JBL TUNE 680NC レビュー|オンイヤーでもノイズキャンセリングは使える?

軽いヘッドホンがいい。でも、ノイズキャンセリングも欲しい

この条件で探すと、意外と選択肢は限られます。

JBL TUNE 680NCは、
オンイヤー型のコンパクト設計ながら、ノイズキャンセリングやマルチポイントを搭載した1.5万円前後のモデルです。

ただし、

「オンイヤーってノイキャン弱くない?」
「長時間使うと痛くならない?」

と迷う方も多いはず。

この記事では、装着感・ノイキャン性能・音質の傾向を整理し、“後悔しにくい選び方”という視点で解説します。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

【総合評価85点】JBL「TUNE 680NC」の特徴

164gの軽さにノイズキャンセリング、空間サウンド、マルチポイントまで搭載。外出用としての実用性と価格のバランスが良く、機能面で大きな不満がないため85点と評価しました。※1.5万円以下のヘッドホンとして算出

次に「JBL TUNE 680NC」の特徴について、良い点と残念な点についてまとめてみました。

良い点
  • とにかく軽い(約164g)
  • オンイヤーでノイキャン付きは珍しい
  • 機能が充実(空間サウンド・マルチポイント)
  • 明るく楽しいJBLサウンド
残念な点
  • 遮音性はオーバーイヤーより弱め
  • ケースは付属しない

スペック・価格の一覧表

JBL「TUNE 680NC」と「TUNE 770NC」のスペックについてまとめてみました。

製品TUNE 680NCTUNE 770NC
タイプオンイヤー型オーバーヘッド型
販売価格16,500円(税込)12,980円(税込)
ドライバー32mm40mm
コーデックSBC
AAC
LC3
連続再生時間約76時間(ANCオフ時)
約50時間(ANCオン時)
約70時間(ANCオフ時)
約44時間(ANCオン時)
ノイズキャンセリングハイブリッド
ノイズキャンセリング
空間サウンド
Auracast
ハイレゾ有線時非対応
マルチポイント

JBL「TUNE 680NC」をおすすめできる方

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先程解説させて頂いた「TUNE 680NC」の特徴をもとに、このヘッドホンをおすすめできる方についてまとめてみました。

おすすめできる方
  • 長時間使用しても首や肩が疲れにくい製品をお探しの方
  • 気兼ねなく持ち運びができる製品をお探しの方
  • 便利な機能(ノイキャン・マルチポイントなど)を搭載した製品をお探しの方
  • ノリの良い楽曲を楽しく楽しみたい方
おすすめできない方
  • 自宅で長時間じっくり聴きたい方
  • ケース付きや高級感を重視する方

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JBL「TUNE 680NC」のレビュー

「TUNE 680NC」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。

製品の外観や同梱物

「TUNE 680NC」のパッケージは、いつも通り環境に配慮された厚紙を採用、梱包には問題なくヘッドホン自体は綺麗な状態で届きました。

同梱物としては、シンプルでヘッドホン本体に加えて、Type-Cケーブル、説明書が入っていました。

充電の用のコードは自分で用意する必要がある

ヘッドホンのデザインはこんな感じ。

全体的にサラサラとしたマットな質感で、ロゴ部分に光沢の加工が施されていて、高級感を感じる仕上がりになっています。

ちなみに、重さは約164gとオンイヤー型のヘッドホンの中でも軽くなっています。

高級感のあるデザインで、所有欲も満たしてくれる

ハウジングの内側には「L」と「R」の記載があるので、使用するときに左右を間違えることはありません。

また、可動域の広いスイーベル機構にも対応してるから無理なく首に掛けることもできます。

細かいことだけど、「L」と「R」の記載があるのは嬉しい

ハウジングの側面には物理ボタンが配置されていて、音量やノイキャンのオンオフの操作が行えます。

充電や有線接続できるポートも配置されていて、説明書を見なくても操作できるシンプルな使用です。

ほとんどの操作をヘッドホンから行えて便利

音質|JBLらしい“ノリの良さ”が際立つサウンド

JBL TUNE 680NCの音質は、ひと言で表すなら「分かりやすく楽しい音」です。

低音はしっかり量感があり、リズムを気持ちよく感じられるチューニング。
ドンとしたキックやベースラインが心地よく、音楽に自然とノレるバランスです。

中音域は埋もれにくく、ボーカルが前に出る印象。
ポップスやロックでは歌声がはっきりと聴こえます。

高音域はキレがありますが、過度に刺さる感じは抑えられており、長時間聴いても疲れにくい仕上がりです。

全体としては、細かい音の描写を追い込むタイプというよりも、
「音楽を気持ちよく楽しむ」方向のチューニング。

特に相性が良いジャンルは、

・ポップス
・ロック
・EDM
・ヒップホップ

逆に、クラシックやアコースティック中心で繊細な表現を重視する方は、もう少し落ち着いた傾向のモデルの方が合う可能性があります。

オンイヤー型としては十分満足度の高い音質

ノイズキャンセリング性能|“効きすぎない”実用重視のチューニング

JBL TUNE 680NCは、オンイヤー型としては珍しくハイブリッド式ノイズキャンセリングを搭載しています。

実際の効き方は、「完全に無音にする」というよりも、日常の雑音を和らげるタイプです。

例えば、

・エアコンや換気扇の音
・街中の環境音
・電車内の中高音ノイズ

こういった音はしっかり軽減してくれます。

一方で、

・電車や飛行機の低い走行音
・カフェでの人の話し声

については、オーバーイヤー型ほど強力ではありません。

ただし、ここがポイントです。

ノイズキャンセリングが強すぎない分、耳への圧迫感が少なく、違和感を感じにくいというメリットがあります。

これまで接客したお客様には、

強力な遮音性を求める方にはオーバーイヤー型
外出先でほどよく雑音を抑えたい方には680NC

とご案内することが多いです。

装着感|164gの軽さは魅力。ただしオンイヤーの特性は理解が必要

JBL TUNE 680NCは、耳を覆うオーバーイヤー型ではなく、耳に“乗せる”オンイヤー型です。

まず感じるのは、その軽さ。
重量は約164gと非常に軽く、首にかけても重さを感じにくい設計になっています。

通勤や通学など、毎日持ち歩く前提で使う場合、この軽さは大きなメリットです。

圧迫感も強すぎず、短時間の移動やカフェ作業などでは「付けていて楽」と感じる方が多いでしょう。

ただし、オンイヤー型特有の注意点もあります。

耳に直接パッドが当たる構造のため、2時間以上の連続使用では装着部分に疲れを感じる方もいます。

また、メガネと併用する場合は、当たり方によって違和感が出ることもあります。

そのためこのモデルは、
「長時間じっくり音楽に没頭する」というよりも、
「移動中や外出先で気軽に使う」用途に向いているヘッドホンです。

軽さと取り回しの良さを重視する方には、十分満足できる装着感と言えるでしょう。

その他の機能|便利な機能が充実

JBLには専用のアプリ「JBL Headphones」が用意されており、アプリを活用することでイヤホンの性能を最大限引き出すことが可能です。

アプリで設定できることを一覧でまとめてみました。

アプリを使ってできること
  • イコライザー調整(プリセット+手動カスタマイズ)
  • ノイズキャンセリング/外音取り込みの切り替え
  • 空間サウンドのオン/オフ(モード選択)
  • Personi-Fi 3.0による音の最適化
  • マルチポイント接続の管理
  • ボタン操作のカスタマイズ
  • バッテリー残量の確認
  • 自動電源オフ時間の設定

アプリを使えばたくさんの充実した機能を使用することができます。

まとめ-こんな方におすすめ-

JBL TUNE 680NCは、
「軽さ」と「実用性」のバランスを重視したオンイヤーヘッドホンです。

164gという軽さに、ノイズキャンセリングやマルチポイントといった必要十分な機能を備え、通勤・通学など“毎日持ち出す前提”で使う方には非常に扱いやすい一台に仕上がっています。

一方で、遮音性を最優先したい方や、自宅で長時間じっくり音楽に没頭したい方には、オーバーイヤー型の方が満足度は高いでしょう。

つまりこのモデルは、
「軽さ・サイズ感・機能のバランスを取りたい人」にとって、価格を考えても十分納得できる選択肢です。

使うシーンがはっきりしている方ほど、後悔しにくいヘッドホンと言えるでしょう。

おすすめできる方
  • 長時間使用しても首や肩が疲れにくい製品をお探しの方
  • 気兼ねなく持ち運びができる製品をお探しの方
  • 便利な機能(ノイキャン・マルチポイントなど)を搭載した製品をお探しの方
  • ノリの良い楽曲を楽しく楽しみたい方
おすすめできない方
  • 自宅で長時間じっくり聴きたい方
  • ケース付きや高級感を重視する方

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