JBL Tune Flex 2をレビュー!スケルトンがカッコいいイヤホンをご紹介

人と被らないデザインのイヤホンが欲しい

今回、JBLから発売された「Tune Flex 2」はスケルトンカラーが目を惹くデザインかつ、2WAY使用のできる便利な製品です。

好評だった前作「Tune Flex」のデザインを継承しつつ、機能や音質が進化しているそうなので、早速使ってみました。

この記事では、筆者が実際にイヤホンを使用してみた感想や、店員として接客中に頂いたお客様の声を元に「Tune Flex 2」の解説しています。

筆者のプロフィール

家電量販店のオーディオコーナーで店員をしつつ、大好きなイヤホン・ヘッドホンの魅力を発信しています。

製品の特徴をサクッと確認した方は動画を用意していますので、チェックしてみてください。

【総合評価80点】JBL「Tune Flex 2」の特徴

ワイヤレスイヤホンに求められる機能を一通り搭載、他にない2WAY使用ができる独自性もあるため、総合評価を80点としました。※1.6.万円以下のイヤホンとして算出

次に「Tune Flex 2」の特徴について、良い点と残念な点についてまとめてみました。

良い点
  • デザイン性が高く、ガジェットとしての所有欲を満たしてくれる
  • 用途に合わせてイヤーピースを取り替えられる
  • カナルタイプの音質が特に良く、パワフルな低音も楽しめる
  • 片耳わずか4.2gと軽く、長時間の装着でも疲れにくい
残念な点
  • ワイヤレスの充電には対応していない
  • 自動着脱検知の機能を搭載していない

スペック・価格の一覧表

JBL「Tune Flex 2」のスペックについてまとめてみました。

発売日2025/3/13
販売価格15,950円(税込)
充電方式USB Type-C
コーデックSBC/AAC/LC3
防水性能IP54
連続再生時間最大12時間(BTオン&ANCオフ時)
最大8時間(BTオン&ANCオン時)
充電時間2時間
マイク
カラーバリエーションブラック/ホワイト/モーヴ
重さイヤホン本体:4.2g
充電ケース含む:43.6g
マルチポイント
JBL「Tune Flex 2」のスペック表

JBL「Tune Flex 2」をおすすめできる方

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先程解説させて頂いた「Tune Flex 2」の特徴をもとに、このイヤホンをおすすめできる方についてまとめてみました。

おすすめできる方
  • おしゃれな見た目のイヤホンをお探しの方
  • 用途に合わせてイヤーピースを交換して使いたい方
  • イヤホンを使ってクリアな音声で通話をしたい方
  • ノイキャンがしっかりと効くイヤホンをお探しの方
おすすめできない方
  • イヤホンを外すと自動で一時停止される機能が欲しい方
  • ワイヤレスで充電できるイヤホンをお探しの方

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JBL「Tune Flex 2」のレビュー

「Tune Flex 2」を使ってみた感想や、使い勝手をご紹介します。

イヤホンの外観や同梱物

「Tune Flex 2」のパッケージは、いつも通り環境に配慮された厚紙を採用。

プラスチックは最小限しか使用されていませんが、梱包には問題なくイヤホン自体は綺麗な状態で届きました。

最上位モデルと同じパッケージ

パッケージを開封してみると、イヤホン本体・充電用のコード・説明書・イヤーピース・イヤーピースのケースが同梱されていました。

イヤーピースはカナル型タイプがサイズ別に3種類付属していますので、装着感を調整できます。

持ち運び用のイヤーピースのケースが付属してるのが嬉しい

イヤホンを収納している充電ケースのサイズは、縦4.5×横5.0×厚み2.5cmとやや厚みがあります。

総重量はわずか43.6gと軽量なので、上着のポケットに入れて持ち運んでも重さをほとんど感じことはありません。

ストレスなく持ち運べるよ

充電ケースを開くとこんな感じ。

蓋が大きく開閉しますが、初めて取り出す際はイヤホンが滑って若干取り出しにくさを感じました。

コツさえ掴めばスムーズに取り出せる

インナーイヤー型の状態

「Tune Flex 2」のイヤホンはイヤーチップを交換することで、インナーイヤー型とカナル型の両方の仕様に変更することができます。

カナル型の状態

先端のイヤーチップは簡単に取り外すことができ、用途に合わせて変更することができます。

インナーイヤー型はこんな時に
  • 軽い装着感なので、長時間使用したい時に
  • 周囲の音を聞きながら作業や勉強がしたい時に
  • ランニングやワークアウトをする時に
カナル型はこんな時に
  • ノイキャンを使って周囲のノイズをカットしたい時に
  • 音漏れが心配な場面でイヤホンを使う時に
  • 通話やWEB会議など周りの話し声が気になるときに

交換用のイヤーチップを持ち運ぶためのケースも付属しているので、外出先で交換する時もカバンの中から探しやすくなっています。

細かな配慮が嬉しい

イヤホンの側面部分にはタッチセンサー式のボタンが配置されているので、タップすることで操作が行えます。

操作のたびにスマートフォンを取り出す必要もないので、とても便利な機能です。

主な操作
  • 再生・停止:左右どちらかを1回タップ
  • 次の曲へ:左右どちらかを2回タップ
  • モード切り替え:左右どちらかを長押し

イヤホンから音量の調整ができるのはありがたい

音質|前作よりも大幅に低音が強化されている

「Tune Flex 2」はイヤーチップを変更することで、インナーイヤー型とカナル型の両方の音質を楽しむことができます。

インナーイヤー型は密閉感が少なくなるので、その分低音が逃げやすく迫力のない音質になりやすいですが、今作はインナーイヤー型でもパワフルさが失われていません。

インナーイヤー型はこんな時におすすめ
  • 聞き疲れが少ないので、長時間のリスニング時に
  • 空間の広がりを感じたいライブ音源や映画時に
  • 周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたい時に

一方、カナル型のイヤーチップの音質はより迫力のある低音を楽しめる音質になっており、前作よりも大幅に進化している印象。

カナル型はこんな時におすすめ
  • パワフルな低音でロックやEDMを楽しみたい時に
  • ノイキャンを使って音楽に没入したい時に
  • 解像感や臨場感を上げたい時に

イヤーチップを交換するだけで、装着感を変えられるだけでなく違った音質を楽しめるのが「Tune Flex 2」の最大の特徴。

専用アプリからは音質を自由に調整できるイコライザーも搭載されており、好みの音質にカスタマイズすることもできます。

自分で音質を調整するのが難しい方にはあらかじめ用意されているプリセットを選択することで好みの音質に近づけられる便利な機能も用意されています。

低音を強化することもできるよ

ちなみに、動画と音声の遅延を最小限に抑えるビデオモードにも対応してるから、音楽だけでなく動画や映画も迫力のある音質で楽しめる。

一台あればいろんな場面で活躍してくれる

ノイズキャンセリング|カナル型での使用時はかなり強力

「Tune Flex 2」はインナーイヤー型とカナル型の両方をイヤーチップを変更することで使い分けることができます。

インナーイヤー型は密閉度が少ないため物理的な遮音性が下がりますが、ノイキャン自体は効いてくれます。

しかし、カナル型での使用時よりは効果が薄くなるため、周囲の音をしっかりとカットしたい場合はカナル型のイヤーチップへの変更がおすすめ

カナル型の状態

前作よりも中低域のノイズをカットする性能が進化しているので、気になる電車・バスの走行音や人の会話などをしっかりとカットしてくれます。

快適に移動したい方や仕事や勉強に集中したい時におすすめのイヤホンだと感じました。

周囲の音をカットするノイズキャンセリング機能ですが、それとは正反対の機能で外音取込機能も搭載しています。

イヤホンを装着したままでも周りの音が聞こえるため、仕事や家事をしながら音楽を楽しむこともできます

「Tune Flex 2」には、2種類の外音取込機能(アンビエントアウェア・トークスルーモード)があり、シーンによって使い分けることも可能。

  • アンビエントアウェア:常時周囲の音を取込めるモード
  • トークスルーモード:会話したい時だけ音楽の音量を抑えてくれるモード

どちらのモードも優秀なマイクが周囲の音を再現してくれるので、違和感なく使うことができます。

装着感|さすがJBLと言った装着感で快適

JBLのイヤホンをたくさん使用してきた筆者ですが、今作の「Tune Flex 2」もフィット感が良く、快適に使用することができました

カナル型の状態

JBLのイヤホンは楕円形のイヤーチップを採用することが多く、耳穴の形状が変化する会話や食事など口を動かす動作をしてもズレにくくなっています。

スティック型を採用することでより安定感を増している

片耳わずか4.2gという計量さも合わさって付けているのを忘れるぐらい快適に使用することができ、長時間のリスニングでも耳が痛くなりにくい

もちろん、イヤーピースも3サイズ同梱されているので、あなたの耳に合わせて調整ができるようになっています。

その他の機能|便利な機能が充実

JBLには専用のアプリ「JBL Headphones」が用意されており、アプリを活用することでイヤホンの性能を最大限引き出すことが可能です。

アプリで設定できることを一覧でまとめてみました。

アプリを使ってできること
  • バッテリー状態の確認
  • イコライザー調整
  • 空間サウンドの切り替え
  • ゲーミングモードのオンオフ
  • マルチポイント機能のオンオフ
  • タッチ操作の変更
  • 音声プロンプトの変更
  • イヤホンの左右のサウンドバランス調整
  • 通話時の音質調整
  • 最大音量のリミッター
  • イヤホンを見つける機能
  • バッテリー節約の設定
  • リラックスサウンドの選択
  • ファームウエアの更新など

アプリを使えばたくさんの充実した機能を使用することができます。

イヤホンを探す機能が特に優秀

まとめ-こんな方におすすめ-

この記事では、「Tune Flex 2」を実際に使ってみた感想や音質のレビューをさせて頂きました。

最後に、「Tune Flex 2」をおすすめする方と、こんな方にはおすすめできない方をまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。

おすすめできる方
  • おしゃれな見た目のイヤホンをお探しの方
  • 用途に合わせてイヤーピースを交換して使いたい方
  • イヤホンを使ってクリアな音声で通話をしたい方
  • ノイキャンがしっかりと効くイヤホンをお探しの方
おすすめできない方
  • イヤホンを外すと自動で一時停止される機能が欲しい方
  • ワイヤレスで充電できるイヤホンをお探しの方

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