「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」のどちらを買うべきか迷っている
Apple傘下のBeatsから約3年ぶりにヘッドホンが発売されましたが、「AirPods Max」と比較して機能にどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」の音質・性能・装着感・使い勝手など、様々な角度から比較して解説しております。
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筆者ならこちらを選ぶ
「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」のどちらかを購入するなら、筆者は「Beats Studio Pro」を選択します。
筆者は外出先でヘッドホンを使用することが多いため、軽くて折り畳める携帯性に魅力を感じました。
また、最大40時間のバッテリー性能とデザイン性の高さも要因になっています。
とはいえ、「AirPods Max」にしかない機能もあるためその違いを把握できるように、違いを表にまとめました。
Beats Studio ProとAirPods Maxの比較表
両者のスペックを比較したところ、いくつかの違いが見られます。
項目 | Beats Studio Pro | AirPods Max |
---|---|---|
発売日 | 2023/8/9 | 2020/12/18 |
参考価格 | 49,800円 | 84,800円 |
ドライバ | 40mm カスタムドライバ | 40mm ダイナミックドライバ |
重量 | 260g | 385g |
再生時間 | 最大40時間 | 最大20時間 |
主な素材 | プラスチック | ステンレススチール・アルミ |
給食充電 | 10分で最大4時間 | 5分で最大1.5時間 |
充電時間 | 120分 | 90分 |
充電端子 | USB Type-C | Lightning |
プラグ形状 | 3.5mm | Lightning |
接続切替(Appleデバイス) | 1台のみ | 複数可能 |
接続切替(Androidデバイス | 複数可能 | 1台のみ |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
カラー | 4色 | 5色 |
どんな方がおすすめなのか?
スペック表や実際に使用した感想を元にそれぞれのヘッドホンをおすすめできる方をまとめてみました。
- 軽くて折り畳める携帯性の高いヘッドホンをお探しの方
- Beatsのデザインが好きな方
- 長時間使用できるバッテリー性能の高いヘッドホンをお探しの方
- 音の劣化がないロスレスに対応したヘッドホンが欲しい方
- Androidデバイスを複数使用していて、シームレスな切替をしたい方
- Appleデバイスとシームレスな接続切替をしたい方
- フラット傾向かつ解像度の高い音質のヘッドホンをお探しの方
- AirPods Maxのデザインや高級感を重視される方
- 自動装着検出機能が付いたヘッドホンをお探しの方
タップできる目次
Beats Studio ProとAirPods Maxの違いは?
「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」を比較するポイントは5つあります。
違いの大きいものから詳しく解説していきます。
音質の違い
「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」の一番の違いは音質になります。
「Beats Studio Pro」は、ドンシャリ傾向のパワフルな音質で、ロックやEDMなど迫力のある音楽と相性がいいです。
「AirPods Max」は、フラット傾向の解像感の高い音質で、バラードやクラシックなど繊細な音を表現するのが得意です。
有線で接続が可能
「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」はどちらも有線接続用のコードが付属されています。
「Beats Studio Pro」は、USB Type-Cと3.5mmのイヤホンジャックに差し込めて、どちらでも接続することができます。
USB Type-Cで接続すれば、ロスレス(音楽の劣化なく)で再生することが可能で、同時に充電もできてしまいます。
ただし、ノイズキャンセリングと外音取込機能は併用ができません。
また、USB Type-Cで接続すればプロファイルを選んで好みの音質に調整することができます。
- Beats Signature:音楽をバランスよくチューニング
- エンターテイメント:ゲームや映画をもっと楽しむ
- 会話プロファイル:通話やポッドキャストにおすすめ
ちなみに、3.5mmのイヤホンジャックの場合は、ロスレスではないもののノイズキャンセリングと外音取込機能が同時に使用することができます。
「AirPods Max」の場合は、Lightning端子を使うことで有線接続が行えます。
ただし、iPhoneやiPadに接続する際は変換用のケーブルが必要となりますし、ロスレスでの再生は対応していません。
「Beats Studio Pro」ならスイッチやPS5でも有線で繋げば、遅延なく使用することが可能
装着感と使用感について
「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」の外観は大きくことなります。
「Beats Studio Pro」は、前作の「Beats Studio 3」のデザインを継承しており、約6年も経過するのにその魅力は色褪せることなく、デザイン性の高さを感じます。
また、クッション部分が前作よりも柔らかくなっており、側圧も調整されていることから長時間の使用でも快適な着け心地を実現しています。
操作に関しては、右側のハウジング部分に物理ボタンが配置されていますので、そちらから操作が行えます。
- 再生/一時停止:ロゴ部分をクリック
- 音量を上げる:+ボタンをクリック
- 音量を下げる:ーボタンをクリック
- 次の曲へ:ロゴ部分を2回クリック
- 前の曲へ:ロゴ部分を3回クリック
- 受話/終話:電源ボタンをクリック
ヘッドホンを持ち運ぶ際は、付属している専用ケースに収納して持ち運べます。
コンパクトに折り畳めるのでカバンやリュックに入れてもスペースを取り過ぎることはありません。
「AirPods Max」は、フレームにステンレススチール、イヤーカップはアルミを採用しており、強度の高さと高級感のある見た目がおしゃれなヘッドホンです。
ヘッドバンド部分は通気性の高いメッシュ素材を採用しているので、夏場でも蒸れることなく使うことができます。
また、イヤークッション部分はマグネット式で取り外すことができるので、汚れたり劣化してきたら交換することができます。
操作に関しては、右側のハウジング部分に回転するDigital Crown(青丸)と物理ボタン(赤丸)が配置されていますので、そちらから操作が行えます。
- 再生/一時停止:Digital Crownを1回クリック
- 音量を上げる:Digital Crownを右に回す
- 音量を下げる:Digital Crownを左に回す
- 早送り:Digital Crownを2回クリック
- 巻き戻し:Digital Crownを3回クリック
- モード切り替え:物理ボタンを1回クリック
ヘッドホンを持ち運ぶ際は、付属している専用ケースに収納して持ち運べます。
折り畳むことはできませんが、ケースに入れることでヘッドホンをオフの状態にでき、ハウジング部分を傷から守ってくれます。
直感的に使える
ノイズキャンセリング性能の違い
「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」はどちらも強力なノイズキャンセリング性能を搭載しています。
ノイキャン性能は同じレベルだと感じましたが、違いがありました。
「AirPods Max」は強力がゆえにノイキャン特有の耳が詰まるような感覚が少し強いように思います。
一方、「Beats Studio Pro」は強力なノイキャンですが、耳が詰まるような感じは少なく自然な付け心地でした。
どちらのヘッドホンも、ノイキャンの強さは簡単に調整ができるので、自分の好みの強さにすることができます。
違和感の少ない「Beats Studio Pro」の方が好み
バッテリー性能
「Beats Studio Pro」はノイズキャンセリング機能をオフで使用すれば、最大40時間再生することが可能です。
ノイズキンセリング機能を使用した場合でも、最大22時間再生することができます。
「AirPods Max」はノイズキャンセリング機能をオンで使用すれば、最大20時間再生することが可能です。
ノイズキンセリング機能をオフにした場合の再生時間は開示されていません。
長時間使えるのは、Beats Studio Pro
カラーバリエーション
「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」では、カラーバリエーションに違いがあります。
「Beats Studio Pro」のカラーバリエーションは、左からブラック・ディープブラウン・ネイビー・サンドストーンの4色展開となります。
カラーバリエーションは少なめ
「AirPods Max」のカラーバリエーションは、スペースグレイ・シルバー・グリーン・スカイブルー・ピンクの合計5色展開となっています。
スペックの比較表
項目 | Beats Studio Pro | AirPods Max |
---|---|---|
発売日 | 2023/8/9 | 2020/12/18 |
参考価格 | 49,800円 | 84,800円 |
ドライバ | 40mm カスタムドライバ | 40mm ダイナミックドライバ |
重量 | 260g | 385g |
再生時間 | 最大40時間 | 最大20時間 |
給食充電 | 10分で最大4時間 | 5分で最大1.5時間 |
充電時間 | 120分 | 90分 |
充電端子 | USB Type-C | Lightning |
プラグ形状 | 3.5mm | Lightning |
接続切替(Appleデバイス) | 1台のみ | 複数可能 |
接続切替(Androidデバイス | 複数可能 | 1台のみ |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
カラー | 4色 | 5色 |
まとめ
この記事では、「Beats Studio Pro」と「AirPods Max」の違いについて解説していきました。
冒頭でもお伝えしたように、予算があれば「Beats Studio Pro」がおすすめとなります。
コスパの高さや、Appleデバイス間のシームレスな接続切替を優先される方は「Beats Studio 3」がおすすめです。
この記事があなたのヘッドフォン選びの参考になれば幸いです。
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家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。