「BOSEの新作ヘッドホンが気になっている」
前作のフラッグシップモデル「Noise Cancelling Headphones 700」が発売されてから約4年が経過し、ついにBOSEから最新のヘッドホンが登場しました。
音質・ノイズキャンセリング・音の臨場感が向上しているだけでなく、快適に装着できるフィット感も魅力のヘッドホンに仕上がっています。
この記事では、筆者が実際にヘッドホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Ultra Headphones」の解説しています。
「QuietComfort Ultra Headphones」の特徴は?
「Ultra Headphones」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 自然で強力なノイズキャンセリング機能を搭載
- 劇場のような臨場感と迫力ある重低音が楽しめる
- 2台同時に接続できるマルチポイントを搭載している
- コンパクトに折り畳めるので持ち運びが楽に行える
- 価格が高い以外の要素は思いつかない
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「QuietComfort Ultra Headphones」のレビュー
「Ultra Headphones」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
QuietComfort Ultra Headphonesの外観と使い方
「Ultra Headphones」の外観は、洗練されたシンプルなデザインです。
前作「Noise Cancelling Headphones 700」の面影を残しながら、高級感はアップしています。
フィット感の調整も無段階で行える
頭頂部とヘッドホンが触れるヘッドバンド部分とイヤーパッドには、柔らかなクッションが使用されています。
特にイヤーパッドのクッションは厚みがあるので、耳や頭への負担を和らげてくれます。
モチモチかつふわふわの低反発素材のよう
ハウジング部分の中には、「L」と「R」の表記があり、装着する時に間違えることがありません。
スイーベル機構(写真のような向きに曲がること)を搭載しているので、コンパクトに畳めたりヘッドホンを首から掛ける時も邪魔になりにくい。
「Ultra Headphones」はコンパクトに折り畳め、重さも約253gと軽いため持ち運びがしやすいヘッドホンになります。
持ち運べるように専用のハードケースも付属しているので、カバンの中に入れて気兼ねなく外出できる。
フラッグシップモデルの中では、かなり軽く設計されている
「Ultra Headphones」のカラーバリエーションは、ブラック/ホワイトスモークの2種類です。
どのカラーもかっこいい
Ultra Headphonesの操作方法
右側のヘッドホンに操作用のボタンとタッチセンサーが配置されています。
青丸部分をスワイプすることで、音量の調整が行えます。
マルチファンクションボタンを使うと、再生/停止やノイズキャンセリング機能のON/OFFをコントロールすることができます。
- 音量調整:上下にスワイプ
- 再生停止:マルチファンクションボタンを1回クリック
- 曲送り:マルチファンクションボタンを2回クリック
- 曲戻し:マルチファンクションボタンを3回クリック
- モードの切替:マルチファンクションボタンを長押し
- 着信を拒否:マルチファンクションボタンを2回クリック
ほとんどの操作をヘッドホンだけで行える
前作よりも音質が向上している
「Ultra Headphones」は、BOSE特有の重低音をそのままに、中高音のクリアさや明瞭感が向上しています。
また、ボーカルも埋もれることなくしっかりと聞こえ、高音域の楽器音も心地よく聞くことができます。
前作「Noise Cancelling Headphones 700」には搭載されていないかった、イマーシブオーディオ(空間オーディオ)機能を搭載したことで、臨場感のある音楽体験が可能になっています。
「Ultra Headphones」でライブ音源や映画を見ると、その場にいるかのような臨場感を楽しめる。
空間オーディオはどの音源でも使える
「Ultra Headphones」には、専用のアプリが用意されているので、イコライザーを使って好みの音質に調整することが可能。
アプリは無料で使えるので、好きな音楽を好みの音質で聞きたい場合は、是非使ってみてください。
ノイズキャンセリングは強力かつ自然
「Ultra Headphones」には、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセリング機能が搭載されています。
電車やバスなどの移動中にこの機能を使うと、周囲の音を驚くほど軽減してくれるので快適に過ごすことができます。
「Ultra Headphones」は、どの音域帯のノイズもほとんどかき消してくれるので、静かな環境で音楽を楽しみたいなら「Ultra Headphones」がおすすめです。
また、ノイキャン特有の耳が詰まるような感覚も感じられず、装着していても違和感を感じることはほとんどありませんでした。
遮音性や快適性を考慮すると、ノイズキャンセリング機能は10点中10点の性能だと思います。
SONYの上位モデルよりも性能が高いように感じた
仕事でも使えるレベルの通話性能
「Ultra Headphones」は、通話専用のマイクを搭載しています。
1時間ほどのWeb会議でヘッドホンを使用しましたが、相手から聞き返されることもなく円滑にコミュニケーションを取ることができました。
「Ultra Headphones」は自分の声も聞こえるようになっているので、話しにくさを感じにくいヘッドホンとなっています。
付属のケーブルを使えば、有線ヘッドホンとしても使える
外音取込機能は必要十分な性能
「Ultra Headphones」はヘッドホンをしながらでも周囲の音を聞くことができます。
そのため、周囲の環境音を聞きながら音楽を再生したい場面で活躍してくれます。
散歩や家事、仕事中でも周りの音が聞こえるので一日を通して使えるヘッドホンになっています。
ヘッドホンをしていても人と会話ができる
アプリでカスタマイズが自在に行える
「Ultra Headphones」には、専用アプリ「BOSE Music」が用意されています。
ヘッドフォンの性能を最大限に引き出すためにもダウンロードすることをおすすめします。
- イコライザー設定(音質調整)
- バッテリー残量の確認
- ノイズキャンセリング・外音取込機能の設定
- ヘッドホンの操作の変更
- ファームウエアのアップデート
便利な機能をかんたんに設定できる
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2023/10/19 |
販売価格 | 59,400円(税込) |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC/AAC/aptX Adaptive |
ドライバー | 40mm |
連続再生時間 | 最大24時間 |
急速充電 | 15分で2時間 |
マイク | 〇 |
カラーバリエーション | ブラック ホワイトスモーク |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「Ultra Headphones」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「Ultra Headphones」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 高音質で臨場感のある音質で音楽を楽しみたい方
- 強力なノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンをお探しの方
- 2台同時に接続できるマルチポイント機能を搭載したヘッドホンをお探しの方
- 軽量かつコンパクトに折り畳めるヘッドホンをお探しの方
- ヘッドホンに音質や機能性を求めない方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。