あなたはイヤホンをどんな時に使いますか?
通勤中の電車の中ですか?ジムでのランニング中でしょうか?
このイヤホンは使う場面を選ばず、さまざまなシーンでお使い頂けるイヤホンです。
その理由は手の届きやすい価格ながら、使い勝手の良い機能も搭載されているからです。それでは早速、製品の特長を見ていきましょう。
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EarFun Free Pro 2のレビュー
製品の外観
まずは外観から見ていきましょう、充電ケースのサイズは幅6.7cmx奥行2.5cmx高さ2.9cmで、厚みが少なくい細長いデザインになっています。
素材はアルミニウム合金で、安っぽさを感じることなく、むしろ高級感を感じる見た目に仕上がっています。
イヤホンを含めた充電ケースの重量は約38gと驚異的な軽さです。持ち運びには、上着やズボンのポケットにすんなり入りますので、邪魔になりません。
こんなにコンパクトなのに、ワイヤレス充電にも対応しているなんて驚きです。
イヤホン本体もコンパクトで重量は約4.1gの軽量設計です。
装着感を高めるためにシリコン製のイヤーウイングが搭載されています。イヤーチップ・イヤーウイングともサイズ別に3種類同梱されています。
装着感
装着感は、軽い付け心地なのにフィット感が良く安定感があります。
試しに装着したままランニングを行いましたが、ズレや落下の心配をすることなく走り終えることができました。
見た目に関してもイヤホンがコンパクトな為、顔の正面からだとほとんどイヤホンが見えません。イヤホンを目立たせたくない方や耳元をすっきりさせたい方などにおすすめです。
音質
音質としては、重低音の強いドンシャリ傾向の音質です。
前作の「EarFun Free Pro」と音の傾向は変わっていませんが、高音のシャリシャリ感がマイルドになっているのと、全体を通して透明感のある音質に進化しています。
上位モデルと比べると、音場の広さや音の分離感は劣るものの、価格を考えると十分音楽をたのしめる音質になっています。
相性の良い楽曲は、ロックやR&B・EDMなどノリのいい曲がおすすめです。また、パワフルなサウンドなのでテンションを上げたい時や運動中にも使えるイヤホンだと思います。
筆者は音質や装着感の良さから、ジムでランニングをするときはこのイヤホンを使っています。
本機は、合計6つのマイクが搭載しているので、通話やWEB会議にも使用することができます。マイクには周囲の雑音を軽減する機能もあるので、クリアな声を相手に伝えられます。
ノイズキャンセリング・外音取込機能
搭載しているノイズキャンリングのスペックを確認すると、最大40dBまで軽減できる能力があり、この数値は上位モデルに匹敵する値になります。
地下鉄の車内でノイズキャンセリングの機能を試してみたところ、高音域の処理はやや甘いものの、低音から中音にかけてはしっかりと雑音を軽減してくれていました。
周囲が静かな環境だと、ノイズキャンセリング特有のホワイトノイズが少し気になります。
外音取込機能の品質も問題なく、必要十分な性能です。気になる点を上げるとすれば、会話をする際に自分の話し声が若干こもって聞こえるくらいです。
イヤホンの利用シーン
本機は、軽量かつコンパクトで多機能なイヤホンなので様々な場所で活用できます。
- 音楽を流さずノイズキャンセリングのみを使用することで、集中できる静かな環境を作り出す。
- イヤホンが耳からはみ出していないので、寝返りをしても枕に干渉しずらいく寝ホンとして使える。
- ゲーミングモードを利用することで、動画やゲームの音声遅延を少なくして楽しむ。
- 片耳使用に対応しているので、散歩や料理中でも周囲の音を聞きながら音楽を楽しむことができる。
操作方法
イヤホンを使用する際は充電ケースから取出すことで、自動で電源オンの状態になります。ペアリング済みであれば、そのまま耳に装着することでイヤホンを使えます。
逆に充電ケースに収納すると自動で電源オフになるので、電源に関しては何か特別な操作をする必要はありません。
イヤホンの操作方法
イヤホン本体のボタンから曲の一時停止/再生・曲送り・通話の開始/終了など、スマートフォンを取出さなくてもある程度の操作が可能になっています。
本機は、左右のイヤホンで操作できる内容が異なるので、分かりやすいように一覧でまとめました。
タッチ操作方法 | 左のイヤホン | 右のイヤホン |
再生/停止 | 1回のタップ | |
曲送り | 3回のタップ | |
音量を上げる | 1回のタップ | |
音量を下げる | 1回のタップ | |
通話開始/通話終了 | 2回のタップ | 2回のタップ |
着信拒否 | 2秒間タップ | 2秒間タップ |
モードの切替え | 長押し | |
ゲームモード | 3回のタップ | |
音声アシストの起動 | 長押し |
ペアリング方法
まずペアリングを開始するために、充電ケースの蓋を開きます。そうすると自動で電源が入り、ペアリングモードになります。(左右のイヤホンが青色で点滅)
デバイス(iPhone・Androidなど)のBluetooth機能から「EarFun Free Pro 2」を選択すると接続完了です。
新たにペアリングしたいデバイスがある場合は、充電ケースに入れた状態で左右のイヤホンを約3秒間長押しします。ランプが青色点滅を開始するとペアリングモードになりますので、新たなデバイスから接続を行ってください。
iPhone・Android(アンドロイド)・ウォークマン・PC・iPad・Nintendo Switch
※PCがwindowsの場合は、音楽再生の接続(A2DP)対応のBluetooth機能が必要
リセット・初期化の方法
ペアリングが上手くいかない場合は、イヤホンを一度リセットして再度設定し直します。
リセット方法は、イヤホンを充電ケースに入れたまま左右のイヤホンを10秒以上長押しします。左右のランプが青と白の交互点滅になればリセット完了です。
接続していたデバイスのBluetoothの設定から「EarFun Free Pro 2」の登録を解除してから、再度接続を行ってください。
説明書・故障・紛失・問合せ
「EarFun Free Pro 2」は取扱説明書(マニュアル)を用意してくれており、トラブルシューティングも記載があります。
故障かな?と思ったら取扱説明書を参照してみてください。電源がつかない・充電できない・片耳しか聞こえない・音飛びがするなどの不具合の解決策が記載されています。
不具合が起こったらとりあえず、本体の初期化をしてみよう。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2021/11/22 |
メーカー希望小売価格 | 6,990円(税込) |
アマゾン価格(2023/1/30時点) | 7,990円(税込) |
充電ケースサイズ | 幅6.7cmx奥行2.5cmx高さ2.9cm |
重量 | 片耳約4.1g ケース約38g(イヤホン収納時) |
ノイズキャンセリング | あり |
外音取り込み機能 | あり |
マルチペアリング | 対応 |
マルチポイント | 非対応 |
コーデック | SBC/AAC |
連続再生時間 | 最大6時間(ケースを含めると30時間) |
充電時間 | 約2時間 急速充電対応(15分で約240分の再生が可能) |
Bluetoothバージョン | ver.5.2 |
防塵・防水性能 | IPX5 |
まとめ
今回ご紹介した「EarFun Free Pro 2」は、最新機能が搭載された軽量かつコンパクトなイヤホンなので、利用シーンを選ばすどこでも使えるコスパの高いイヤホンでした。
最後に、「EarFun Free Pro 2」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考頂ければと思います。
- フィット感が良く長時間使えるイヤホンをお探しの方
- 最新の機能が搭載されたイヤホンをお探しの方
- 持ち運びやすいコンパクトなイヤホンをお探しの方
- 操作のカスタマイズ性を求められる方
- マルチペアリングの機能が必要な方
- 機能ではなく音質を重視してイヤホンを探している方
他にもたくさんの特長があるので、本文で解説していきます。