「可愛い見た目のイヤホンが欲しい」
「agのUZURA」は長時間使える自然な装着感と、聞き疲れない音質が特長のワイヤレスイヤホンです。
この記事では、筆者が実際に使用してみた感想や店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「UZURA(ウズラ)」の評判・レビューをお伝えします。
- 快適な音と装着感で一日中着けていられる
- ノイズキャンセリング・外音取込機能など最新機能を搭載
- オーディオブランド監修の高音質を体感できる
- カラーバリエーションが豊富で、アクセサリー感覚で使える
- ワイヤレス充電に対応していない
- アプリでカスタマイズできない
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agのUZURAのレビュー
「UZURA」は、大人気イヤホン「COTSUBU」を進化させた最新モデルのイヤホンとなります。
可愛らしいデザインを継承しつつ、ノイズキャンセリングなどの新しい機能も追加されており、より実用的なイヤホンに仕上がっています。
外観は丸くてかわいい
充電ケース・イヤホン本体も丸みを帯びておりとてもかわいらしいデザイン。
イヤホンがコロッとしていて、ウズラの卵のようです。
表面はマットな質感で、指紋汚れを防ぐ独自の塗装がされています。
充電ケースのサイズは幅6.4cm×高さ4.7cm×奥行3.0cmで、イヤホン重量は約5.7g(片耳)・充電ケースを含めても約46gです。
一般的なワイヤレスイヤホンの重量が片耳6~7gなので、標準的な重さに収まっており、重く感じることもなさそうです。
充電ケースはコンパクトで軽量、女性の小さな鞄でもすんなり収まり、持ち運びもラクラクです。
「COTSUBU」より機能が増えたので、イヤホンサイズは少し大きくなっています。
イヤホンはタッチセンサーを搭載しているので、側面部分をタッチすることで操作を行うことができます。
操作性も良く、タッチセンサーの感度も良すぎるぐらいです。
ノイズキャンセリングと外音取込モードの切替は左右どちらかを2秒長押し
- 再生/一時停止 :左右どちらかを1回タップ
- 音量を上げたい:右を2回タップ
- 音量を下げたい:左を2回タップ
- 次の曲へ :右を3回タップ
- 前の曲へ :左を3回タップ
イヤーチップはSS/S/M/L/LLの5種類が同梱されており、SSサイズまで用意されているので小さな耳の方でも安心。
装着感の高い「TYPE-E」のイヤーピースが入っています。普通に買うと千円を超える高級なやつ。
カラーは、サンド・ブルームーン・コーラル・ミント・スチール・ボルドー・ブラックの7色展開。好みの色から選ぶことができます。
装着感はフィット感が抜群
イヤホンが耳にすっぽりと入り、収まりの良さを感じます。耳への圧迫感も少なく、安定した着け心地です。
寝ホンにも使うなら、より飛び出しが少ない「COTSUBU」の方がおすすめ。
イヤホンと耳がきれいにフィットしているので、隙間が少なく遮音性に優れています。
音漏れがしにくいため、電車内でも周りに気を遣うことなく使えます。
イヤホンを装着している時の見た目はスッキリしており、正面から見た時もイヤホンの飛び出しは気になりません。
店頭で接客するお客様で、1万円以下かつノイキャン・装着感を求めている方には、「UZURA」か「HP-T200BT」をおすすめしています。
ノイズキャンセリング機能は平均以上
ノイズキャンセリングの機能をオンにすると、周囲の環境音を軽減してくれます。
超強力なノイズキャンセリングという分けではないですが、低音域を中心に周囲の雑音が消えていくのが実感できます。
踏切の音や車のクラクションのような高い音の軽減は期待できませんが、価格を考慮すると平均点以上の仕上がりです。
かわいらしい見た目の印象とは違い、ノイズキャンセリングはしっかり効いています
外音取込機能は自然な仕上がり
外音取込モードをオンにすることで、イヤホンを着けたまま周囲の環境音を聞くことができます。
同じ価格帯のイヤホンでは、周囲の音を過敏に拾うイヤホンもある中、「UZURA」は自然に環境音を聞くことができました。
音楽の音量を小さめに設定することで、周囲の音も聞こえBGMが流れているカフェのような環境も作れます
音質にこだわりを感じる
音質はバランスが取れており、低音域にも深みを感じます。
ボーカルの中高音域の伸びが気持ちよく、聞き疲れもしにくい音質です。オーディオブランドらしい細かなチューニングが感じられます。
相性の良い楽曲は、ポップス・ヒップホップ・バラード・R&Bなどが上げられます。
また、ボーカルをメインで聞きたい方にもおすすめのイヤホンです。
音質の調整をしなくても十分楽しめる音質になっています。
「UZURA」の通話性能について
このイヤホンにはマイクが搭載されているので、通話やテレワーク中の会議などでも使えます。
前作の「COTSUBU」よりも通話品質が良くなっており、通話相手によりクリアな音声を届けることができます。
室内や静かな環境では、問題なく使用することができ、WEB会議のような長時間の使用でも途切れることなく使うことができました。
周囲がうるさい環境や風が強い環境で使用すると、雑音が入ってしまうため注意が必要です。
よくある質問
「UZURA」のイヤホンに関してよくある質問をまとめましたので、気になる方はチェックしてみてください。
ag「UZURA」ペアリング方法について
はじめて接続する際は設定が必要ですが、次回以降は充電ケースのフタを開けるだけで自動で接続されます。
充電ケースのフタを開けて、LEDインジケーターが白色に点灯することを確認
充電ケースから取出すと、左右のイヤホンのどちらかが赤白の交互点滅を開始
接続したいスマートホンのBluetooth設定から「ag_UZURA」を選択すると接続完了
ag「UZURA」と「COTSUBU」の比較
ag「UZURA」と「COTSUBU」では、装着感や搭載している機能が異なってきます。それぞれのイヤホンに向いている方をまとめてみました。
- 最近機能であるノイズキャンセリング・外音取り込み機能を使いたい方
- フラット系の音質が好きな方やボーカルをメインで聞きたい方
- 疲れにくいイヤホンなので、長い時間使う方やすぐに耳が痛くなる方
- 小さな耳でも収まるイヤホンをお探しの方
- コスパ良く高音質で楽しめるイヤホンをお探しの方
- 持ち運びやすいコンパクトなイヤホンをお探しの方
ag「UZURA」は片耳使用もできる
片方のイヤホンを充電ケースに収納した状態で、もう一方のイヤホンを使用することができます。
片耳を開けておきたい方や周囲の音を聞きながら作業をしたい方におすすめできます。
ag「UZURA」は遅延が気になる?
イヤホンを使用して、実際に動画やゲームをしてみましたが、音声のズレや遅延を体感できませんでした。
普通に使うには遅延を感じませんが、ゲームメインに使う方にはおすすめできません。
ag「UZURA」の防水性能は?
このイヤホンは防水等級IPX4の防水仕様なので、少しの雨や汗くらいの水であれば問題なく使用することができます。
いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない、と定義されています。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2022/12/23 |
メーカー希望小売価格 | 9,980円(税込) |
充電ケースサイズ | 幅6.4cm×高さ4.7cm×奥行3.0cm |
充電方式 | USB-C |
重量 | 片耳約5.7g ケース約46g(イヤホン収納時) |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
コーデック | SBC/AAC |
連続再生時間 | 最大8時間(ケースを含めると22時間) |
充電時間 | 約2時間 |
Bluetoothバージョン | ver.5.2 |
防塵・防水性能 | IPX4 |
まとめ
今回ご紹介した「ag UZURA」は、装着感がよく最新機能が搭載されたコスパの良いイヤホンでした。
最後に、「ag UZURA」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 最近機能であるノイズキャンセリング・外音取り込み機能を使いたい方
- フラット系の音質が好きな方やボーカルをメインで聞きたい方
- 疲れにくいイヤホンなので、長い時間使う方やすぐに耳が痛くなる方
- ダンスミュージックやEDMを中心に聞かれる方
- ワイヤレス充電機能が欲しい方
- ゲームメインでイヤホンを使用される方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。→初めてのイヤホンの選び方を解説