【レビュー】Jabra Elite 7 Proの通話品質は悪い?Jabraの最上位モデルを徹底的に使ってみた感想をご紹介

Elite 7 Proが欲しいけど、通話品質が気になる」、「音質と使い勝手の良いイヤホンをなるべく安く購入したい

そんなお悩みはありませんか?

今回ご紹介する「Elite 7 Pro」を製造しているJabraはデンマークの会社で、ヘッドセットの製造を行う音響メーカーです。

マイク性能や音質に定評があるメーカーで、「Elite 7 Pro」は通話性能を高めるために骨伝導のマイクも搭載しています。

また、音質やノイズキャンセリングなどの機能だけでなく、装着感やアプリを使ったカスタマイズ性に優れ、完成度の高いイヤホンとなります。

この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Jabra Elite 7 Pro」の解説しています。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

「Jabra Elite 7 Pro」の特徴は?

「Elite 7 Pro」は、通話性能だけでなく、音質・装着感・カスタマイズ性に優れたイヤホンで、非常に完成度の高いモデルとなっています。

良い点
  • 解像感の高い音質で幅広い音楽を楽しめる
  • ノイズに強い優秀なマイクを搭載
  • 周囲の環境音を軽減してくれるノイキャン性能搭載
  • 2台に同時接続できるマルチポイントに対応
残念な点
  • ゲーミングモード非搭載
  • 高音質コーデック非対応

この記事の執筆時点(2023/9/1)では、実売価格が19,000円程度て販売されています。

販売当初より、3割程度安くなっており、金額と機能を考えてもコスパの高いイヤホンです。

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「Jabra Elite 7 Pro」の評判・口コミは?

SNSやショッピングサイトでの「Elite 7 Pro」の評判や口コミを調査してみました。

音質と通話品質の高さを評価するコメントが多かった

「Jabra Elite 7 Pro」のレビュー

「Elite 7 Pro」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。

Jabra Elite 7 Proの外観と使い方

「Elite 7 Pro」は、手のひらに収まるほどコンパクトなデザインで、サイズは横幅7.0×奥行4.0×高さ2.5cmとなります。

イヤホン本体の重さは、片耳わずか5.4gで充電ケースを含めても55gと軽く、気兼ねなく持ち運ぶことができます

ズボンのポケットにもスッキリ収まる

Jabra Elite 7 Proの操作方法

イヤホンの側面には物理ボタンが配置されています。

軽くクリックすることで、音声の再生/一時停止・曲送りなどの操作をスマホを取出すことなく行えます。

主な操作一覧
  • 再生/一時停止:右を1回クリック
  • 音量上げる:右を長押しする
  • 音量下げる:左を長押しする
  • 曲送り:右を2回クリック
  • 曲戻し:右を3回クリック
  • モードの切替:左を1回クリック

軽くて安定した装着感

「Elite 7 Pro」は、イヤホンの厚みが抑えらえれているので、耳から飛び出すことなくしっかりと収まってくれます。

イヤホンの形状は人間工学に基づいて設計されているので、耳穴だけでなく耳全体でイヤホンを支えています。

そのため、耳への負担が分散されて長時間付けていても疲れにくいイヤホンとなっています。

イヤーピースもサイズ違いが3種類同梱さてれているので、あなたの耳のサイズに合わせて変更することができます。

イヤホン本体は、AirPod Proシリーズ並みに軽い

必要十分なノイズキャンセリング性能

「Elite 7 Pro」を騒音の多いとされる、電車内やカフェなどで使用してみましたが、ほとんどのノイズを軽減してくれ、快適に音楽を楽しむことができました。

イヤホン本体のフィット感が高いので、ノイズキャンセリングと合わせることでかなりの遮音効果が生まれます。

最新の高級イヤホンの性能には劣るものの、ノイズキャンセリングの効果を十分体感できるイヤホンです。

音楽を流せば、ほとんどのノイズは聞こえない

パワフルさと繊細さを併せ持った音質

「Elite 7 Pro」の音質は、ジャブラらしい引き締まった低音だけでなく、高音のクリアさも追加されており、ジャンル問わず音楽が楽しめる音質に仕上がっています。

前作の音質は、パワフルでパンチのある低音が魅力的であった一方、高音はやや自然さに欠ける音質でした。

今作になることで、魅力的な低音はそのままに、クリアで気持ちいい高音に進化しました。

ロックやDEMのようなアップテンポな曲だけでなく、繊細な表現が必要なジャズやクラシックなども楽しめるようになりました。

外音取込モードを搭載

「Elite 7 Pro」の外音取込機能は優秀で、周囲の環境音を自然に取り込んでくれます。

「サー」といったホワイトノイズをほとんど感じないので、音楽を流せばBGM感覚で音楽を楽しむことができます。

そのため、周囲の音を聞きたい時などに外音取込機能を使って「ながら聞き」をすることが可能です。

車に注意する必要がある道路や、家事をしながら周囲の音を聞きたい時なども使えます。

アプリを使って5段階で調整することもできる

高い通話品質であなたの声をクリアに伝える

「Elite 7 Pro」には、通話専用のマイクが搭載されています。

通話中の周囲のノイズを軽減する機能も搭載しているので、騒がしい場所でもあなたの声をクリアに届けてくれます。

さらに、「Elite 7 Pro」は風を検知すると骨伝導のマイクに切り替わり、あなたの声が通話相手にしっかりと届くようサポートしてくれます。

さすがヘッドセットのメーカー!通話品質は高い

便利なアプリが搭載されている

「Elite 7 Pro」には、専用アプリ「Jabra Sound+」が用意されています。

アプリは無料でダウンロードでき、音質や使い勝手をカスタマイズ可能。

アプリの機能一覧
  • イコライザー設定(音質調整)
  • バッテリー残量の確認
  • サウンドスケープ
  • イヤホン操作の設定
  • ボリュームコントロール
  • ヘッドセットの設定
  • ヘッドセットのパーソナライズ
  • ファームウエアのアップデート

アプリのトップ画面にサウンドモードが用意されており、ノイズキャンセリングの強度を手動で調整することができます。

音質調整(イコライザー)も用意されているので、5つの音域を自由に操作して好みの音質に調整可能。

その他には、あなたの耳に合わせて音質を調整してくれたり、ファームウエアのアップデートもアプリから行えます。

よくある質問(Q&A)

「Jabra Elite 7 Pro」についての疑問や気になるポイントをまとめています。

Jabra Elite 7 Proと85tの比較をすると?

Jabra Elite 7 Proを検討されている方の中には、85tとの違いが気になっている方もいるのではないでしょうか。

両者の違いを表にまとめてみました。

項目7 Pro85t
発売日2021/10/14202/11/12
ドライバー6mm12mm
最大再生時間イヤホン単体:8時間
充電ケース込:30時間
イヤホン単体:5.5時間
充電ケース込:25時間
防水・防塵性能IP57IPX4
重さイヤホン片耳:5.4gイヤホン片耳:7.0g
Bluetooth5.25.1
マルチポイント対応
コーデックSBC/AAC
Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 85tの比較表

上記のスペックや特長からそれぞれのイヤホンをおすすめできる方をまとめてみました。

Jabra Elite 7 Proがおすすめの方
  • 長時間イヤホンを使用する方や、頻繁に充電したくない方
  • 屋外や外出先で通話をする方
  • 防塵防水性の高いイヤホンをお探しの方
Jabra Elite 85tがおすすめの方
  • コスパの良いイヤホンをお探しの方
  • パワフルかつ迫力のある音質を楽しみたい方
  • 室内で通話をする方

Jabra Elite 7 Proのペアリング方法は?2台目の接続方法も解説

スマートフォンと接続する場合

STEP

充電ケースからイヤホンを取り出す

STEP

イヤホン本体のボタンを長押し(両方)

STEP

充電ケースのLEDインジケーターが青色に点滅するので、接続したいデバイスのBluetooth設定から「Jabra Elite 7 Pro」を選択すると接続が完了します。

Jabra Elite 7 ProをPCに接続する場合

PCに接続する方法もスマートフォンと接続する方法と同じですが、PC側にBluetooth接続の機能が無い場合があります。

ノートパソコンであれば、基本的にはBluetooth機能が搭載されていますが、据え置きタイプのパソコンは確認する必要があります。

設定からBluetooth設定を見つけることができれば対応したパソコンとなりますが、Bluetoothの機能を搭載していないパソコンでも接続することは可能です。

アダプターをUSBポートに差し込むことですぐに使い始められるので、Bluetooth機能がない場合はアダプターをご使用ください。

2台目に接続する方法(マルチポイント)

2台目のデバイスに接続する方法は非常に簡単です。

1台目のデバイスを登録した時と同じ要領で操作を行います。

次回イヤホンを使用する時は、電源が入った時点で両方のデバイスに自動で接続されます。

「Jabra Elite 7 Pro」のマルチポイントは、一度設定しておくと自動で切り替わるので手動で操作する必要はありません。

Jabra Elite 7 Proのマイクが聞こえないなどの不具合

「Elite 7 Pro」が片耳しか聞こえなくなった場合はリセットを行うことで不具合が解消することがあります。

「Elite 7 Pro」に限らず、一般的なワイヤレスイヤホンで起こる不具合もリセットすることで解消できる場合があるので、その一例も紹介します。

不具合の一例
  • 片耳しか聞こえない
  • イヤホンの電源が入らない
  • タッチ操作ができない
  • 充電が行えない
  • Bluetooth接続が不安定
  • 音飛びやノイズが発生する

上記のような不具合がある場合は、一度リセットを行ってみましょう。

「Elite 7 Pro」のリセット方法は、イヤホンを充電ケースに入れた状態で、ボタンを5秒間長押しをすることで初期化が行われます。

Jabra Elite 7 Proがアップデートできない時は?終わらない時の対処法も解説

「Elite 7 Pro」には、専用アプリ「Jabra Sound+」を使ってファームウエアのアップデートを行います。

アップデートに時間が掛かり過ぎたり、終わらないようなときはアプリを再インストールをすることで解消することがあるそうです。

また、バッテリー残量が十分でない時にアップデートを行うことで、途中で電池が切れることがあります。

アップデートを行う際には、十分に充電を行ってから作業を開始しましょう。

Jabra Elite 7 Proが片耳しか聞こえない時の対処法は?

「Elite 7 Pro」が片耳しか聞こえなくなったり、音量が小さすぎる場合は、一度リセットを行いましょう。

イヤホンを充電ケースに入れた状態で、ボタンを5秒間長押しをすることで初期化が行われます。

それでも問題が解消されない場合は公式サイトの修理サポートへ連絡してみましょう。

Jabraは2年の保証期間が付いているので安心

Jabra Elite 7 Proのノイズキャンセリングは弱い?

「Elite 7 Pro」のノイズキャンセリング性能は、他社メーカーの最上位モデルの性能には劣るものの、十分な性能を搭載しています。

強力なノイズキャンセリングを搭載したイヤホンには、ノイキャン特有の圧迫感を感じるモデルもあります。

それらのイヤホンと比較すると、「Elite 7 Pro」は圧迫感のない自然なノイキャンで音楽を聞くことが可能です。

ノイキャンに点数を付けると、7/10点ぐらい

Jabra Elite 7 Proを水没させてしまった時はどうしたらいい?

「Elite 7 Pro」はIP57相当の防水機能を搭載したイヤホンですが、完全防水ではありません。

そのため、水没させてしまった場合は、すぐに通電せずに内部が乾燥するまでしばらく置いておきましょう。

そのあと、充電を行ってみて動作を確認することで、使える可能性を上げることができます。

それでも問題が解消されない場合は公式サイトの修理サポートへ連絡してみましょう。

Jabra Elite 7 ProはWeb会議やテレワークで使える?

お使いのデバイスとBluetooth接続が行えれば、使用することができます。

「Elite 7 Pro」は通話専用のマイクを搭載したイヤホンで、通話品質の高いモデルです。

Jabraはヘッドセットを製造しているメーカーということもあり、他のモデルも通話性能が高い傾向にあります。

片耳でも使える

スペック・価格の一覧表

発売日2021/10/14
販売価格19,000円(税込)
タイプカナル型
充電方式USB Type-C/Qi(ワイヤレス充電)
コーデックSBC,AAC
ドライバー6mm
重量片耳5.4g
55g(充電ケース込)
連続再生時間イヤホン単体:最大8時間
イヤホン単体:最大30時間
充電時間約2.5時間
マイク
防塵防水性能IP57
カラーバリエーションブラック
ゴールドベージュ
チタンブラック
BluetoothバージョンVer.5.2
低遅延×
Jabra Elite 7 Proのスペック表

まとめ-こんな方におすすめ-

この記事では、「Elite 7 Pro」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。

最後に、「Elite 7 Pro」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。

こんな方におすすめ
  • 予算が2万円以下で、音質やノイキャン性能にこだわりたい方
  • 通話性能の高いイヤホンをお探しの方
  • フィット感が良く、長時間使用しても疲れにくいイヤホンをお探しの方
  • 2台同時接続が出来るマルチポイント機能があるイヤホンをお探しの方
こんな方にはおすすめできません
  • 低遅延モードのあるイヤホンをお探しの方
  • クリックではなく、タッチで操作を行いたい方

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