QuietConfort Earbudsのレビュー|コスパ最強!?高いノイズキャンセリング能力を持つBOSEのイヤホンをご紹介

周囲の雑音を軽減してくれる「ノイズキャンセリング機能」搭載のイヤホンがここ数年間で人気を集めています

その発端となった「AirPods Pro」は2019年にApple社から発売された製品ですが、雑音をかき消す技術はおよそ40年前にボーズ氏によって考案されました。

当初は、航空機のパイロット用に開発され、騒音から耳を守るために作られました。のちにその性能の高さが認められ、F1のピットクルーや米軍用にも採用されています。

そんな「QuietConfort」シリーズで初めて完全ワイヤレスイヤホンとして発売されたのが、今回ご紹介する「QuietConfort Earbuds」となります。

ノイズキャンセリング機能や音質、使い勝手はどうなのでしょうか?

この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「QuietConfort Earbuds」の魅力をお伝えします。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・スピーカーの魅力を発信しています。→初めてのワイヤレスイヤホンの選び方を解説

良い点
  • 耳栓としても使えるぐらい強力なノイズキャンセリング性能
  • 抜群のフィット感で、落下を気にせず音楽に集中できます
  • マイク・接続性が優れており、WEB会議や授業などでも使える
  • リッチな低音、パワフルなBOSEサウンドを楽しめる
残念な点
  • イヤホン本体・充電ケースがやや大きめ
  • デバイスの切替がスムーズに行えるマルチポイント非対応

BOSE QuietConfort Earbudsのレビュー

製品の外観

充電ケースはマットな質感で、サラサラとした気持ちの良い手触りです。

サイズは8.9(W)×3.2(H)×5.1(D)cm、重さはイヤホン込みで約94gです。

持ち運びの際はポケットよりカバンやリュックに入れたくなるサイズ感です。

指紋の付きにくい質感はうれしい

イヤホン本体は楕円形で、側面にはBOSEのロゴがあしらわれています。サイズは3.9(W)×2.6(H)×2.5(D)cmで、重さは片耳で約8.5gです。

ノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤホンは平均6~8g程度なので、平均的な重さのイヤホンです。

たくさんの機能を搭載している割に軽い設計です

このイヤホンはタッチセンサーを搭載しているので、スマートフォンを取り出すことなくイヤホンから操作することができます。

個人的には、音量調整がイヤホン側からできる点が気に入っています。

よく使う操作の一例
  • 再生/停止:右を2回タップ
  • 音量を上げる:右を上にスワイプ
  • 音量を下げる:右を下にスワイプ
  • モード切替:左を2回タップ

何気ない仕草でイヤホンに触れてしまっても、思わぬ操作が起こらないように、1回タップの操作は割り当てられていません。

装着感

実際に装着するとこんな感じです。

筆者の耳が小さいこともあり、イヤホンが目立って見えます。カラーバリエーションが4色あるので、アクセサリー感覚で装着することもできます

ブラック・ソープストーン・ストーンブルー・サンドストーン

イヤホンを目立たせたくない方は新作の「QuietComfort Earbuds 2」がおすすめです

実際に装着してみると、非常に軽い装着感と安定感を感じることができます。イヤホンは想像していたよりも軽く、快適な付け心地です。

フィット感もすばらしく、日常使いやランニングなどの激しい動きも一通り試してみましたが、落下するような場面もなく使用することができました。

筆者はいままで、100種類以上のワイヤレスイヤホンを装着してきましたが、このイヤホンの装着感の良さはトップレベルです。

着け心地や装着感の良さの要因は、独自形状のイヤーチップ(ウイングチップ)にあります。

やわらか素材のイヤーチップが、耳の対輪(青色線)と呼ばれる部分にすっぽりと収まると同時に、耳との接触面を大きくしてくれています。

イヤーチップと耳の接触面が大きいことで、重みが分散されて装着感の軽さやフィット感の高さを生み出してくれています。

完全ワイヤレスイヤホン選びでは、装着感がとても大切な要素の1つです。

耳に合わない形状のイヤホンの場合、音楽に集中できないだけでなく落下して故障の原因になることもあります。

音質

音質は、重低音が強めのBOSEサウンドです。

厚みのある低音かつ、中高音の伸びも感じられてボーカルの声をクリアに気持ちよく聞くことができます。ロック・EDM・ダンスミュージックなどノリのいい楽曲と相性がよさそう。

「QuietConfort Earbuds」は国内最大級のオーディオアワードであるVGPを受賞しており、プロや専門家にも評価されたイヤホンです。

迫力のある音質なので、このイヤホンを使ってアーティストのライブ映像や映画を見ると、ライブ会場や劇場にいるかのような臨場感も得られます。

このイヤホンでアクションや戦闘シーンのある映画を見ると、きっとその迫力に驚かれるはずです

バーチャル試聴で音の傾向を体験

実際のイヤホンを使用して音楽を録音しておりますので、イヤホンの音の傾向を確認頂けます。

試聴の際はイヤホンかヘッドホンの使用をおすすめします。

対応デバイス

このイヤホンは、iPhoneやAndroidに対応しています

コーデックはAAC・SBCに対応、aptxには対応しておりませんが、iPhoneであれば高音質な音声で音楽やコンテンツを楽しめます。

もちろんAndroid端末でも問題なく使用することができ、動画やゲームをする際の遅延もほとんど感じませんでした。

ただし、厳密には遅延が発生しているので、ゲームメインのイヤホンを探されている方にはおすすめできません。

「コーデックってなに?」という方で、内容が気になる方は関連記事をチェックしてみてください。

ノイズキャンセリングとアンビエントアウェア

2種類のノイズキャンセリング

このイヤホンは2種類のノイズキャンセリング機能を搭載していることで、強力な遮音性を実現しています。

パッシブノイズキャンセリングは、耳栓のように物理的に耳穴を防ぐことで周囲の音を遮断します。このイヤホンのイヤーピースは、特殊な形状と柔らかい素材を組み合わせて高い遮音性を実現しています。

アクティブノイズキャンセリングは、BOSEが開発して特許を取得している技術です。雑音と逆の波形の音を作り出すことにより相殺、耳に届く前に雑音を消し去ります。

充電ケースから取出して、耳に装着すると自動でノイズキャンセリングモードに入り、周囲の雑音を強力に軽減してくれます。

このイヤホンは、2019年に発売されましたが2023年現在でも十分通用するノイズキャンセリング性能を搭載しています。

音楽や動画に没頭できるだけでなく、遮音性を利用して仕事や勉強の捗る環境を作り出すこともできます。

遮音性が高いので音漏れが少なく、電車内でも気にせず使えます

遮音性を活かした活用例

環境音を軽減してくれるデジタル耳栓として購入されるお客様もいらっしゃいます。以下はその一例となります。

  • 仕事の昼休憩の睡眠のために、周囲の音を遮断したくて検討をされている方
  • 寝ホン用のイヤホンを検討されていて、寝返りの際に気にならないコンパクトなイヤホンを探している方 ※寝ホン=寝ながらイヤホン
  • 電車・飛行機などの移動中に読書の為に検討をされている方
  • 隣人の生活音が気になりストレスになっているので、雑音を抑えたい方

ノイズキャンセリング機能を体験

地下鉄車内の騒音をスピーカーで再現し、このイヤホンのノイズキャンセリング性能をテストしました。

動画が再生されてから、10秒と17秒のタイミングでモードが切替わっています。モードの順番としては、アンビエントアウェア→ノイズキャンセリング→アンビエントアウェアとなります。

違和感の少ないアンビエントアウェア機能

アンビエントアウェアを日本語に翻訳すると、外音取り込み機能となります。搭載されているマイクが、周囲の音を聞きやすい様にサポートしてくれます。

周囲の環境音を聞くことができので、ランニング・スポーツ・散歩をしながら音楽を聞くことができます。

その他には、電車内でアナウンスを聞いたり、レジでのやり取りなど、その都度イヤホンを外さなくて済みます。

ペアリング方法

スマートフォンとイヤホンを繋ぐペアリング方法についてご紹介します。

STEP

充電ケースのフタを開け、中央部分のボタンを約2秒間長押しする

STEP

両方のイヤホンが青色に点滅すればペアリングモードに入っています

STEP

デバイス(iPhone・Androidなど)のBluetooth設定から「Bose QC Earbuds」を選択すると接続されます

次回からは充電ケースを開けると自動的に接続されます

このイヤホンはスマートフォンとBluetooth接続をする際に、スマホ→右耳→左耳のように「右耳」のイヤホンを経由して「左耳」に接続しています。

その為、片耳のみで使用する場合は、左のイヤホンだけで使用することはできません。

周囲の音を聞きたい時などに、片耳で使用される場合は右耳に装着して使用する必要があります。

アプリ

このイヤホンは専用のアプリ「Bose Music」が準備されています。

アプリを使うことで、このイヤホンの能力を最大限に引き出すことができます。操作もわかりやすく無料で使えるのでおすすめです。

アプリで出来ること
  • イヤホン操作のカスタマイズ
  • ノイズキャンセリングを11段階で調整
  • バッテリー残量が一目でわかる
  • 通話時の音量調整(自身の声)

ちなみに、低遅延モードは用意されていませんが、ゲームや動画を見て確認したところ遅延を感じることはありませんでした。

スペック表・価格

「BOSE QuietConfort Earbuds」のスペック・価格についてまとめております。

項目仕様
発売日2020/10/15
メーカー小売価格19,800円
再生時間最大18時間(本体6時間・充電ケース12時間)
充電時間約3時間(急速充電:15分で最大2時間使用)
充電方式USB Type-C/ワイヤレス充電(Qi規格)
ノイズキャンセリング〇(11段階で調整可能)
外音取込
通話機能
防水・防塵性能IPX4
着脱センサー
重量イヤホン:約94g 充電ケース:約8.5g(片耳)
充電ケースのサイズ8.9(W)×3.2(H)×5.1(D)cm
マイク4つ搭載
対応コーデックSBC/AAC
Bluetoothver.5.1
カラートリプルブラック(triple black)
ソープストーン(soap stone)
ストーンブルー(stone blue)
サンドストーン(sand stone)
QuietComfort Earbuds スペック表

こんな方におすすめ

今回ご紹介した「BOSE QuietConfort Earbuds」を一言でまとめると、高性能で使い勝手の良い機能持ったコスパの良いイヤホンです。

最後に、「BOSE QuietConfort Earbuds」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。

こんな方におすすめ
  • 強力なノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンをお探しの方
  • Boseが好き、重低音やパワフルな音質が好きな方
  • フィット感が良く、耳が痛くなりにくい快適なイヤホンをお探しの方
  • 音楽や動画だけでなく通話をしたりと、色々な場面で使用される方
こんな方にはおすすめできません
  • ゲームメインで使うイヤホンをお探しの方
  • マルチポイント機能を搭載したイヤホンをお探しの方