【個体差あり?不具合は?】SOUNDPEATS H1のレビュー | 高音質コーデックに対応したワイヤレスイヤホンをご紹介

「なるべく費用を抑えて、音質にもこだわりたい」

SOUNDPEATS H1は、手に取りやすい価格ながらデュアルドライバーを採用しており、同価格帯のイヤホンと比べて群を抜いた音質に仕上がっています。

この記事では、「SOUNDPEATS H1」を実際に使ってみた感想や、使い勝手について分かりやすく解説しています。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

SOUNDPEATS H1のレビュー

まずは、「SOUNDPEATS H1」の特長を分かりやすくまとめておきます。

ここがポイント!製品の特長
  • 音域ごとにドライバーが分かれているので、音の解像感が高い
  • 高音質のコーデックに対応、CD相当の音質を再現
  • イヤホン単体で最大10時間の連続再生ができるロングバッテリー

他にも特長がたくさんあるので、本文で解説していきます。

製品の外観

まず充電ケースの外観ですが、表面がマットな質感かつアイアンのような色味なので、落ち着いた印象を受け高級感も感じます。

サイズは幅72×奥行42×高さ33 mm、手に馴染むサイズ感でかさばることもありません。重量は約56gで、ワイヤレスイヤホンの標準的な重さになっています。

充電ケースは便利なワイヤレス充電に対応。もちろん有線(USB Type-C)の充電も可能です。

イヤホン本体のカラーリングはブラックとシルバーの2トーンで、シックな佇まいから上品な大人のイヤホン、そんな気品を感じます。

また、本体の一部がスケルトンになっており、メカニカルな部分が見えてかっこいいです。

通常のイヤーチップとは別に、Comply製の高級なイヤーチップが同梱されています。装着感が良くなり、遮音性も上がるのでぜひ試してみてください。

音質は中高音重視

本機はデザイン性が高く、装着感も良いので男性・女性問わずかっこよく身に付けられます。

イヤホンにタッチすると操作ができ、再生/停止・曲送り・通話開始などスマホを取出すことなくスマートに行えます。

タッチ操作方法左のイヤホン右のイヤホン
音量を上げる1回のタップ
音量を下げる1回のタップ
再生/停止2回のタップ2回のタップ
曲送り1.5秒長押し
曲戻し1.5秒長押し
通話開始/通話終了2回のタップ2回のタップ
着信拒否1.5秒長押し1.5秒長押し
ノイキャン・外音取込の切替え2秒長押し2秒長押し
音声アシストの起動3回のタップ3回のタップ

「SOUNDPEATS H1」の音質ですが、中高音がクリアなので、ボーカルの声が非常に気持ちよく聴こえます。また、音場も広く、低音もパワフルに聞こえます。

本機は、低音が得意なドライバーと中高音が得意なドライバーの2つのドライバーを搭載しています。

そのため、音の解像感が高く、バランスの取れた音質を楽しむことができます。

ミドルクラス(2~3万円)の音質と比較しても差を感じない程です。

コーデックは、aptX-Adaptive・aptx・SBC・AACに対応しています。ハイエンドのスマホにはaptXに対応しているものもあり、超高音質と超低遅延を体験することができます。

aptX-Adaptiveは接続性が安定

接続が切れないように、状況に合わせて転送するデータ量を自動で調整してくれます。

遮音性の高さ

同梱物の中に通常のイヤーピース以外に、Comply製のイヤーピースが付属しています。

伸縮性に優れた素材を採用しているので、耳に隙間を作らず高い遮音性を実現しています。

本機はノイズキャンセリング機能を搭載していないものの、イヤーピースが周囲の音を遮断してくれるので、没入感のある環境で音楽を楽しむことができます。

本機は、ノイズキャンセリング特有の圧迫感が苦手な方でもおすすめできます。

通話品質ですが、周囲の雑音を軽減するマイクが搭載されているので、ノイズの少ないクリアな通話ができます。

テレワークやWEB会議などでも活躍してくれそうですね。

バッテリーがとても優秀

本機は、イヤホン単体で最大10時間、充電ケースを含めると合計40時間使えます。一般的なワイヤレスイヤホンと比較しても1.5~2倍程度長く使えます。

充電ケースを開けるとLEDのインジケーターが点灯するので、毎回イヤホンを使用する時に残量が分かるようになっています。

ワイヤレス充電に対応しているので、充電器に置くだけで充電を開始してくれます。もちろん有線(USB-typeC)にも対応しています。

接続方法・説明書・故障

ペアリング設定

STEP

充電ケースからイヤホンを取出す

STEP

タッチセンサー(イヤホンのロゴ部分)を6秒間長押し、ペアリングモードにする

STEP

接続したい端末の設定でBluetoothの中から「SOUNDPEATS H1」を選択する

イヤホンの初期化や使い方は、「SOUNDPEATS H1」の説明書が用意されていますので、そちらをチェックしてみてください。

不具合や個体差はある?

私が購入した端末は半年間使用していますが、今のところ問題はありません。

ただ、レビューでは「ゲームモード時の不安定な接続・遅延が気になる」、「片耳が聞こえない」などの口コミがありました。

ホワイトノイズの大きさについてをコメントしている方もいらっしゃいましたので、イヤホンによる個体差もあるのかもしれません。

製品には1年保証があるので、問題や不具合が発生した時は窓口に連絡してみましょう。

まとめ

「SOUNDPEATS H1」は、お値段以上の高音質でコスパの優れたワイヤレスイヤホンでした。

最後に、このイヤホンをおすすめできる方とおすすめできない方をまとめました。

こんな方におすすめ
  • 音質も価格も妥協したくない方
  • シンプルな機能で、音質に特化したイヤホンを探している方
  • 音漏れしずらいイヤホンを探している方
こんな方にはおすすめできません
  • イヤホンをしたまま周囲の音も聞きたい方
  • 激しい運動をする時のイヤホンを探している方