【レビュー】JBL WAVE BUDS 2を使ってみた!進化したエントリーモデルの実力は!?

JBLのWAVE BUDS 2はどんなイヤホン?

2024年10月17日に発売した「WAVE BUDS 2」は、JBLのエントリーモデルとなっており、価格の割に充実した機能を搭載したイヤホンです。

前作「WAVE BUDS」には搭載されていなかった、ノイキャン・マルチポイント・リラックスモードなど多くの機能が追加されています。

この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「WAVE BUDS 2」の解説しています。

「WAVE BUDS 2」の特徴や概要を動画でサクッとまとめていますので、時間がない方はこちらをチェックしてみてください。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

【総合評価85点】JBL「WAVE BUDS 2」の特徴は?

現在のワイヤレスイヤホンに求められている機能を一通り搭載、アプリによるカスタマイズも行えるので、総合評価は85点にしました。※1万円以下のイヤホンとして算出

次に「WAVE BUDS 2」の特徴について、良い点と残念な点についてまとめてみました。

良い点
  • パワフルな低音とJBLサウンドが楽しめる
  • 優秀なノイキャンでノイズをカット
  • 音質や設定をアプリを使ってカスタマイズできる
  • 軽い装着感で耳が疲れにくい
残念な点
  • 充電ケースにフタがない
  • ワイヤレス充電には対応していない

JBL「WAVE BUDS 2」をおすすめできる方

先程解説させて頂いた「WAVE BUDS 2」の特徴をもとに、このイヤホンをおすすめできる方についてまとめてみました。

おすすめできる方
  • 1万円以下でコスパの良いイヤホンをお探しの方
  • 初めて使うワイヤレスイヤホンをお探しの方
  • 信頼できるオーディオブランド製のイヤホンをお探しの方
  • イヤホンの使い勝手を自分好みにカスタマイズした方
おすすめできない方
  • ワイヤレス充電対応のイヤホンをお探しの方
  • カナル型のイヤホンが苦手な方

1万円以下のコスパの高いイヤホンをまとめた記事もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

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JBL「WAVE BUDS 2」のレビュー

「WAVE BUDS 2」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。

イヤホンの外観や同梱物

「WAVE BUDS 2」のパッケージは、いつものJBLらしい環境に配慮したデザインになっています。

パッケージはとてもシンプル

パッケージを開封してみると、イヤホン本体・イヤーピース(S・M・L)・充電用のコード・説明書が同梱されていました。

イヤーピースが3サイズあるので、フィット感の調整が可能

イヤホンを収納している充電ケースはさらっとしたマット加工が施されていて、指紋が付きにくそうな質感。

サイズは横幅6.9×奥行2.7×高さ3.7cmで、重さが約43gとなっており、片手に収まるサイズ感と持ち運びしやすい重さになっています。

充電ケースにはフタがありませんが、イヤホンはマグネットで固定されているので、カバンの中でイヤホンが行方不明になることもありません。

どうしてもフタが気になる方は、専用のケースに入れることでホコリや汚れからイヤホンを守ることもできます。

「WAVE BUDS 2」のイヤホンは、コロッとしたビーンズ形状で重さは片耳で約4.3gと軽くなっています。

側面にはJBLのロゴが入っていますが、全体的にシンプルな形状で耳に入れた時にも目立つことはありません。

前作より1.7mmもコンパクトになっている

イヤホン本体の側面部分には、タッチセンサーが内蔵されているので、タップすることで操作が行えます。

操作のたびにスマートフォンを取り出す必要もないので、とても便利な機能です。

主な操作
  • 再生・停止:右側を1回タップ
  • 次の曲へ:右側を2回タップ
  • 前の曲へ:右側を3回タップ
  • モードの切り替え:左側を1回タップ

タップ操作で電話を受けることも可能

音質|重低音が響くJBLサウンドが楽しめる

「WAVE BUDS 2」は弱ドンシャリ傾向の音質で、豊かな低音と全体的にバランスの取れた万人受けする音質が特徴です。

また、解像感もしっかりと感じられ、クリアな高域も気持ちよく聴くことができます。

前作「WAVE BUDS 」は、ロックやEDMと相性の良いイヤホンでしたが、今作は高音の表現に繊細さがプラスされており、ジャンルを問わず楽しめるオールマイティな音質に進化

専用のアプリを使えば、用意されたプリセットから好みの音質を選択できるだけでなく、イコライザーで細かく調整することもできます。

アプリでは、音質の調整だけでなく音源や用途に合わせて3Dオーディオのモードを選択することも可能。

迫力のある映画や動画を見るときには、臨場感を高めるためにムービーモードを試してみてください。

劇場で映画を観ているような臨場感を味わえる

ノイズキャンセリング|環境音をしっかりとカット

「WAVE BUDS 2」には、周囲の環境音をカットするノイズキャンセリング機能が搭載されています。

1万円以下のイヤホンに搭載されているノイキャンは効果の薄いものが多いですが、「WAVE BUDS 2」のノイキャンはしっかりと効果を感じることができます。

上位モデルと比較すると劣るものの、電車やバス内の雑音が気になる環境で音楽を聴くには十分な性能を搭載しています。

ノイキャンの性能を数値で評価するなら、10点満点中の7点と評価でき、同価格帯のイヤホンと比べるとトップクラスの性能です。

価格を考えると十分な性能

装着感|軽い装着感で長時間使用でも疲れにくい

「WAVE BUDS 2」を装着するとこんな感じになり、耳穴にスッポリと収まっているのが分かるかと思います。

片耳の重量は約4.3gと、ワイヤレスイヤホンの中でも軽い部類に入るので、長時間使っていても耳が痛くなりにくいです。

JBLのイヤホンはどのモデルもフィット感の良いものが多く、その要因としては独自のイヤーピース形状の影響が大きいと思います。

「WAVE BUDS 2」のイヤーピースは楕円形になっており、話したり食事をしてもイヤホンがズレにくくなっています。

コンパクトな本体とイヤーピースでイヤホンがズレにくい

その他の機能|便利な機能が充実

JBLには専用のアプリが用意されており、アプリを活用することでイヤホンの性能を最大限引き出すことが可能です。

アプリで設定できることを一覧でまとめてみました。

アプリを使ってできること
  • モードの切り替え
  • オーディオ・ビデオモードの選択
  • タッチ操作の変更
  • 音声の言語選択
  • 音質調整
  • 左右のサウンドバランスの調整
  • 最大音量のリミッター
  • ボイスアウェアの調整
  • リラックスサウンドの選択
  • イヤホンを探す機能
  • バッテリーの節約
  • ファームウエアの更新

アプリを使えばたくさんの充実した機能を使用することができます。

イヤホンを探す機能があるもの嬉しい

スペック・価格の一覧表

発売日2024/10/17
販売価格8,800円(税込)
充電方式USB Type-C
コーデックSBC/AAC
防水性能IPX54
連続再生時間最大10時間
(充電ケースを併用すると最大30時間)
充電時間2時間
マイク
カラーバリエーションブラック
ホワイト
ブルー
ピンク
重さイヤホン本体:4.3g
充電ケース含む:43g
マルチポイント
WAVE BUDS 2のスペック表

まとめ-こんな方におすすめ-

この記事では、「WAVE BUDS 2」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。

最後に、「WAVE BUDS 2」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。

おすすめできる方
  • 1万円以下でコスパの良いイヤホンをお探しの方
  • 初めて使うワイヤレスイヤホンをお探しの方
  • 信頼できるオーディオブランド製のイヤホンをお探しの方
  • イヤホンの使い勝手を自分好みにカスタマイズした方
おすすめできない方
  • ワイヤレス充電対応のイヤホンをお探しの方
  • カナル型のイヤホンが苦手な方

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