「JBLから発売されているXtreme 3が気になってるけど、自分の使い方に合っているかわからない、仕様についてもっと詳しく知りたい」そんなお悩みはありませんか?
「JBL Xtreme 3」は同社から発売されている「JBL Charge 5」よりも一回り大きく、迫力のあるパワフルサウンドなスピーカーになっています。
持ち運びに便利なストラップが付属されているので、アウトドアへも気兼ねなく持ち出すことができます。
この記事では、筆者が実際にスピーカーを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「JBL Xtreme 3」のメリット・デメリットをまとめて解説しています。
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JBL Xtreme 3とCharge 5を比較
「JBL Xtreme 3」は「JBL Charge 5」と比較されることが多いので、各スピーカーの特長と違いを比較して表にまとめてみました。
項目 | Xtreme 3 | Charge 5 |
---|---|---|
発売日 | 2021/4/16 | 2021/5/21 |
参考価格 (2023/6月時点) | 39,800円 | 18,500円 |
連続再生時間 | 最大15時間 | 最大20時間 |
再生チャンネル | ステレオ | モノラル |
出力 | 50W | 30W |
サイズ | 298.5x136x134 mm | 223×96.5×94 mm |
重量 | 1968g | 960g |
スピーカー構造 | 2Way | |
スピーカー構造 | パッシブラジエーター | |
電源 | AC/USB Type-C/充電池 | USB Type-C/充電池 |
Bluetooth | ver 5.1 | |
入力端子 | ミニプラグ入力x1 | なし |
防塵防水性能 | IP67 |
- 出力が大きくアウトドアでもみんなで音楽が楽しめる
- ステレオ再生なので、立体的な音で音楽が聞ける
- スマホやタブレットと有線で接続して使える
- 軽いので家のなかやアウトドアへ持ち出しやすい
- 最大20時間も使えるロングバッテリー
- Xtreme 3の半額程度で購入できる
JBL Xtreme 3のレビュー
製品の外観や使い方
「JBL Xtreme 3」のサイズは、298.5x136x134 mmで、重さが1968gとなります。
身近なものに例えると2リットルのペットボトルに近いサイズ感と重さです。
肩から掛けられるストラップが付属しているので、持ち運びや外出の時には便利です。
ストラップはしっかりしていて、滑り止めの加工もされている
上部には操作をするためのボタンが配置されており、右から再生/停止・音量アップ・
Bluetooth・電源・音量ダウン・パーティーブースト(複数接続)ボタンとなっています。
左右にはストラップを引っ掛けるためのホルダーが配置されています
背面にはイヤホンミニケーブル端子・充電・給電用のType-C端子・給電用のType-A端子が配置されています。
給電用の端子はモバイルバッテリーのように使えて、スマホやタブレットを充電しながら音楽を聞くこともできます。
底面にはさりげなく滑り止め加工が施されており、転がりにくい様に配慮されています。
JBL Xtreme 3の音質は迫力あるパワフルサウンド
「JBL Xtreme 3」は、低音域に厚みがあり中高音域には華やかさのある、JBLらしい音質に仕上がっています。
「Charge 5」と比較すると、スピーカーの大きさとステレオ再生が影響して、立体的かつより迫力のある音質で音楽を楽しむ事ができます。
また、本体が大きくなることで、音にゆとりがあり解像感も感じられます。
相性の良い楽曲としては、ポップス・ロック・ダンスミュージックなどが上げられます。
有線で接続すると、より高音質で楽しむ事ができる
得意な音域が異なるドライバーの、ウーハー(低音域)とツイーター(中高音域)を搭載することで、音のクリアさや表現できる音域を広げています。
本体の側面には、低音域を増幅してくれるパッシブラジエーターが搭載されています。
防塵防水機能を搭載
「JBL Xtreme 3」は、水に浸しても30分間は大丈夫な防水性能(IP67)を持ち、防塵機能も最高レベルの規格です。
お風呂でリラックスしている時にも音楽を楽しむことができます。もしバスタブに誤って落としてしまっても、すぐに取り出せば大丈夫です。
充電部分や給電部分が水で濡れている場合は、完全に乾かしてから使用しましょう。湿ったまま使うと感電や故障の原因になります。
「JBL Xtreme 3」はホコリや砂にも強いので、キャンプやBBQなどの屋外でも安心して使用できます。
安定した接続性
「JBL Xtreme 3」は、安定した接続が可能なBluetooth5.1に対応しています。
また、マルチペアリング接続もサポートしており、登録したデバイス間で簡単に接続を切り替えることができます。
筆者はスマートフォン、パソコン、タブレットを登録して使用していますが、まだ接続の切り替えに不満を感じたことはありません。
当たり前に普通の動作をストレスなくこなせるワイヤレス製品って意外と少ない
バッテリー性能
JBL Xtreme 3は、最大で15時間再生することができます。
内蔵されている大容量バッテリー(5,000mAh/36.3Wh)により、頻繁な充電の手間を省くことができます。
さらに、充電用のポートにデバイスを接続すれば、スマートフォンなどの充電も可能です。
スマホのバッテリーが少ない時でも安心して音楽を流せます
重低音モード
以前のモデルでは、Bluetooth接続ボタンと音量を下げるボタンを長押しすると低音モードに切り替えることができました。
しかし、「JBL Xtreme 3」では、専用のアプリ(JBL Portable)に対応しているため、アプリを使って簡単に低音を調整することができます。
さらに、中音や高音も調整可能なので、自分の好みに合わせた音質で音楽を楽しむことができます。
JBL Portable アプリ
イコライザー機能
JBL製品には、音質を調整するためのイコライザー機能があり、低音、中音、高音の3つの音域を調節することができます。
PartyBoost機能とステレオ再生
PartyBoost機能とは、JBL製品に搭載されている機能で、複数のスピーカーを接続して音楽を同時に再生することができるものです。
2台のスピーカーを同時に接続し、アプリから設定をすると、ステレオ再生も楽しむことができます。
こんな方におすすめ
最後に、「JBL Xtreme 3」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- アウトドアや広い空間でみんなで音楽を楽しみたい方
- 有線で接続してより良い音質で音楽を楽しみたい方
- 音質の調整ができるスピーカーをお探しの方
- スマホなどを給電しながら音楽を楽しみたい方
- クラシックなど繊細な音楽を聞かれる方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。→失敗しない!Bluetoothスピーカーの選び方