お手頃で使い勝手の良いスピーカーをお探しですか?
世界トップシェアの音響メーカーであるJBLから発売されている「GO3」は、五千円台と手を出しやすい価格ながら、気軽に持ち運べてどこでも音楽を楽しめるワイヤレスのスピーカーになります。
この記事では、筆者が実際にスピーカーを使用してみた感想や店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「JBL GO3」の魅力をお伝えします。
- 小さくて軽いので持ち運びがしやすい
- 低価格でも、JBLのパワフルサウンドを楽しめる
- 防塵防水仕様なので、使う場所を選ばない
- iPhone・Androidなどのスマホにも対応
- 最大5時間しか連続で使用することができない
- アプリが用意されていないので、音質の変更や仕様をカスタムできない
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JBLのGO3のレビュー
製品の外観
スピーカーのサイズは幅8.8×高7.5×奥行4.1(cm)で、重さは209gとコンパクトかつ軽量です。
外観はファブリック調のオシャレなデザインで、手に持ってみると頑丈な感じが伝わってきます。
このスピーカーはIP67の防塵・防水性能を搭載し、左側面にはループも備えているので持ち運びやアウトドアでも気軽に使うことができます。
ループがとても便利で、S字フックに引っかけてお風呂場やキャンプなどで使っています
IP67は6が防塵で、7が防水の等級を指しており、数字によって機能が異なります。
防塵等級(6)は最高クラス、砂ホコリ・粉塵の内部への侵入を防ぎます。防水等級(7)は上から2つ目のクラスで水深1m・30分以内であれば内部の浸水に耐えうる頑丈な仕様。
本体下部と裏面には滑り止めが搭載されており、倒れにくく滑りにくい仕様になっています。
カラーバリエーションは、ブラック・ブルー・レッド・オレンジ・ホワイト・ピンク・スクワッド(現在は製造中止)の7色で展開されています。
人気色はブラック・ブルー・ピンクの3色ですね
音質
音質はJBLらしいパワフルなサウンドで、小型のスピーカーとは思えない元気のある音を体感できます。
小型ながら110Hz~20kHzの音域をカバーし、低音を強化するパッシブラジエーターも搭載しています。
ロックやダンスミュージック・ポップスなど明るくてノリのいい曲が相性が良いと感じました。
音質も音量も価格を考慮すると問題のない品質で、コスパは高いと思います
操作性・使い方
本体の左側面には、ループと充電用のUSB Type-C(防水仕様)が配置されています。
右側面には、上から電源ボタン・LEDインジケーター・Bluetooth接続のボタンが配置されています。
LEDが点灯することで充電残量などの状態を教えてくれます。
- 白色点灯:電源が入っている状態
- 赤色点灯:充電中
- 赤色点滅:バッテリー残量が少ない状態
約2.5時間で充電完了になります、充電ランプに変化はありませんので、開始した時間を目安にしてください。
本体上部には、音量を調整するボタンと再生/一時停止のボタンが配置されています。
再生/一時停止のボタンを2回押すと曲送りもでき、簡単な操作であればスマートフォンを取り出す手間も省けます。
使用感
スピーカー本体はが軽くてコンパクトなので、部屋の中での移動や屋外にも気軽に持ち出せます。
好きな音楽を場所を選ばず聞けるのはワイヤレスならではのメリットだと思います。
連続再生時間は最大5時間なので、物足りなく感じる方もいらっしゃるかと思いますが、充電しながら使うことも可能です。
使っていないと自動で電源が切れるオートオフ機能があるので、気が付いたらバッテリーが無くなっていた!なんてことはありません。
モバイルバッテリーを常備されている方ならバッテリーの残量を気にすることなく使えるのではないでしょうか。
また、スピーカーを保護したりオシャレに見せるケースも充実している点もうれしいですね。
接続・ペアリング方法
ペアリング方法
右側面の中央部分にあるBluetoothのボタンを長押しして、ペアリングモードにする
デバイス(iPhone・Androidなど)のBluetooth設定から「GO3」を選択する
「未接続」が「接続済み」に変わっていれば接続完了
初期化の方法
工場出荷時の状態に戻すリセットをするには、「Bluetooth」ボタンと音量の「+」ボタンを同時に10秒長押しした後、電源を入れ直せばすべてのペアリングが解除されます。
Bluetoothの接続がされない、繋がらないなどの症状があるときは、一度お試しください。
パソコンとの接続
接続したいパソコンにBluetoothの機能が搭載されていれば、上記と同じ手順で接続することができます。
もし、お持ちのパソコンにBluetoothの接続機能が搭載されていなくても、アダプターを取り付ければ接続することができます。
JBLのGO3でできないこと
JBLのGO3のスピーカーでは以下のようなことができません。
通話:マイクを搭載していないのでハンズフリー通話などには対応していません
ステレオ化:スピーカーを同時に2台接続することができないので、ステレオでの再生をすることができません
有線接続:入力用の端子が搭載されていないので、ワイヤレスでの接続のみとなります
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2020/11/13 |
メーカー希望小売価格 | 5,940円(税込) |
アマゾン価格(2023/2/9時点) | 5,400円(税込) |
総合出力 | 4.2W |
周波数 | 110Hz~20kHz |
スピーカー構成 | フルレンジ |
スピーカー方式 | パッシブラジエーター |
再生チャンネル | モノラル |
充電方式 | USB Type-C |
重量 | 209g |
ドライバー | 43×47mm |
コーデック | SBC |
連続再生時間 | 最大5時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
サイズ | 幅8.8×高7.5×奥行4.1(cm) |
カラーバリエーション | ブラック/ブルー/レッド/オレンジ/ホワイト/ピンク/スクワッド |
Bluetoothバージョン | ver.5.1 |
防塵・防水性能 | IP67 |
こんな方におすすめ
今回ご紹介した「JBL GO3」を一言でまとめると、頑丈な仕様で持ち運びがしやすいコスパの優れたワイヤレススピーカーでした。
最後に、「JBL GO3」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- コンパクトで持ち運びしやすいスピーカーをお探しの方
- 価格を抑えて、そこそこの音質で聞けるスピーカーをお探しの方
- お風呂やキャンプなどアクティブな場所でスピーカーを使いたい方
- 信用できる大手の音響メーカーのスピーカーが欲しい方
- 音質や使い勝手をカスタムしたい方
- スピーカーを複数台繋いでステレオ再生を楽しみたい方
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。→初めてのワイヤレススピーカーの選び方を解説