ambieから一見イヤホンに見えないデザインのワイヤレスイヤホンが発売になりました。
丸みを帯びたかわいらしいデザインもさることながら、耳をふさぐことなく音楽を楽しめる使い勝手の良さも注目されています。
カラーリングは全14色で展開されており、ファッションアイテムの一つとしても使えそうです。
そんな「ambie AM-TW01」はどんなシーンで活躍し、どのような機能を持っているのでしょうか?
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「ambie AM-TW01」の魅力をお伝えします。
- 耳をふさがないので、音楽を聞きながら周囲の音もしっかり聞こえる
- デザイン性が高いので、イヤホンだけでなくアクセサリー感覚で使える
- 軽量かつ外れにくいので、ジョギングなどの運動中にも使える
- 耳が痛くなりにくので、長時間着けていられる
- マルチポイントが非対応
- 大音量で音楽を聞くと音漏れが気になる
タップできる目次
ambie(アンビー) sound earcuffs AM-TW01のレビュー
外観
充電ケースのサイズは、高さ37.3mm×幅66mm×奥行21.2mm、重量もわずか33.4gとコンパクトで軽量に仕上がっています。
ケースの厚みも抑えられているので、上着やズボンのポケットに入れて気軽に持ち運ぶこともできます。
また、女性の小さなカバンでもスペースを取りすぎることもありません。
充電ケースの質感は、サラサラとした触感のマット調の加工が施されています。
キズや指紋が目立ちにくい仕様なので、長く使っても使用感の出にくい質感になっています。
また、充電ケースの裏面には、汎用性の高いUSB Type-Cの端子が配置されています。
着け方と使い方
このイヤホンは、マグネットピアスやイヤーカフの様に、耳に挟んで装着します。
片耳わずか4.2gとかなり軽く、着けていることを忘れるぐらい違和感のない着け心地です。
イヤホンの赤丸部分にはスピーカーが搭載されており、耳の内側にくるように装着します。
青丸部分には、物理ボタンが搭載されているので、装着時に挟み込みようにしてクリックして操作を行います。
クリックをしても耳が痛くならないように、一定上は挟めないような仕様になっています。
物理ボタンはタッチセンサーに比べて、誤操作が起こりにくい
- 再生/一時停止:左右どちらかを1回クリック
- 音量を上げる:右を長押し
- 音量を下げる:左を長押し
- 次の曲へ:右を2回クリック
- 前の曲へ:左を2回クリック
- 電源を切る:左右どちらかを長押し
- 電源を入れる:左右両方を長押し
- 受話/終話:左右どちらかを1回クリック
ambie AM-TW01のカラーバリエーションは全14色、ホワイト/ブラック/ラベンダー/アッシュグリーン/ミストスカイ/ストーン/レモンソルベ/ネイビー/ベビーピンク/モカ/コーラルレッド/ラテ/グレープ/ミントとなっています。
ショッピングモールに無いカラーはambieのサイトで取り扱いがあります。
音質と通話品質
音質は前作よりもかなり改善されていて、BGMとして音楽を聞きやすい音質になっています。
イヤホンの構造上、低音は弱いものの、中高音域はしっかり聞くことができました。
コーデックは、SBC/AAC以外にも高音質コーデックのaptX/aptX Adaptiveにも対応しています。
高音質コーデックに対応のAndroid端末で接続すれば、音質の変化を体感できます。
「ambie AM-TW01」は骨伝導のイヤホンではないので、大音量で音楽を流すと音漏れが発生します。
しかし、音が直接耳穴に届くように独自のスピーカー技術を使っているので、適切な音量で音楽を聞いていればほとんど音漏れを感じません。
店頭で接客を行っていても、音漏れの少なさに驚かれる方が大半です。
ハンズフリー通話
このイヤホンには、左右にマイクが搭載されているので通話時に使用することができます。
通話品質は、静かな室内でしようするには十分な音質で、Teams・Zoomを利用したWeb会議やビデオ通話でも問題なく使えます。
周囲の雑音を軽減してくれる機能(CVC8.0)が搭載されていますが、外出先で通話テストを行ったところ、あまり効果を感じられませんでした。
とはいえ、使用する場所を選べば問題なく通話することは可能です。
対応デバイス
このイヤホンは、iPhoneやAndroidにも対応しており、以下のデバイスとも接続が可能です。
接続にはBluetooth通信を利用しており、バージョンは5.2を搭載。ワイヤレスでも安定した接続でヘッドホンを使うことができます。
iPhone・Android(アンドロイド)・ウォークマン・テレビ・PC・iPad・PS4・PS5・Nintendo Switchなど
※PCがwindowsの場合は、音楽再生の接続(A2DP)対応のBluetooth機能が必要
ノートパソコンの場合は、Bluetooth接続の機能が搭載されていることがほとんどですが、据え置き型のパソコンには接続できない場合があります。
Bluetooth接続用のアダプターが千円前後で販売されているので、そちらを利用すればワイヤレスイヤホンを利用することができます。
ペアリング方法
ペアリングはお持ちのデバイスのBluetooth設定から行います。
充電ケースの蓋を開ける
自動でペアリングモードになり、左右どちらかのイヤホンが点灯する
デバイス(iPhoneなど)のBluetooth設定から「ambie AM-TW01」を選択すると接続完了です。
次回からは電源を入れると自動的に接続されます
ペアリング・接続解除・充電ができないとき
ほとんどの場合、イヤホン本体が充電ケースにきっちり収納出来ていないことで起こる現象となります。
充電ケースで充電が行われていない場合は、片方だけ聞こえなくなったりするので、そんな時は再度充電を行ってみてください。
その他の機能
マルチペアリング機能
このヘッドホンは、複数デバイスのペアリング情報を記録することができます。※最大4台まで
同時にBluetooth接続を行うマルチポイントには対応しておりません。
防水性能
このイヤホンは、IPX5相当の防水性能を搭載しています。
噴流水に当たっても有害な影響を及ぼさないと定義されており、雨や汗にさらされても問題なく使えるレベルです。
電池残量の確認
残りのバッテリー残量はアプリからも確認することができます。
イヤホンの電源を入れた時に、LEDランプがオレンジ色で点滅するようになるとバッテリー残量が減っていますので、充電ケーブルを繋いでください。
ちなみに、充電中はオレンジ色で点灯するようになっていて、完了すると白色で点灯します。
着せ替えカバー(ソックス)
このイヤホンは、カバーを変えることで他のカラーに変更することができます。
ショッピングモールでは取り扱いが無く、ambieのサイトのみで販売しています。
アプリ(app)
「ambie AM-TW01」には専用のアプリ(iOS/Android)が用意されています。
バッテリー残量や操作ボタンの設定、音質の調整まで行えます。
低音が物足りないと感じればアプリから調整が可能
スペック表・価格
項目 | 仕様 |
発売日 | 2021/8 |
メーカー小売価格 | 16,000円 |
再生時間 | 最大6時間 (充電ケース込みで18時間) |
重量 | イヤホン本体:4.2g(片耳) 充電ケース込み:33.4g |
本体サイズ | 20.9mm x 27.9mm x 14.1mm |
ケースサイズ | 37.3mm× 66mm × 21.2mm |
充電時間 | 約2時間 |
充電方式 | USB Type-C |
マルチペアリング | 最大4台 |
マルチポイント | 非対応 |
通話機能 | 〇 |
防水性能 | IPX5(イヤホン本体のみ) |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive |
Bluetooth | ver.5.2 |
カラー | ブラック/ホワイト |
こんな方におすすめ
今回ご紹介した「ambie AM-TW01」を一言でまとめると、ファッション性と実用性を兼ね備えた、思わず身に付けたくなるワイヤレスイヤホンです。
最後に、「ambie AM-TW01」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 音質にこだわりはなく、BGM感覚で音楽を聞きたい方
- ジョギングや家事をしつつも、周りの音をしっかり聞きたい方
- テレワークなどでイヤホンを長時間装着される方
- 今までイヤホンのフィット感に悩んできた方
- イヤホンのデザインにもこだわりたい方
- 高音質でしっかりと音楽を聞きたい方
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。