「Beats Fit Pro」と「AirPods Pro(第一世代)」のどちらを購入しようか迷っていませんか?
どちらもiPhoneと相性の良いイヤホンで、スペックも似ていることから迷われる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、それぞれのイヤホンの特徴と違いについて比較しながら詳しく解説しています。
タップできる目次
まずは結論!Beats Fit Proがおすすめ
「Beats Fit Pro」と「AirPods Pro(第一世代)」で迷われているなら、断然「Beats Fit Pro」を購入することをおすすめます。
その理由として、「Beats Fit Pro」には「AirPods Pro(第一世代)」の機能がほとんど搭載されており、価格面から見ても大変コスパの良い製品だからです。
ただし、異なる機能もあるので、違いを把握した上であなたに合ったイヤホンを選んでみてください。
価格比較について
2024年1月現在のメーカー小売価格とアマゾンでの販売価格を表にまとめました。
メーカー小売価格 | アマゾンでの価格 | |
Beats Fit Pro | 28,800円 | 22,545円 |
AirPods Pro(第一世代) | 38,800円 | 35,333円 |
差額 | 10,000円 | 12,788円 |
性能について
「Beats Fit Pro」と「AirPods Pro(第一世代)」の性能について比較していきます。
音質の比較
「Beats Fit Pro」と「AirPods Pro(第一世代)」の音質を比べてみました。
「AirPods Pro」は多くのユーザーが使うことを想定してフラット系の音質に仕上げており、癖のない音楽が楽しめます。
「Beats Fit Pro」は「AirPods Pro」の音質をベースとしつつ、さらに低音を強化した仕上がりとなっております。
いわゆるドンシャリ系(低音・高音を強調)の音質で、パワフルなサウンドを楽しめることからスポーツやアクティビティに向いています。
Beats Fit Proはロックなどのノリの良い曲と相性が良い
空間オーディオ・ヘットトラッキング機能
「AirPods Pro」・「AirPods Pro Max」には空間オーディオとヘットトラッキング機能が搭載されており、360度音に包まれているような没入体験ができます。
対応しているコンテンツであれば、音楽はライブ会場にいるかのように、映画は劇場にいるかのようなリアルな音声体験ができます。
驚くことに、「Beats Fit Pro」は空間オーディオとヘットトラッキング機能を搭載しており、Appleの上位機種にしか搭載されていないこの機能を使うことができるんです。
Beats Fit ProはAppleの上位機種にしか搭載されていない機能を体験できる
ノイズキャンセリング・外音取込
「Beats Fit Pro」のノイズキャンセリング機能をスコアで表現すると8/10点で、かなり強めに効いてくれます。
機能をオンにすることで、明らかに周りの雑音が消える感覚があり、雑音に邪魔されることなく音楽を楽しめます。
外音取込機能のスコアも8/10点で、イヤホンを付けていても違和感なく周辺の音を聞くことが可能です。
「AirPods Pro」のノイズキャンセリング・外音取込機能は非常に優秀で、スコアで表現するなら9/10点です。
ノイズキャンセリング・外音取込機能で選ぶなら「AirPods Pro」がおすすめです。
接続性はとても簡単
「Beats Fit Pro」・「AirPods Pro」共にiPhoneとの接続は非常に簡単です。
ホーム画面でケースを開けるとポップアップが現れて、そこから設定を進めるとすぐに使用することができます。
「Beats Fit Pro」には「AirPods Pro」と同じH1チップが搭載されており、デバイスとの接続を高速化つ安定化させ、デバイスの切り替えもスムーズに行えます。
例えば、イヤホンを使ってiPadで動画を見ている時に、iPhoneに着信があった際は接続を切り替えることなく通話を開始することができます。
通話を終えてiPadで動画の続きを見るときも、もちろん自動で接続が切り替わるのでストレスなく使用することができます。
どちらもApple製品と互換性が良い
仕様について
「Beats Fit Pro」と「AirPods Pro(第一世代)」のイヤホン形状や操作性を比較してみました。
操作性
「AirPods Pro」は写真部分をタップすることで様々な操作が可能です。物理的に押込むボタンではないですが、操作した際に音がなるため非常にわかりやすいです。
「Beats Fit Pro」は物理的なボタンになっており、写真部分をクリックすることで操作ができる仕様になっています。
「AirPods Pro」・「Beats Fit Pro」共にiPhoneのコントロールパネルから操作が可能です。また、Siriにも対応しているので声で操作できる点もうれしいですよね。
装着感
イヤフォン全般に言えることですが、イヤホンを耳に入れた時の装着感は非常に大切です。
「AirPods Pro」のイヤフォンはカナル型を採用しており、耳栓のように耳に入れるタイプです。
密着性が高く外れにくいのが特徴で、この密着性がノイズキャンセリングの効果を高めてくれています。
「Beats Fit Pro」も同じくカナル型を採用していますが、特徴的なのが赤丸箇所のウイングチップと呼ばれる部分です。
運動中のアスリートを対象にイヤホン形状を設計しており、激しい動きをしても外れにくいようにデザインされています。
イヤホンを回してフィット感を調整できる
サイズ・重量
製品名 | AirPods Pro | Beats Fit Pro |
本体 | ||
イヤホン重量 | 片耳:5.4g | 片耳:5.6g |
ケース重量 | 45.6g | 55.1g |
ケースサイズ | 横60.6mm×高45.2mm×奥行21.7mm | 横62mm×高62mm×奥行28.5mm |
「Beats Fit Pro」はズボンのポケットには収まるサイズ、それに比べ「AirPods Pro」の方が軽量かつコンパクトである。
バッテリー
「Beats Fit Pro」には「AirPods Pro」のバッテリー性能を表にまとめています。
製品名 | AirPods Pro | Beats Fit Pro |
通常使用時 | 単体最大5時間 ケース使用最大24時間 | 単体最大7時間 ケース使用最大24時間 |
ノイキャン使用時 | 単体最大4.5時間 ケース使用最大24時間 | 単体最大6時間 ケース使用最大24時間 |
本体の再生時間は「Beats Fit Pro」は通常使用では1.4倍長く、ANC使用時だと1.3倍長く使用できる。急速充電はどちらも対応しており、5分の充電で1時間使用が可能。
まとめ
最後に、「Beats Fit Pro」・「AirPods Pro」はこんな方におすすめ!
- 耳へのフィット感、装着の安定感を重視したい
- ロックやアップテンポな曲を楽しみたい
- お得にオーディオ空間・ヘットトラッキング機能が試したい
- 本体色を選びたい、beatsのデザインが好き
- ノイズキャンセリング・外音取込機能をメインで使用したい
- フラット系の音質で音楽を楽しみたい
- Apple製品で統一したい・デザインが好き
- ワイヤレス充電に対応した製品がいい
価格差である約13,000円もの差は感じない