ULT WEARをレビュー!WH-1000XM5との 比較も合わせて解説

SONYの新作ヘッドホンが気になっている

今回発売された「ULT WEAR」は、SONYのアルトパワーサウンドシリーズという新たなラインナップの製品になります。

パワーサウンドシリーズには「ULT」ボタンが搭載されており、モードをオンにするだけでパワフルで迫力のある重低音を楽しむことができます。

この記事では、「ULT WEAR」を実際に使用してみて感じた感想や、使い勝手などを解説しています。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

SONYの「ULT WEAR」の特徴は?

「ULT WEAR」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。

良い点
  • 深みと厚みのある重低音を楽しめる
  • トップクラスのノイズキャンセリング性能
  • フィット感がよく長時間でも疲れにくい
  • 最大50時間使えるロングバッテリーを搭載
残念な点
  • 価格が少し高い気がする

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WH-1000XM5と比較して感じたこと

SONYの「ULT WEAR」と最上位モデルの「WH-1000XM5」を比較してみました。

項目ULT WEARWH-1000XM5
発売日2024/4/262022/5/27
参考価格
(2024/5月現在)
33,000円59,400円
最大再生時間最大50時間最大40時間
ドライバーサイズ40mm30mm
重さ255g250g
マルチポイント対応
コーデックSBC/AAC/LDAC
カラーブラック
フォレストグレー
オフホワイト
ブラック
プラチナシルバー
SONY「ULT WEAR」と「WH-1000XM5」の比較表

SONY「ULT WEAR」と「WH-1000XM5」の比較した感想ですが、

  • ノイズキャンセリング性能には大きな違いはない
  • 装着感はどちらも良い
  • 音の傾向は異なるが「WH-1000XM5」の方が解像度と音のクリアさは勝る
  • ヘッドホンの質感は「WH-1000XM5」の方が高級感がある
  • 「ULT WEAR」はコンパクトに折り畳めるので持ち運びがラク

といった感じでしょうか。

重低音が好きな方にはドンピシャなヘッドホン

SONYの「ULT WEAR」の口コミや評判

SNSやショッピングサイトでの「ULT WEAR」の評判や口コミを調査してみました。

低音の迫力と、デザイン性の高さを評価する声が多かった

SONYの「ULT WEAR」のレビュー

「ULT WEAR」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。

「ULT WEAR」の外観と使い方

まずは、付属品ですがヘッドホン本体以外に、ハードケース・有線用のコード・充電用のコード(Type-C)が入っています。

付属のハードケースには、ヘッドホンをコンパクトに折り畳んで収納できるだけでなく、付属品も一緒に持ち運ぶことが可能

ヘッドホン本体の重さは約255g、オーバーヘッド型のヘッドホンとしては平均的か少し軽い重量になっています。

デザインを見ていくと、非常にシンプルな形状で無駄の無い仕上がりになっています。

ワンポイントでSONYのロゴが入っていますが、こちらは光の当たり具合で7色に輝く加工が施されていてカッコいい。

音楽のトレンドやライフスタイルの多様性をロゴで表現

ヘッドホンを装着時に頭や耳に触れる部分には、柔らかいクッションが採用されていて触り心地はモチモチでふわふわ

また、快適な装着感のために側圧や耳への当たり方にもこだわりが詰まっているそうです。

ヘッドホンの左側のハウジング側面には、操作用の物理ボタンとタッチセンサーが配置されています。

電源のオンオフ・音量の上げ下げ・曲送り・曲戻し・モードの切替など様々な操作がヘッドホンから行えます。

また、7色に輝く「ULT」ボタンを押すことで低音を強化してくれるモードへ早変わり、OFF・ULT1・ULT2の3段階で調整することが可能。

操作の度にスマホを取出す必要がない

深さと厚みのある低音を楽しめる

「ULT WEAR」は、40mmの大口径ドライバーを採用しており、今までのSONYとはひと味違う重低音に重きを置いたサウンドに仕上がっています。

低音をブーストさせるには、ヘッドホンの「ULT」ボタンを押すことでかんたんにモードを切り替えられて、OFF・ULT1・ULT2から選べます。

それぞれのモードのサウンドのイメージはこんな感じ。

  • OFF:ほどよい低音が感じられ動画や通話をするならこのモードがおすすめ
  • ULT1:低音がより強調されますが、ボーカルもしっかりと聴けるバランスの良さ
  • ULT2:重低音が響き、残響の存在がすごく感じられる厚みのあるサウンド

ULT1でも十分に低音を楽しめる

「ULT WEAR」の対応コーデックは、SBC・AAC・LDACとなっており、LDACで接続するには対応するスマホやプレイヤーが必要になります。

ちなみに、SONYは高音質で音楽を聴けるDSEEという独自の機能があり、iPhoneでもCD相当の高音質で聴くことが可能です。

優秀なノイズキャンセリング機能

「ULT WEAR」には、周囲の雑音を軽減するノイズキャンセリング機能が搭載されています。

情報の処理を行うプロセッサーは「WH-1000XM5」と同じ統合プロセッサーV1を採用、高音域のノイズにもしっかりと対応。

最上位モデルと同じプロセッサーを使っている

「ULT WEAR」のノイズキャンセリング性能は非常に高く、低音から高音に掛けてしっかりと雑音を軽減してくれます。

「WH-1000XM5」と比較してもほとんど違いが見られませんが、物理的な遮音性を考慮すると「ULT WEAR」の方が周囲の音をカットしてくれているようにも感じました。

デジタル耳栓としても使えるレベルに仕上がっている

柔らかい装着感で疲れにくい

「ULT WEAR」は、耳や頭に当たる部分にフワフワなクッションを採用、本体の軽さも相まって非常に快適な装着感を得られました。

「WH-1000XM5」よりもクッションに厚みがあるので、頭を包み込んでくれる感覚と同時に遮音性の高さも感じられました。

クッションは立体縫製がほどこされている

もちろん、スライダーでサイズの調整もできるので、頭の大きな筆者でも問題なく装着することができました。

また、耳を覆っていないオンイヤー型のヘッドホンなので、メガネとの併用も問題なく行えました。

メガネを付けててもヘッドホンが使える

最大50時間も使えるバッテリー性能

「ULT WEAR」は、フル充電で50時間も使用できるバッテリー性能を搭載しています。

1日に1.5時間ヘッドホンを使用しても、1カ月以上使える計算になります。

ノイズキャンセリングをオンにして使用すると最大30時間まで再生することができ、急速充電にも対応しています。

3分で1.5時間、10分で5時間の急速充電も可能なので、充電を忘れていてもわずかな時間で使い始めることが可能。

時間がない時でもすぐに充電ができる

スペック・価格の一覧表

「ULT WEAR」のスペックについてまとめてみました。

発売日2024/4/26
品番ULT WEAR WH-ULT900N
販売価格33,000円(税込)
充電方式USB Type-C
コーデックSBC/AAC/LDAC
防水性能
再生時間最大50時間
充電時間3.5時間
ドライバー40mm
マイク
カラーバリエーションブラック
フォレストグレー
オフホワイト
重さ255g
Bluetooth5.2
マルチポイント
SONY ULT WEARのスペック表

まとめ-こんな方におすすめ-

この記事では、「ULT WEAR」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。

最後に、「ULT WEAR」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。

こんな方におすすめ
  • ロックやダンスミュージックなどの楽曲が好きな方
  • 長時間着けていても疲れにくいヘッドホンをお探しの方
  • 重低音が楽しめるSONYのヘッドホンをお探しの方
  • デバイスの切替を頻繁に行う方
  • イコライザーで自由に音質を調整したい方
こんな方にはおすすめできません
  • バランスの良い音質で音楽を聞きたい方

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