「手頃な値段で高コスパのイヤホンが欲しい」
そんな願いを叶えてくれるのが、QCYから発売されている「MeloBuds Pro」です。
Amazonでは過去1ヶ月に500点以上販売された実績があり、その評価も4.0と高評価されていますが何が魅力でこのイヤホンが売れに売れているのでしょうか?
この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「MeloBuds Pro」の解説しています。
「MeloBuds Pro」の特徴や概要を動画でサクッとまとめていますので、時間がない方はこちらをチェックしてみてください。
【総合評価80点】QCY「MeloBuds Pro」の特徴は?
価格の割に充実かつ実用的な機能を搭載、この価格帯では珍しい自動着脱検知機能も搭載していることから、総合評価を80点にしました。※0.6万円以下のイヤホンとして算出
次に「MeloBuds Pro」の特徴について、良い点と残念な点についてまとめてみました。
- 軽い装着感かつ高いフィット感でズレにくい
- 専用アプリから音質の調整が自由に行える
- イヤホンが軽く、コンパクトなので持ち運びに便利
- 電車や飛行機内でもしっかりと効くノイキャンを搭載
- ワイヤレスの充電には対応していない
- LDACとマルチポイントの併用はできない
Soundcore「MeloBuds Pro」をおすすめできる方
先程解説させて頂いた「MeloBuds Pro」の特徴をもとに、このイヤホンをおすすめできる方についてまとめてみました。
- 初めてのワイヤレスイヤホンをご検討されている方
- 手頃な値段で買えるサブ機をお探しの方
- 5,000円前後で購入できるコスパの高いイヤホンをお探しの方
- 自分好みにカスタマイズできるイヤホンをお探しの方
- 音質重視でイヤホンを探している方
- ワイヤレスで充電できるイヤホンをお探しの方
スポンサーリンク
タップできる目次
Soundcore「MeloBuds Pro」のレビュー
「MeloBuds Pro」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。
イヤホンの外観や同梱物
「MeloBuds Pro」のパッケージは、最近主流の環境に配慮された簡易的な素材を採用。
特に安っぽさはなく、梱包もしっかりしていたのでパッケージに凹みや傷はない状態で届きました。
ハイレゾマークもしっかり入ってる
パッケージを開封してみると、イヤホン本体・イヤーピース・充電用のコード・説明書が同梱されていました。
付属している説明書は日本語で表記されているし、丁寧に図解入りで解説されているから分かりやすくて理解しやすかった。
付属品はそれぞれ袋に入れられていてとても丁寧
イヤホンを収納している充電ケースのサイズは、縦5.1×横5.6×高さ2.8cmと手のひらにすっぽりと収まるサイズ感。
総重量もわずか41.6gとワイヤレスイヤホンの中でも軽く、携帯性に優れたイヤホンです。
ズボンのポケットに入れても邪魔にならない
充電ケースを開けるとこんな感じにイヤホンが収納されていて、上部の蓋が大きく開くのでイヤホンが取り出しやすいのも嬉しいポイントです。
ケースの底面には、充電用の端子と操作用のボタンが配置されています。
イヤホンが掴みやすいので、取り出す際に落としにくい
「MeloBuds Pro」のイヤホンはショートスティック型の形状で、重さは片耳で約4.4gとワイヤレスイヤホンとしては軽い部類に入ります。
イヤホンの形状はシンプルですが、マットな質感と光沢感のある素材が相まって美しさを感じられます。
ロゴが入っていないのも個人的にはポイントが高い
イヤホン本体の側面部分には、タッチセンサーとなっているのでタップすることで操作が行えます。
操作のたびにスマートフォンを取り出す必要もないので、とても便利な機能です。
- 再生・停止:左右どちらかを2回タップ
- 次の曲へ:左右どちらかを3回タップ
- ゲーミングモード:左を長押し
- モードの切り替え:右を長押し
アプリで操作の割り振りを変更できるよ
カラバリ|3色展開で好みの色を選べる
「MeloBuds Pro」のカラーバリエーションは、ブラック・ホワイト・ゴールドの3色展開。
個人的にはブラックが好みで、このカラバリの中では一番高級感を感じられるから、迷っている人はブラックがおすすめ。
Amazonで一番売れているのはブラック
ブラックとホワイトを並べてみるとこんな感じ、充電ケースにはやや光沢がある。
イヤホンは、ホワイトよりもブラックの方が素材と光沢感のコントラストが綺麗で、とても5千円台のイヤホンには見えない。
音質|聞き疲れしにくい音質で、音質調整も柔軟に行える
「MeloBuds Pro」は弱ドンシャリ傾向で、長時間のリスニングでも聞き疲れしにくい音質に仕上がっています。
低音の深さや高音のクリアさは、ハイエンドモデルのイヤホンには劣りますが、価格を考えると十分な音質だと感じました。
相性の良い楽曲としてはロックやDEMが上げられ、ボーカルもしっかりと聞こえることからボーカルメインの楽曲も楽しめるイヤホンになっています。
ちなみに、専用アプリではあらかじめ用意されたプリセットを選択できるだけでなく、音域ごとに細かく調整できる機能もあるので、好きな楽曲を好みの音質で聴くことができます。
左右のオーディオバランスも調整が可能
ノイズキャンセリング|中低域のノイズをカット
「MeloBuds Pro」には、周囲のノイズをカットするノイズキャンセリングの機能が搭載されています。
5千円台のイヤホンにノイキャンが搭載されているだけで珍しいのですが、「MeloBuds Pro」は中低域のノイズをしっかりとカットしてくれます。
電車や飛行機内で発生しやすい中低音域をしっかりとカットしてくれるので、移動を快適に行いたい方におすすめのイヤホンです。
ノイキャンの性能を数値で評価するなら、10点満点中の7点と評価でき、同価格帯のイヤホンと比べるとトップクラスの性能。
価格を考えると十分過ぎる性能
装着感|軽い装着感なのに安定していてズレにくい
「MeloBuds Pro」の装着感の良さは付けた瞬間にわかります。
このイヤホンは3点に均等に力を分散するデザインが採用されているそうで、耳へのフィット感にこだわったイヤホンだと感じました。
イヤホンがズレる原因は、アゴを動かすことで耳穴の形状が変化し、その動きに伴ってイヤホンが押し出されて外れてしまいます。
しかし、「MeloBuds Pro」は独自のデザインと、楕円形のイヤーピースにより、耳穴の変形に対応し会話や食事をしていてもズレることなく使用することができました。
フィット感が非常に高いイヤホン
イヤホン本体の重量は片耳わずか4.4gと軽量なので、長時間イヤホンを使っていても耳が痛くなりにくいのも嬉しいポイントです。
装着感のテストで、イヤホンを付けたまま軽くランニング・会話・食事をしてみましたが違和感はなく、どのシーンでも落下を気にすることなく音楽を楽しめました。
イヤーピースも3サイズ入っているよ
外音取込|周囲の音がクリアに聞こえる
「MeloBuds Pro」には、イヤホンをしていても周囲の環境音を聞くことができる外音取込モードが搭載されています。
しかも、音の取り込みレベルを調整することもできるので、うるさい場合はレベルを下げて、聞こえないときはレベルを上げるなどの調整が可能。
イヤホンをしていても人と会話ができるぐらいクリアに聞こえるから、会話のたびにイヤホンを外す手間も必要ありません。
取り込みレベルは4がベストだと思う
その他の機能|便利な機能が充実
アンカーには専用のアプリが用意されており、アプリを活用することでイヤホンの性能を最大限引き出すことが可能です。
アプリで設定できることを一覧でまとめてみました。
- バッテリー状態の確認
- モードの切り替えや調整
- 着脱検知機能のオンオフ
- 風切り音の低減
- オーディオバランスの調整
- 音質の調整
- タッチ操作の変更
- ファームウエアの更新など
アプリを使えばたくさんの充実した機能を使用することができます。
スペック・価格の一覧表
発売日 | 2024/7/12 |
販売価格 | 6,980円(税込) |
充電方式 | USB Type-C |
コーデック | SBC/AAC/LDAC |
防水性能 | IPX5 |
連続再生時間 | 最大8.5時間 (充電ケースを併用すると最大34時間) |
充電時間 | 2時間 |
マイク | ○ |
カラーバリエーション | ブラック ホワイト ゴールド |
重さ | イヤホン本体:4.4g 充電ケース含む:41.6g |
マルチポイント | ○ |
まとめ-こんな方におすすめ-
この記事では、「MeloBuds Pro」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。
最後に、「MeloBuds Pro」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。
- 初めてのワイヤレスイヤホンをご検討されている方
- 手頃な値段で買えるサブ機をお探しの方
- 5,000円前後で購入できるコスパの高いイヤホンをお探しの方
- 自分好みにカスタマイズできるイヤホンをお探しの方
- 音質重視でイヤホンを探している方
- ワイヤレスで充電できるイヤホンをお探しの方
スポンサーリンク
家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。