「BluetoothイヤホンでYoutubeやゲームをしている時の音のズレが気になる。」
スマートフォン(iPhone・Android)とイヤホンは、Bluetooth接続によって無線で通信を行うため、約0.12秒~1.0秒遅れます。
一般的に人間が遅延を感じるのは、0.12秒以上だと言われていますので、環境や条件によっては音のズレが気になる方もいらっしゃいます。
この記事では、遅延や音ズレを最小限に抑える方法や、遅延なく動画を見られる方法について解説しています。
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「Bluetoothイヤホンの遅延」音ズレの解消方法
スマーフォンによって遅延対策が異なりますので、iPhoneとAndroidの2パターンに分けて解説致します。
iPhone・iPadの音ズレ解消方法について
iPhone・iPadなどAppleデバイスとBluetoothイヤホン・ヘッドホンとの音ズレの解消方法について解説します。
遅延を最小限にしたいならAirPods
iPhone・iPadなどAppleデバイスを使うときに最も遅延を抑えられるのは、AirPods Proシリーズを使用することです。
AppleデバイスとAirPods Proシリーズのイヤホンは、互換性が高くOS同士で接続が行われます。
iPhone12miniとAirPods Pro 2を繋いで遅延のテストを行いましたが、驚異的なテスト結果が得られました。
遅延は平均で約0.05秒だった為、遅延にシビアな音ゲーをしても音のズレを全く感じることはないでしょう。
AirPodsの第2世代と第3世代は、AirPods Pro 2には及ばないものの同様に遅延を感じずにゲームや動画を見ることができます。
iPhoneでイヤホンを使うなら、AirPods Pro 2が最強
過去の記事では、「AirPods Pro 1」や「AirPods Pro 2」を安く購入する方法について解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ゲーミングモード・低遅延モードを搭載したモデルを選ぶ
Bluetoothイヤホンの中には、専用アプリを使って遅延を最小限に抑えるための機能が搭載されています。
すべてのBluetoothイヤホンに搭載されている機能ではないので、購入時に予算と用途を考えて選択する必要があります。
専用アプリが搭載されていて低遅延モードのあるイヤホンをいくつかご紹介します。
予算が1万円以下なら「Soundcore Life P3」がおすすめで、本格的にゲームをする用のイヤホンなら「Soundcore VR P10」はとても優秀です。
動画やゲームだけでなく、音楽も高音質で楽しみたいなら「JBL LIVE FREE 2」がコスパ最強のイヤホンです。
JBL LIVE FREE 2は、装着感もノイキャンも良い感じ
Androidの音ズレ解消方法について
AndroidデバイスとBluetoothイヤホン・ヘッドホンとの音ズレの解消方法について解説します。
使用している端末のコーデックを確認する必要あり
Androidのスマートフォンは、端末によって搭載しているコーデックが異なるので、まずはお使いの端末の対応コーデックを調べる必要があります。
そもそもコーデックとは、スマートフォンから音声データをBluetoothイヤホンに送信する際のデータを圧縮する形式のことを指します。
主要なコーデックは、SBC・AAC・LDAC・aptX・aptX Adaptiveの5種類があり、コーデックによって遅延具合が異なります。
コーデック | 遅延 | 評価 |
---|---|---|
SBC | 約220ms(0.22秒程度) | 遅延が気になる |
AAC | 約120ms(0.12秒程度) | 低遅延 |
aptX | 約70ms(0.07秒程度) | 超低遅延 |
aptX Adaptive | 約65ms(0.05~0.08秒程度) | 超低遅延 |
LDAC | 約1000ms(1.0秒程度) | 声が遅れて聞こえる |
お使いの端末が、aptXやaptX Adaptiveに対応していれば、そのコーデックに対応したBluetoothイヤホンを使うことで0.07秒の超低遅延でコンテンツが楽しめます。
- 「設定」のアプリを起動
- 端末情報から開発者向けオプションを選択
- 開発者向けオプションの有効化
- Bluetoothオーディオコーデックを選択
- 対応コーデックの一覧が表示
aptXやaptX Adaptiveに対応したイヤホンをいくつかご紹介します。
予算が1万円以下なら「EarFun Air Pro 3」がおすすめで、高音質で音楽も楽しみたいなら「MOMENTUM True Wireless 3」をおすすめします。
お使いの端末が、aptXやaptX Adaptiveに対応していなければ、次の方法を使うことで遅延を最小限に抑えられます。
ゲーミングモード・低遅延モードを搭載したモデルを選ぶ
お使いのAndroid端末がaptXやaptX Adaptiveしていなければ、ゲーミングモードや低遅延モードを搭載したイヤホンを選ぶことで遅延を最小限に抑えられます。
Bluetoothイヤホンの中には、専用アプリを使って遅延を最小限に抑えるための機能が搭載されています。
すべてのBluetoothイヤホンに搭載されている機能ではないので、購入時に予算と用途を考えて選択する必要があります。
専用アプリが搭載されていて低遅延モードのあるイヤホンをいくつかご紹介します。
予算が1万円以下なら「Soundcore Life P3」がおすすめで、本格的にゲームをする用のイヤホンなら「Soundcore VR P10」はとても優秀です。
動画やゲームだけでなく、音楽も高音質で楽しみたいなら「JBL LIVE FREE 2」がコスパ最強のイヤホンです。
JBL LIVE FREE 2は、装着感もノイキャンも良い感じ
接続が不安定なときの対応策
Bluetoothはその特性上、遅延や接続が不安定になることがあります。
- Bluetoothのバージョンが古い
- Wi-Fiと電波が干渉している
- バッテリー残量の低下
- スマホとイヤホンの距離
- スマホとイヤホンの間に障害物
Bluetoothはコーデック以外にも、上記のような使用する環境にも影響を受けることがあります。
お使いのイヤホンの調子が悪い場合は、下記の関連記事を参考に環境や条件について確かめてみてください。
まとめ
この記事は、Bluetoothイヤホンを使っている時の遅延の解決方法について解説致しました。
Bluetoothイヤホンや対応コーデックについて、少し知っておくとお使いのスマホと相性の良いイヤホン選びができます。
iPhoneと相性の良いワイヤレスイヤホンをお探しであれば是非参考にしてください。
今回の記事で紹介したイヤホンの一覧
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなスピーカー・イヤホンの魅力を発信しています。