンを確認
Bluetoothが世に出回ってから20年以上も経過しており、その間に進化を続けてきました。
その進化の中で、大きなデータを素早く通信できるようになったので、ワイヤレスのイヤホンでも高音質かつ低遅延が実現できています。
現在の最新バージョンは、Bluetooth5.3となっていますが、5.0以上の機能を搭載したワイヤレスイヤホンであれば問題なく使用できます。
Bluetoothのバージョン | 機能 |
1.1 | Bluetoothが多くの人に知られるようになったバージョン |
2.1 | バッテリー寿命を約5倍に伸ばし、ペアリングが高速化 |
3.0 | 最大転送速度24MbpsのHS機能を実装 |
4.0 | LE機能を実装することで省電力化を実現 |
5.0 | バージョン4.0に比べ、以下の機能が強化 転送速度が2倍 通信範囲が4倍 通信容量が8倍 |
Bluetooth5.0以上のイヤホンを選ぼう
イヤホン選びのポイント3:用途に合ったイヤホンを選ぶ
最近のワイヤレスイヤホンは様々な機能が搭載されているので、あなたの利用シーンに合ったイヤホンを選んでみてください。
- 電車や飛行機などの移動が多い方→ノイキャン付きがおすすめ
- 運動や屋外で使用することが多い方→防塵防水性能の高い物がおすすめ
- 周囲の音を聞きながら作業をしたい方→オープンタイプのイヤホンがおすすめ
用途や利用シーン別にまとめた記事があるので、良かったら参考にしてみてください。
【10選】Androidスマホと相性のいいワイヤレスイヤホン
Androidスマホと相性のいいワイヤレスイヤホンをランキング形式で解説していきます。
これからご紹介するイヤホンは、Bluetooth5.0以上かつ「aptX」対応のイヤホンとなりますので、どのモデルを選んでもAndroidスマホとは相性良く使えます。
ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンのランキング
電車や飛行機など移動中にイヤホンを使う方には、ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンがおすすめです。
周囲の雑音をほとんど軽減してくれるので、移動中もストレスなく音楽や動画を楽しむことができます。
また、静かな環境で音楽を聞けることから、繊細な音を表現できるイヤホンも多く、音質にこだわりたい方にもおすすめです。
1位:Sennheiser MOMENTUM True Wireless 3
音質を追求したイヤホンとなっており、ハイレゾ相当の音源にも対応しています。
ノイズキャンセリングも周囲の雑音レベルに合わせて最適化されるので、とても自然な付け心地となっています。
音質 | 9点 | ノイキャン | 8点 |
---|---|---|---|
価格 | 34,980円 | 通話性能 | 8点 |
再生時間 | 最大7 時間 | ケース込再生時間 | 最大28時間 |
重量 | 約78g | コーデック | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive |
防水等級 | IPX4 | アプリ | 対応 |
Bluetooth | 5.2 | 自動装着検出 | 対応 |
2位:ATH-CKS50TW
老舗音響ブランドのオーディオテクニカのコスパの高いイヤホンはこのモデルです。
音質 | 7点 | ノイキャン | 6点 |
---|---|---|---|
価格 | 18,480円 | 通話性能 | 7点 |
再生時間 | 最大20時間 | ケース込再生時間 | 最大50時間 |
重量 | 約71g | コーデック | SBC,AAC,aptX,aptX Adaptive |
防水等級 | IPX4 | アプリ | 対応 |
Bluetooth | 5.2 | 自動装着検出 | × |
3 位:MINOR Ⅲ(マイナー3)
音質 | 7点 | ノイキャン | 無し |
---|---|---|---|
価格 | 18,990円 | 通話性能 | 7点 |
再生時間 | 最大5時間 | ケース込再生時間 | 最大25時間 |
重量 | 約48g | コーデック | SBC,aptX |
防水等級 | IPX4 | アプリ | × |
Bluetooth | 5.2 | 自動装着検出 | × |
コスパを重視したワイヤレスイヤホンのランキング
現在発売されているイヤホンは、安い物だと5千円から販売していますが、高価なものだと5万円を超えるものまであります。
実際、価格に見合っていないイヤホンも存在していますが、イヤホンの事を知り尽くしていないと判断できないことがほとんどです。
このランキングでは、価格よりも機能や音質が充実しているイヤホンを厳選しておりますので、予算に合わせて選んでみてください。
コスパの良いイヤホンはだいたい1万円前後
1位:SOUNDPEATS Capsule3 Pro
2位:SOUNDPEATS Capsule3 Pro
3 位:Elite 4 Active
用途に合わせて使用できるイヤホンのご紹介
最近のイヤホンは進化しており、ハンズフリー通話だけでなく、防水機能まで搭載したモデルも販売されています。
用途に合ったイヤホンを選ぶことで、充実したミュージックライフが送れると思いますので、あなたのイヤホン選びの参考にして頂けると幸いです。
耳を塞がないイヤホン
音響メーカーのオーディオテクニカが手掛ける、軟骨伝導イヤホン「ATH-CC500BT」は、オープンタイプでトップクラスの音質を実現。
音質にとにかくこだわりたいなら
フランスの音響メーカーDEVIALETから発売されている「Gemini 2」はとにかく音質にこだわりたい方におすすめ。
イヤホンの落下が気になる方には
JVCの「HA-FD70BT」なら、左右が一体になっているのでイヤホンが耳から外れても落下することがありません。
左右独立型のオープンイヤホンなら
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。