「コスパの高いワイヤレスイヤホンを探している」、「あのちゃんが宣伝しているイヤホンが気になる」
日本の音響メーカーであるAVIOTは、手頃な価格でありながら音質にもこだわったイヤホンを提供しています。
今回ご紹介する「AVIOT TE-Q3」は、手ごろな値段ながらワイヤレスイヤホンに求められている機能を一通り搭載したコスパの高いイヤホンとなります。
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「AVIOT TE-Q3」の解説しています。
「AVIOT TE-Q3」の特徴は？
「AVIOT TE-Q3」を使ってみて感じた良い点・残念な点をまとめてみました。
- 充電ケースが非常にコンパクトで持ち運びしやすい
- ノイズキャンセリング機能が優秀
- 人気機能のマルチポイントを搭載
- ボーカルメインで聞けるドンシャリ傾向の音質
- ワイヤレス充電は非対応
- 高音質コーデックは非対応
「AVIOT TE-Q3」は、１万円前後でワイヤレスイヤホンをお探しなら候補に入れてほしいイヤホンの一つです。
安心の日本の音響メーカー
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「AVIOT TE-Q3」のレビュー
「AVIOT TE-Q3」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
AVIOT TE-Q3の外観と使い方
「AVIOT TE-Q3」は、業界トップクラスのコンパクト設計です。
筆者が今までレビューしてきたワイヤレスイヤホンの中でも一番ミニマムなサイズ。
イヤホン本体もコンパクトな設計で重さは、片耳わずか4.2gで充電ケースを含めても35gと非常に軽量。
軽さとコンパクトさから気兼ねなく持ち運びすることができます。
手に取った瞬間に驚きを感じるレベル
充電ケースの表面は、サラサラとしたマット加工が施されており、落ち着いた高級感のある印象を受けます。
この価格帯では珍しい多層塗装仕上げを採用、マットな質感と滑りにくい触り心地を両立しています。
こんなに小さくて軽いワイヤレスイヤホンなのに、機能が充実しているのはすごい。
傷にも強い仕様
「AVIOT TE-Q3」のカラーバリエーションは、ブラックオニキス/ラベンダージェイド/レッドスピネル/ラピスブルー/パールホワイト/ピンククオーツの６種類です。
豊富なカラーバリエーション
AVIOT TE-Q3の操作方法
イヤホンの側面（ゴールド部分）にはタッチセンサーが配置されています。
軽くタップすることで、音声の再生/一時停止・曲送りなどの操作をスマホを取出すことなく行えます。
アプリを使えば、操作の割り振りを変更することもできます。
- 再生/一時停止：右か左を１回タップ
- 音量上げる：左を３回タップ
- 音量下げる：左を２回タップ
- 曲送り：右を２回タップ
- 曲戻し：右を３回タップ
タッチセンサー部分に凹凸があるので、操作がわかりやすい
女性や小さい耳の方にもしっかりフィット
「AVIOT TE-Q3」は、イヤホン本体がコンパクトなので耳に収まりが良く、フィット感の高い仕様になっています。
耳穴にしっかりとフィットさせて使用するので、少しぐらいの運動ではズレることはありません。
イヤーピースがXS/S/M/Lの４種類も同梱されているので、あなたの耳のサイズに合わせて調整できます。
ヘッドバンドをしても落ちませんでした
ノイズキャンセリング機能は必要十分
「AVIOT TE-Q3」には優秀なノイズキャンセリング機能が搭載されています。
カフェや電車内などで発生しやすい、低音域から中音域のノイズをほとんど軽減してくれます。
高音域のノイズは軽減しきれない環境もありますが、音楽を流していれば気にならないレベルに抑制してくれます。
１万円前後のワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能はおまけのような性能のイヤホンが多い中、「AVIOT TE-Q3」はしっかりとノイズを軽減していることが体感できます。
この価格帯では十分なノイキャン性能
ドンシャリ傾向のパワフルサウンド
「AVIOT TE-Q3」は、コンパクトなボディーに大口径の10mmダイナミックドライバーを搭載しています。
その為、しっかりとした低音と厚みのある中音が力強く、高音域もクリアに鳴らしてくれます。
ボーカルメインで聞くような楽曲とも相性が良く、JｰPOPやロック・EDMも楽しく聞ける音質に仕上がっています。
また、AVIOTは日本語を聞きなれた人が心地よく感じるようなチューニングがなされているので、本当に気持ちよく音楽が聴ける。
音質目当てに購入してもいいイヤホンだと思う
外音取込モードを搭載
「AVIOT TE-Q3」の外音取込機能は必要十分な性能を搭載しています。
モードをオンにすると周囲の環境音を拾ってくれるので、人の会話や電車内でのアナウンスを聞くことができます。
ただし、周囲の音を取込む音量が少し小さいように感じたので、イヤホンをしながら長時間会話をしたり、小さい物音も聞き逃したくない方にはおすすめできません。
ホワイトノイズが少ない点は評価できる
外音取込モードの性能が高いイヤホンをお探しなら「AirPods Pro2」や「EAH-AZ80」がおすすめです。
自分の耳で周囲の音を聞いているかのような感覚なので、人との会話をスムーズに行えたり、小さい音も聞き逃しにくいイヤホンになっています。
通話中は周囲のノイズをカットしてくれる
「AVIOT TE-Q3」には、通話専用の高音質マイクが搭載されています。
通話中の周囲のノイズを軽減する機能も搭載されているので、通話相手にあなたの声をクリアに伝えてくれます。
周囲のノイズの判別・除去するAI技術を活用したアルゴリズムを搭載
静かな室内だけでなく、騒がしい環境でも安心して通話をすることができるのがうれしいポイントです。
Zoomを使ってWEB会議を１時間程度行いましたが、音声が途切れることもなくスムーズにやり取りができました。
通話性能は問題なし
イヤホンを収納ケースに入れて使用することで、きれいな状態で長く使うことができます。
便利なアプリが搭載されている
「AVIOT TE-Q3」には、専用アプリ「AVIOT SOUND ME」が用意されています。
アプリは無料でダウンロードでき、音質や使い勝手をカスタマイズ可能。
- イコライザー設定（音質調整）
- バッテリー残量の確認
- イヤホン操作の設定
- ボリュームコントロール
- ノイズキャンセリングの調整
- 外音取込機能の調整
- ゲーミングモード
- ファームウエアのアップデート
ホーム画面では、バッテリー残量やノイズキャンセリング・外音取込モードが選択できます。
アプリは直感的に使える
音質調整も各音域が細かく調整でき、プリセットも７種類用意されています。
その他、操作ボタンの変更やゲーミングモードも対応しており、あなたの好みに合わせてカスタマイズすることができます。
よくある質問（Q＆A）
「AVIOT TE-Q3」についての疑問や気になるポイントをまとめています。
AVIOT TE-Q3のペアリング方法は？
スマートフォンと接続する場合
充電ケースからイヤホンを取り出す
イヤホンのLEDインジケーターが点滅していることを確認
接続したいデバイスのBluetooth設定から「AVIOT TE-Q3」を選択すると接続が完了します。
PCに接続する場合
PCに接続する方法もスマートフォンと接続する方法と同じですが、PC側にBluetooth接続の機能が無い場合があります。
ノートパソコンであれば、基本的にはBluetooth機能が搭載されていますが、据え置きタイプのパソコンは確認する必要があります。
設定からBluetooth設定を見つけることができれば対応したパソコンとなりますが、Bluetoothの機能を搭載していないパソコンでも接続することは可能です。
アダプターをUSBポートに差し込むことですぐに使い始められるので、Bluetooth機能がない場合はアダプターをご使用ください。
AVIOT TE-Q3の不具合は？
「AVIOT TE-Q3」が片耳しか聞こえなくなった場合はリセットを行うことで不具合が解消することがあります。
「AVIOT TE-Q3」に限らず、一般的なワイヤレスイヤホンで起こる不具合もリセットすることで解消できる場合があるので、その一例も紹介します。
- 片耳しか聞こえない
- イヤホンの電源が入らない
- タッチ操作ができない
- 充電が行えない
- Bluetooth接続が不安定
- 音飛びやノイズが発生する
上記のような不具合がある場合は、一度リセットを行ってみましょう。
AVIOT TE-Q3が片耳しか聞こえない時の対処法は？
「AVIOT TE-Q3」が片耳しか聞こえなくなったり、音量が小さすぎる場合は、一度リセットを行いましょう。
それでも問題が解消されない場合は公式サイトの修理サポートへ連絡してみましょう。
AVIOT TE-Q3の遅延は気になる？
「AVIOT TE-Q3」には、ゲーミングモードが搭載されています。
ゲームや動画を見る時に「ゲーミングモード」をオンにして使用することで、遅延の少ない環境でコンテンツを楽しむことができます。
AVIOT TE-Q3のノイズキャンセリングは弱い？
「AVIOT TE-Q3」のノイズキャンセリング性能は、他社メーカーの最上位モデルの性能には劣るものの、価格を考えると十分な性能を搭載しています。
強力なノイズキャンセリングを搭載したイヤホンには、ノイキャン特有の圧迫感を感じるモデルもあります。
それらのイヤホンと比較すると、「AVIOT TE-Q3」は圧迫感のない自然なノイキャンで音楽を聞くことが可能です。
AVIOT TE-Q3を水没させてしまった時はどうしたらいい？
「AVIOT TE-Q3」はIPX4相当の防水機能を搭載したイヤホンですが、完全防水ではありません。
そのため、水没させてしまった場合は、すぐに通電せずに内部が乾燥するまでしばらく置いておきましょう。
そのあと、充電を行ってみて動作を確認することで、使える可能性を上げることができます。
それでも問題が解消されない場合は公式サイトの修理サポートへ連絡してみましょう。
AVIOT TE-Q3はWeb会議やテレワークで使える？
お使いのデバイスとBluetooth接続が行えれば、使用することができます。
「AVIOT TE-Q3」は、静かな環境であれば問題なく通話やWEB会議で使うことができます。
片耳でも使える
AVIOT TE-Q3のバッテリー性能は？
「AVIOT TE-Q3」はイヤホン単体で最大11.5時間、充電ケースを含めると最大34時間使えるロングバッテリー性能を搭載しています。
また、10分の充電で最大1.5時間使用できる急速充電にも対応しているので、万が一バッテリーが切れていても大丈夫。
わずかな時間の充電で使い始めることが可能です。
AVIOT TE-Q3を無くしたり紛失した場合は？
「AVIOT TE-Q3」には、スマートフォンと最後に通信を行った場所を記録する機能が搭載されています。
紛失したであろう場所が地図に表示されるため、イヤホン探しの手掛かりになります。
スペック・価格の一覧表
| 発売日 | 2023/10/2 |
| 販売価格 | 11,990円（税込） |
| タイプ | カナル型 |
| 充電方式 | USB Type-C |
| コーデック | SBC,AAC |
| ドライバー | 10mm |
| 重量 | 片耳4.2g 35g（充電ケース込） |
| 連続再生時間 | イヤホン単体：最大11.5時間 充電ケース込：最大42時間 |
| 充電時間 | 約1.5時間 |
| マイク | 〇 |
| 防塵防水性能 | IPX4 |
| カラーバリエーション | ブラックオニキス ラベンダージェイド レッドスピネル ラピスブルー パールホワイト ピンククオーツ |
| Bluetoothバージョン | Ver.5.3 |
| 低遅延 | ○ |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「AVIOT TE-Q3」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「AVIOT TE-Q3」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- ボーカルメインで音楽を楽しみたい方
- コスパの高いイヤホンをお探しの方
- 装着感が良く、長時間着けていても疲れにくいイヤホンをお探しの方
- コンパクトで持ち運びがしやすいイヤホンをお探しの方
- 高音質コーデックを搭載したイヤホンをお探しの方
- ワイヤレス充電ができるイヤホンをお探しの方
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。