このイヤホンが注目を集めている理由をご存じですか?
それは、有名な高級オーディオブランドも取り扱っている代理店「アユート」から、初めて発売されたイヤホンだからです。
正確には、アユートがオリジナルブランド「SHO-U」を立ち上げ、そのブランドから初めて登場したワイヤレスイヤホンが「SHO-U D1」となります。
販売価格はなんと3千円前後となっており、その音質や品質が気になるところです。
この記事では、筆者が実際にヘッドホンを使用してみた感想や店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「SHO-U D1」の魅力をお伝えします。
- お手頃な価格で品質の安定したワイヤレスイヤホンを使える
- イヤホン本体がコンパクトなので、耳の小さい方でも装着できる
- 防水性能が搭載されているので、雨や汗に過敏にならなくてもいい
- 片耳3.4gとかなり軽量設計のため、装着していても疲れにくい
- 低音域が弱い
- 最大再生時間が4時間
タップできる目次
SHO-U D1 blackのレビュー
外観と操作方法
充電ケースのサイズは、幅6.2 x 高さ3.2 x 奥行4.2 cm、重量もわずか46gと手のひらに収まるサイズ感で軽量に作られています。
カバンやポケットにラクラク入るサイズ感なので、持ち運ぶ際も負担になりません。
充電ケースの質感は、素材のプラスチックの感じが出ていて、値段相応の外観だと感じました。
カラーリングはブラックとミントの2種類ですが、ブラックの方が高級感がある見た目になっています。
充電ケースのフタを開けるとイヤホン(赤丸部分)が白色に光って、ペアリングモードに入ります。
また、充電ケースの裏面には、汎用性の高いUSB Type-Cの端子が配置されています。
ブラックのケースの中でイヤホンが光るため、結構かっこいいです
操作方法
このイヤホンは、ハウジング部をタッチすることで操作をすることができます。タッチの感度も良好で思い通りに操作できます。
音楽を聞いているときに、その都度スマホを取り出して操作する必要がないので、とても便利です。
- 再生/一時停止:左右どちらかを1回タップ
- 音量を上げる:右を3回タップ
- 音量を下げる:左を3回タップ
- 次の曲へ:右を2回タップ
- 前の曲へ:左を2回タップ
- 受話/終話:左右どちらかを1回タップ
音質と通話品質
音質については、中高音域がしっかり聞こえボーカルの声が聞きとりやすい印象を受けました。
低音域の深みや重さは欠けるものの、BGM感覚で音楽を聞くには問題の無い音質だと思います。
音質に期待をしていた方は残念だと思いますが、正直値段相応の音質だと思います。
「SHO-U D1」は、コンパクトなので耳穴に収まりがよく、遮音性に優れています。
電車内など、周囲に人がいる場合でも音漏れのを気にせず音楽を楽しむことができます。
ただし、音量をマックス付近まで上げると、気になる方もいらっしゃるかもしれませんので注意が必要です。
ハンズフリー通話
このイヤホンには、マイクが搭載されているので通話時でも使えます。
通話品質は、やや声がこもって聞こえるのと音量が低い様に感じました。
やり取りができない程ではありませんが、電話の際は少し大きめの声で話す方がいいかもしれません。
対応デバイス
このイヤホンは、iPhoneやAndroidにも対応しており、以下のデバイスとも接続が可能です。
接続にはBluetooth通信を利用しており、バージョンは5.2を搭載。ワイヤレスでも安定した接続でヘッドホンを使うことができます。
iPhone・Android(アンドロイド)・ウォークマン・テレビ・PC・iPad・PS4・PS5・Nintendo Switchなど
※PCがwindowsの場合は、音楽再生の接続(A2DP)対応のBluetooth機能が必要
ノートパソコンの場合は、Bluetooth接続の機能が搭載されていることがほとんどですが、据え置き型のパソコンには接続できない場合があります。
Bluetooth接続用のアダプターが千円前後で販売されているので、そちらを利用すればワイヤレスイヤホンを利用することができます。
ペアリング方法
ペアリングはお持ちのデバイスのBluetooth設定から行います。
充電ケースの蓋を開けてイヤホンを取出して装着する
自動でペアリングモードになり、「TWS Connected」とアナウンスが流れる
デバイス(iPhoneなど)のBluetooth設定から「SHO-U D1」を選択すると接続完了です。
次回からは電源を入れると自動的に接続されます
その他の機能
防水性能
このイヤホンは、IPX4相当の防水性能を搭載しています。
少しぐらいの雨や汗なら故障する心配はありませんが、洗濯機で洗ったり水没させてしまうと故障する可能性が高いです。
電池残量の確認
充電ケースにバッテリー残量が分かるように4つのLEDランプが配置されています。
充電中は1秒に1回点滅を繰り返し、充電が完了すれば白色のライトが点灯します。
スペック表・価格
項目 | 仕様 |
発売日 | 2023/2 |
メーカー小売価格 | 3,300円 |
再生時間 | 最大4時間 (充電ケース込みで12時間) |
重量 | イヤホン本体:3.4g(片耳) 充電ケース込み:46g |
本体サイズ | 約2.4×1.7cm |
ケースサイズ | 6.2 x 3.2 x 4.2 cm |
充電時間 | 約1.5時間 |
ドライバサイズ | 8mm |
充電方式 | USB Type-C |
マルチペアリング | × |
マルチポイント | × |
通話機能 | 〇 |
防水性能 | IPX4(イヤホン本体のみ) |
対応コーデック | SBC/AAC |
Bluetooth | ver.5.2 |
カラー | ブラック/ミント |
AIアシスタント呼出機能 | 〇 |
こんな方におすすめ
今回ご紹介した「SHO-U D1」を一言でまとめると、軽量コンパクトでシンプルなワイヤレスイヤホンです。
3千円前後のワイヤレスイヤホンだと考えると、接続も安定しており装着感も良好なので、コスパは高い方だと思います。
最後に、「SHO-U D1」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 音質にこだわりはなく、BGM感覚で音楽を聞きたい方
- はじめてワイヤレスイヤホンを使う方
- 2台目や予備のワイヤレスイヤホンをお探しの方
- 動画や音楽をサクッと楽しみたい方
- 安価な中華メーカーのイヤホンは使いたくない方
- 良い音質でしっかり音楽が聞きたい方
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。→初めてのワイヤレスイヤホンの選び方を解説